2018年 大学院理工学研究科 シラバス - 交通システム工学専攻
設置情報
科目名 | 交通システム工学特別講義 | ||
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設置学科 | 交通システム工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 小早川・轟 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | B31B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 交通システム工学の各分野における最新の理論や取り組みに関して、各分野を専門とする担当者が講義を行い、交通システム工学分野における研究活動を行う上で必要となる知識と能力を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各担当教員が講義を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
各講義に関する研究論文などを事前に読み、基礎的な理論などを事前に学習しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 「駐車政策の変遷と附置義務駐車緩和政策」に関する事例紹介(小早川)1 これまでの駐車政策の変遷と近年の話題となっている附置義務駐車台数の地域ルールに関する事例紹介を行う。 |
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第2回 | 「地域の交通安全対策」に関する事例紹介(小早川)2 千葉県における交通安全対策とその効果に関する事例紹介を行う。 |
第3回 | 「災害時の空港運用の現状と課題」に関する事例紹介(轟)1 |
第4回 | 「水上空港ネットワーク構想」に関する事例紹介(轟)2 |
第5回 | 「海外における交通情報収集の現状」に関する事例紹介(石坂)1 |
第6回 | 「海外における交通情報収集・提供の事例と課題」に関する事例紹介(石坂)2 |
第7回 | 「交通状態推定手法」に関する事例紹介(石坂)3 |
第8回 | 「都市内鉄道マスタープラン作成」のための交通需要推計方法の紹介(福田)1 バンコクを対象に行っている都市内鉄道マスタープラン改訂作業(M-MAP2)を事例に、交通調査の方法、交通需要推計の方法、都市計画との連携の考え方などを講義する。 |
第9回 | 「都市間高速鉄道整備評価」のための交通需要推計方法の紹介(福田)2 タイ、バンコクーチェンマイ間で計画されてる高速鉄道の導入調査を事例に、交通需要推計の方法、沿線開発計画の策定方法、導入効果の推計方法などを講義する。 |
第10回 | 「交通分野における温室効果削減」の観点からのプロジェクトの形成方法の紹介(福田)3 NAMA、二国間排出取引制度(JCM)などの考え方、交通分野での適用事例を紹介し、プロジェクトをどのように形成するか講義する。 |
第11回 | 「我が国と諸外国の交通事故抑止のための取り組みについての紹介」(安井)1 |
第12回 | 「我が国と諸外国の交通信号制御についての紹介」(安井)2 |
第13回 | 「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」における都市機能を補完する公共交通の紹介(藤井)1 都市誘導区域、居住誘導区域等の都市配置を支える公共交通の幹線系・フィーダー系・結節点等に関する事例紹介を行う。 |
第14回 | 「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」における目標設定の紹介(藤井)2 20年先の都市計画の妥当性を評価するために求める定量的な目標設定(アウトカム指標)等に関する事例紹介を行う。 |
第15回 | 「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」における効果の定量化の紹介(藤井)3 20年先の都市計画の定量的な目標設定の実現により期待される定量的な効果に関する事例紹介を行う。 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
適宜各教員より配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義に関連したレポートにより評価する。 |
質問への対応 | 各担当教員の研究室 |
研究室又は 連絡先 |
交通計画研究室、運輸交通計画研究室、交通システム研究室、道路交通研究室、交通環境研究室 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 10:30 ~ 10:40
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学生への メッセージ |