2018年 大学院理工学研究科 シラバス - 精密機械工学専攻
設置情報
科目名 | 有限要素法 | ||
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設置学科 | 精密機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 青木 義男 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G33A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 近似解法である有限要素法の基礎理論と実際の解析手順を学び、解析精度や解析モデルの作り方、解析結果の評価方法を理解することを目的とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
有限要素法の基本原理を理解した上で、二次元弾性体の応力解析法について定式化と汎用コードを用いた数値解析と結果評価法について講義と演習を通じて学ぶ。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
偏微分方程式,材料力学,工業力学,弾性学などの基礎知識があることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 境界値問題と偏微分方程式の基礎 |
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第2回 | エネルギー変分原理の基礎 |
第3回 | 仮想仕事の原理 |
第4回 | 離散化解析の基礎 |
第5回 | 有限要素法の定式化 -内挿関数による変位の近似ー |
第6回 | 有限要素法の定式化 -ひずみ変換マトリクスー |
第7回 | 有限要素法の定式化 -応力ーひずみ関係と剛性方程式ー |
第8回 | 有限要素法の定式化 -節点自由度の考え方と境界条件の設定ー |
第9回 | 各種有限要素について -適合要素と非適合要素ー |
第10回 | 有限要素法によるトラス変形解析 |
第11回 | 二次元弾性体の応力解析の事例 |
第12回 | 二次元弾性体の振動解析の事例 |
第13回 | 近似解の精度評価と解析モデル改善方法 |
第14回 | 非線形問題への拡張 |
第15回 | 応力法、ハイブリット法、フレキシビリティ法 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
鷲津 久一郎 『有限要素法ハンドブック 1 -基礎編ー』 培風館 1981年
有限要素法の原理と定式化、解析モデルの設定についての基本的な知識を習得するための情報が網羅されている参考書
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内の演習(10%)、最終課題レポート(90%)から総合的に判断する。 |
質問への対応 | E-mailならびに研究室への連絡にて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎7号館2階728号室 TEL: 047-469-5244, FAX: 047-467-9504 E-mail: aoki.yoshio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 18:20 ~ 19:30
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学生への メッセージ |
有限要素法の原理と定式化、解析モデルの設定と様々な境界値問題への適用法の基礎知識を身につけてもらいたい。 |