2019年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 日本文芸学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 石尾 奈智子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | P34C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 日本の伝統文芸、能、狂言、歌舞伎を鑑賞し、理解を深める。 近代文学がどのように成立し、展開していったかを学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
伝統芸能の鑑賞と考察。 近代文学の講読と考察。 |
履修条件 | 明治維新以降、日本社会がどのように変容したかをおおよそ理解しておく。 文化教養サブメジャー設置科目 |
授業計画
第1回 | 日本文芸学で扱う内容を解説する 【事前学習】シラバスに目を通し、近代文学にいたるまでの日本の文学史を再確認しておく。 (120分) 【事後学習】次回鑑賞する「能」が成立した時代がどのような社会だったのかを指示した資料を参考にして確認する。 (120分) |
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第2回 | 古典芸能 (1) 「能」の鑑賞と、ワークシートによる考察。 【事前学習】「能」にはどのような作品があるのか、能楽論の内容はどのようなものかを確認しておく。 (120分) 【事後学習】「狂言」が「能」からどのように派生したかを指示した資料を参考にして確認する。 (120分) |
第3回 | 古典芸能 (2) 「狂言」の鑑賞と、ワークシートによる考察。 【事前学習】「狂言」にはどのような作品があるのかを、指示した資料を参考にして確認しておく。 (120分) 【事後学習】「歌舞伎」が成立した時代背景を指示した資料を参考にして確認する。 (120分) |
第4回 | 古典芸能 (3) 「歌舞伎」の鑑賞と、ワークシートによる考察。 【事前学習】「歌舞伎」の女形はどのような経緯で男性が女性を演じるようになったのかを、指示した資料を参考にして確認しておく。 (120分) 【事後学習】近世時代は、どのような時代かを指示した資料を参考にして確認する。 (120分) |
第5回 | 文学史 韻文史 俳諧の発句から近代俳句へ、近世和歌から近世短歌へ、俳諧の発句から近代俳句にいたる韻文史を解説する。 【事前学習】俳諧が流行した理由を、指示した資料を参考にして考えておく。(120分) 【事後学習】近世俳句と近代俳句、近世和歌と近代短歌との違いを配布資料を再読して確認する。 (120分) |
第6回 | 近代短歌俳句講読 (1) 正岡子規の俳句革新・短歌革新について、子規の俳論・歌論の講読を通して解説する。 【事前学習】明治維新以降の日本社会の変化を、指示した資料を参考にして理解しておく。(120分) 【事後学習】正岡子規の俳句観・短歌観を配布資料を再読して確認する。 (120分) |
第7回 | 近代短歌俳句講読 (2) 正岡子規の生涯を映像で理解し、俳句・短歌を講読する。 【事前学習】教科書の子規の俳句・短歌、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】子規の俳句・短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第8回 | 近代短歌俳句講読 (3) 夏目漱石と子規との交流を解説し、漱石の俳句を講読する。 【事前学習】教科書の夏目漱石の俳句、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】夏目漱石の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第9回 | 近代短歌俳句講読 (4) 芥川龍之介の俳句観を理解し、俳句を講読する。 【事前学習】教科書の芥川龍之介の俳句、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】芥川龍之介の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第10回 | 近代短歌俳句講読 (5) 尾崎放哉・杉田久女の俳句を講読する 【事前学習】教科書の尾崎放哉・杉田久女の俳句、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】尾崎放哉・杉田久女の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第11回 | 近代短歌俳句講読 (6) 橋本多佳子、西東三鬼の俳句を講読する。 【事前学習】教科書の橋本多佳子、西東三鬼の俳句、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】橋本多佳子、西東三鬼の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第12回 | 近代短歌俳句講読 (7) 明治の短歌を確認する。 【事前学習】正岡子規の短歌、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】明治の短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第13回 | 近代短歌俳句講読 (8) 与謝野晶子の短歌を講読する。 【事前学習】教科書の与謝野晶子の短歌、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】与謝野晶子の短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第14回 | 近代短歌俳句講読 (9) 石川啄木の短歌を講読する。次週の理解度確認事項を説明する。 【事前学習】教科書の石川啄木の短歌、指示した資料を一読しておく。 (120分) 【事後学習】石川啄木の短歌を再読し、理解を深める。理解度確認事項への回答準備をする。 (120分) |
第15回 | 理解確認への回答作成およびその解説。 【事前学習】理解度確認事項への回答をまとめる。 (120分) 【事後学習】解説にしたがって、学習内容をまとめる。 (120分) |
その他
教科書 |
『コレクション近代日本文学』 冬至書房
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)と、提出物の完成度(40%)との総合評価。 |
質問への対応 | 講義時に指示する |
研究室又は 連絡先 |
講義時に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
昨今重視されている表現力は、読解力養成のうえに成り立つ。古典芸能から近代文学までの学習を通して、表現のヒントとなる知識を得たり、現代に通じるものの見方や考え方を見出していきたい。 |