2019年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 数理統計学Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 久保田 直樹 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C15N |
| クラス | |||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
概要
| 学修到達目標 | 統計学で必要とされる確率論の基礎を理解することができる． さらに，推定・検定など推測統計の方法論・考え方の基本を理解し，実社会におけるデータの解析に応用することができる． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書による講義を行う． |
| 履修条件 | 微分積分学 I, II の内容，線形代数学 I の内容を理解していることが望ましい． |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス：講義形式や成績評価，必要な予備知識などの説明，数理統計学の内容に関する俯瞰的解説を行う． 【事前学習】 シラバスの内容を確認の上，授業に臨むこと．（120分） 【事後学習】 本講義に必要になる高校の知識を学⽣間で議論・復習し，次回以降の授業に向け微分積分学の理解を深めておくこと．（120分） |
|---|---|
| 第2回 | 記述統計1: データと基本統計量（平均，中央値，分散，標準偏差など）について理解する． 【事前学習】 「平均，中央値，分散」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第3回 | 記述統計2: 表やグラフからデータを読み取り，基本統計量の計算を行う． 【事前学習】 「基本統計量の計算」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第4回 | 記述統計3: 散布図と相関係数の関係について理解する． 【事前学習】 「散布図，相関係数」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第5回 | 確率論の初歩: 標本空間などを定義し，確率論の枠組み，基本となる計算手法，その解釈などを解説する． 【事前学習】 「標本空間，確率」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第6回 | 確率論の補足1: 確率変数の概念を導入する．また，期待値などを定義しその意味を解説する． 【事前学習】 「確率変数」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第7回 | 確率論の補足2: 条件付き確率の概念を導入し，ベイズの定理など関連する話題について解説する． 【事前学習】 「条件付き確率」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第8回 | 確率密度: 期待値と物体の重心の相似などについて述べ, 確率密度関数のイメージをつかむ． 【事前学習】 「確率変数の期待値」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第9回 | 分散: 物体の慣性モーメントとの関連から，分散のイメージを構成する． 【事前学習】 「確率変数の分散」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第10回 | 確率分布1: 度数分布表をもとに，確率分布のイメージをつかむ． 【事前学習】 「確率分布」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第11回 | 確率分布2: 確率密度関数，確率分布関数の性質を調べる． 【事前学習】 「確率分布関数」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第12回 | 二項分布: 二項分布を紹介し，その性質を述べる．標本数を無限大にした場合にどうなるかの問題提起をする． 【事前学習】 「二項分布」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第13回 | ポアソン分布: ポアソン分布を導入し，基本性質を述べる． 【事前学習】 「ポアソン分布」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第14回 | 正規分布: 中心極限定理を紹介し，そこに現れる正規分布の性質を述べる． 【事前学習】 「正規分布，中心極限定理」というキーワードを本やインターネットを利用し事前に調べ，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 本時の内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
| 第15回 | 理解度確認のための平常試験とその解説 【事前学習】 本時の授業までの内容を学⽣間で議論・復習し，理解できていなかった箇所を質問できるようにまとめておくこと．（120分） 【事後学習】 平常試験の解説内容について学⽣間で議論・復習し理解を深める．必要であれば，本やインターネットを利用し，学生自らで発展的内容を学習する．（120分） |
その他
| 教科書 |
石村園子 『やさしく学べる統計学』 共立出版 2006年
|
|---|---|
| 参考書 |
種村秀紀，澁谷幹夫 『統計学I』 数学書房 2017年 第1版
馬場敬之，久池井茂 『統計学 キャンパスゼミ』 2012年
高杉豊，馬場敬之 『演習 統計学 キャンパスゼミ』 2011年
|
| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験での評価を基本とする． 成績評価の配分は，平常試験(60%)，レポート・小テスト等(40%)です． |
| 質問への対応 | 講義中又は講義終了後が確実です． それ以外の時間での質問対応は，日時などを事前に相談し行います． |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ11階1114室 |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:20 ～ 13:10 タワー・スコラ11階1114室
|
| 学生への メッセージ |
熱意を持って取り組むことを期待します． |