2019年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 |
機械工作演習
ものの作られ方と設計
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 星野 倫彦 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F31M |
クラス | A,B | ||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械工作実習A,Bで体験した加工法を基礎に,機械部品ないしは最終製品がどのように作られているか理解できることを目指した演習を行う。講義により機械部品の機能の分析,機能と形態の関係,工作機械の特性などを理解し,実際の工業製品の設計を分析する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
工業製品の設計がどのようにして行われているかの分析する演習を行うことを中心とする。分析に必要な視点を講義形式で紹介し、実際に工業製品を分解して課題に対するレポートを時間内に作成する。 |
履修条件 | 機械工作法Ⅰ,Ⅱや機械要素Ⅰ,Ⅱや機械設計製図ⅡBと関連した演習となるので、これらを履修していることが望ましい。また、演習に必要な知識として、機械工作実習A,Bと機械設計製図ⅠA,ⅠBを修得していること。 |
授業計画
第1回 | 演習の進め方などの説明、機械工学科カリキュラムにおける機械工作演習の位置付け 【事前学習】機械工学で製造・生産に関する体系を理解しておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
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第2回 | 講義:機能と形状の関係 課題作成 【事前学習】設計に関する理解を深めておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第3回 | 演習:橋梁の構造部材のスケッチと断面形状に関する考察 課題作成 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第4回 | 講義:生活用品のデザインについて 課題作成 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第5回 | 講義:機能分析と構想を練る作業の分析 課題:生活用品をデザイン作成する。 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第6回 | 演習:作品の発表と講評 【事前学習】発表の準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第7回 | 講義:機械工作実習で使った加工機でつくれるもの 課題作成 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第8回 | 講義:工作機械および加工に用いる工具についての概説 演習:工作機械の機能、特徴の調査 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第9回 | 講義:生産効率および段取り 課題作成 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第10回 | 講義:失敗学とコンプライアンス 課題作成 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第11回 | 講義:手順書の要件 課題作成 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第12回 | 演習:工作機械の最適な使用手順書の作成(1) 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第13回 | 演習:工作機械の最適な使用手順書の作成(2) 【事前学習】課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第14回 | 演習:手順書の発表と審査 【事前学習】発表に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
第15回 | 特別講演と最終課題提出 【事前学習】最終課題に関する準備をしておく。(30分) 【事後学習】演習の前に説明した内容のメモを作成しておく。(30分) |
その他
教科書 |
特になし。必要に応じてプリントを配布する。
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参考書 |
稲城正高/米山猛 『設計者に必要な加工の基礎知識』 日刊工業新聞社 1999年 第1版
手塚則雄/米山猛 『設計者に必要な材料の基礎知識』 日刊工業新聞社 2003年 第1版
原 研哉 『デザインのデザイン』 岩波書店 2003年 第1版
坂元 卓 『おもしろ話で理解する機械工作入門』 日刊工業新聞社 2003年 第1版
坂本碩也 『生産管理入門』 機械工学入門シリーズ 理工学社 2004年 第3版
「もの作り」に関する様々な書籍で興味を持ったものを読むことを勧める。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内に出される課題のレポートで採点を行う。 |
質問への対応 | 水曜1時限目の授業後やオフィスアワーで受付る。 |
研究室又は 連絡先 |
星野倫彦(駿河台 タワー・スコラ17階S1715室、hoshino@mech.cst.nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:20 ~ 19:00 星野研究室(S1715室)
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学生への メッセージ |
機械工学を志して専門科目を学び始めて、その広さと奥深さに驚愕する頃であろうが、将来の希望に向かって様々な体験や知識を積み重ねて行ってほしい。 |