2019年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
科学技術英語Ⅱ
英語の「成り立ち」を理解しつつ、「科学技術」のあり方を探る。
|
||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 丸 聡弘 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | P51W |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 科学及び工業技術に関する英語エッセイやフィクションに触れることで、「科学及び工業技術」のあり方を多角的に検討しながら、その方面に関する語彙・文法・読解力等が養える。また、工業英検3・4級の取得を目指すことができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
本授業では、Issues That Matterをそのメイン・テクストとし、ごく一般的な科学及び工業技術に関する英語エッセイを読み進めていきます。その一方で、アメリカ作家のRay Bradbury(レイ・ブラッドベリ)の短篇集であるThe Illustrated Man(『刺青の男』)を本授業のサブ・テクストとし、そのなかの数篇に触れていきます。受講者らには、毎回の授業の前に、これらのテクストの指定範囲を読んできてもらいます。その上で、授業においては、質疑応答、ペア・ワーク、さらには、グループ・ワークなどの学修形態を通して、受講者間で、英語の「成り立ち」に関して「疑問に思ったこと&理解したこと」を共有してもらいます。必要に応じて、パワーポイントと板書を併用して講義を行います。 |
履修条件 | 受講するにあたり、基礎的な文法事項を身につけていることが望ましいです。 |
授業計画
第1回 | イントロダクション(前期の授業内容の振り返り) 《予習》前期の授業内容の復習。また、シラバスの確認。(30分) 《復習》授業内容を復習すること。(30分) |
---|---|
第2回 | Unit 8 The War on Sugar(砂糖をめぐる争い) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第3回 | Unit 8 The War on Sugar(砂糖をめぐる争い) Ray Bradbury, "The Concrete Mixer"(コンクリート・ミキサー)第1回 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第4回 | Unit 9 Energy for a Stable Climate(安定した気候のためのエネルギー) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第5回 | Unit 9 Energy for a Stable Climate(安定した気候のためのエネルギー) Ray Bradbury, "The Concrete Mixer"(コンクリート・ミキサー)第2回 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第6回 | Unit 10 Yasuni: A Dream of the Future?(ヤスニ ―― 未来の夢?) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第7回 | Unit 10 Yasuni: A Dream of the Future?(ヤスニ ―― 未来の夢?) Ray Bradbury, "The Concrete Mixer"(コンクリート・ミキサー)第3回 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第8回 | Unit 11 No More Bananas?(バナナが消える?) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第9回 | Unit 11 No More Bananas?(バナナが消える?) Ray Bradbury, "Marionettes, Inc."(マリオネット株式会社) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第10回 | Unit 12 Closing the Loop(ループを閉じるということ) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第11回 | Unit 12 Closing the Loop(ループを閉じるということ) Ray Bradbury, "The Rocket"(ロケット)第1回 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第12回 | Unit 13 Blowing Whistles(警鐘を鳴らす者たち) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第13回 | Unit 13 Blowing Whistles(警鐘を鳴らす者たち) Ray Bradbury, "The Rocket"(ロケット)第2回 + Epilogue(エピローグ) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第14回 | Unit 14 When It Is Right to Break the Law(法を破るのが正しい時) 《予習》単語、文、段落、また文章の「成り立ち」に注意しつつ、指定範囲を読み、疑問点を整理しておくこと。(50分)《復習》その日の授業で身につけたことを整理・確認する。(10分) |
第15回 | 理解度確認試験・問題解説 《予習》試験準備として、これまでの授業内容を振り返っておくこと。(40分以上) 《復習》自らの今後の課題を明らかにしておくこと。(20分) |
その他
教科書 |
David Peaty 『Issues That Matter』 金星堂 2018年
上記のテクストは事前に入手しておいてください。なお、サブ・テクストのRay BradburyのThe Illustrated Manの入手方法については、初回の授業で指示します。
|
---|---|
参考書 |
英語を学修していく中で、何かが必要だと感じたら、すぐに相談してください。
|
成績評価の方法 及び基準 |
授業への貢献度(30%)+理解度確認試験(70%) 欠席回数が授業回数の1/3に及んだ場合、成績評価の対象外となります。遅刻については3回で欠席1回とします。 |
質問への対応 | 自分のためにも、他者のためにも、授業中に積極的に質問をするようにしてください。オフィスアワーは下記の通りですが、授業日(船橋は火・水・木・金)の午後に質問に来てくれても構いません。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室は5号館3階の531です。連絡先は初回の授業でお知らせします。 |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:10 ~ 13:10
|
学生への メッセージ |
英語の能力を伸ばしていくための1つの方法として「辞書と仲良くなること」が挙げられます。仲良くなるに越したことはありません。なぜならば、辞書は、ある英単語の、ある英文の、ある段落の、それから、ある文章の「成り立ち」を考えるための手助けをしてくれるからです。紙の辞書でも、電子辞書でも構いません。いずれかを「必ず」持ってきてください。 |