2018年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | 無機化学Ⅲ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 梅垣 哲士 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K81A |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 21世紀の先端技術の基盤となる無機材料を理解するのに必要な基礎知識を修得できる. 無機化学Ⅲは無機化学Ⅰで修得した原理,法則をもとにトピックスも含め工学的実例を交えて講義を行い,p-ブロック元素の一部(酸素族,ハロゲン,希ガス),d-ブロック,f-ブロック元素の物質各論を重点的に修得できる. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
無機化学の最近のトピックス,工学的な実例について板書形式で講義を行う.本年度はサマーセッションにて講義を行う.なお,授業内容を把握してもらうために課題提出も行う. |
履修条件 | 無機化学ⅠおよびⅡを受講していることが望ましい. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
講義後、講義内容を十分に復習するとともに、理解できなかった点を整理し、質問の準備をする。またレポート課題が提出された場合は、次回の講義までにレポートを作成し、提出すること。 |
授業計画
第1回 | 概論 電子軌道から周期表や元素について概説する. |
---|---|
第2回 | p-ブロック元素(第16族)酸素族元素の特徴 |
第3回 | p-ブロック元素(第16族)(1) 酸素族元素の電子構造,一般的性質 |
第4回 | p-ブロック元素(第16族)(2) 単体の製造方法,化合物,用途 |
第5回 | p-ブロック元素(第17族)ハロゲン元素の特徴 |
第6回 | p-ブロック元素(第17族)(1) ハロゲン元素の電子構造,一般的性質 |
第7回 | p-ブロック元素(第17族)(2) 単体の製造方法,化合物,用途 |
第8回 | p-ブロック元素(第18族)希ガス元素の特徴 |
第9回 | p-ブロック元素(第18族)(1) 希ガスの電子構造,一般的性質,単体の製造方法,用途 |
第10回 | d-ブロック元素 d-ブロック元素の特徴 |
第11回 | d-ブロック元素 (1)d-ブロック元素の電子構造,一般的性質 |
第12回 | d-ブロック元素 (2)d-ブロック元素の用途,化合物 |
第13回 | f-ブロック元素 f-ブロック元素の特徴 |
第14回 | f-ブロック元素 (1)f-ブロック元素の電子構造,一般的性質,用途,化合物 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
教科書はとくに指定はしないが,以下のいずれかの参考書があると講義の理解に役立つ.
|
---|---|
参考書 |
萩野 博,飛田博実,岡崎雅明 『基本無機化学』 東京化学同人 2006年 第2版
J.D.Lee著,浜口 博訳 『リー 無機化学』 東京化学同人 1982年 第1版
|
成績評価の方法 及び基準 |
課題および試験により評価する |
質問への対応 | 授業中,授業終了後において質問を随時受け付ける.また,メールによる質問も受け付ける.ただし,携帯電話からのメールは遠慮願いたい. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館 2階 221B室 E-mail:umegaki.tetsuo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 09:30 ~ 18:00
|
学生への メッセージ |
無機化学Ⅲは無機化学Ⅱの範囲外の元素を対象としておりますので,無機化学Ⅱを受講していなくても理解できるよう講義します.しかし,講義の進め方は無機化学Ⅰで習った内容を基本としていますので,無機化学Ⅰは必ず受講して下さい. |