2019年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 科学技術英語Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 外山 雅子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S24C |
クラス | 5 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 科学および工業技術に関する語彙を学習し、それらを含む図、グラフ、状態などの説明文、文章などを読み、演習を行うことによって、科学技術分野における基本的な表現がわかるようになる。 英語の基本的な音や文法についても平行して学び、今後専門分野に於いて、専門書や文献などを読んだり、英語話者に理解して貰える文章構成で論文、報告などを書く基礎を作ることが出来る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
英語は基本的な単語や概念を表す語を中心に、それらが表す内容やカバーする範囲が日本語とは異なることが多いため、一般的に逐語訳で学ぶより、英語環境で学んだり、単語、文、などの実際に意味するところをしっかりと把握しながら学んだりするのが好ましいが、科学技術に国境はないと言われることもあるように、世界中の情報の共有も進み、特に近代以降に出来てきた新しい科学技術に関わる語彙、表現は、日本語と置き換え可能なものが大半である。 工業英検に於いても、英和、和英の形で語彙が出題されるので、工業英検を受ける人にとっても、科学技術に関する英語を日本語では何と言うか、日本で使われている表現を英語ではどう表したら良いか、知っておくのは良い対策となるであろう。 毎回の授業では、教科書の1ユニットを学習し、ハンドアウトでお渡しする科学技術に関する文や文章を読む、書く、実践的な問題を解くなどする。 同時に英語の基礎となる音、文構成、文章構成、などについても基本的なことを再確認する。 教科書は2ユニットがひとつのテーマになっており、テーマ毎にテストを行う。 授業の進行具合などにより、課題を出したり、その他ハンドアウトで学習した内容に関する小テストを行う場合がある。 これらのテスト、課題は、解答を示し、採点し、文章題などは添削し、コメントして返却する。 第15週には学習したことの確認になる理解度確認試験を行う。 この試験に関しては当日正解および解答例を発表し、内容について解説する。 |
履修条件 | 積極的に授業に参加する人。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス。 言語と概念。 辞書。 科学技術の分野で用いられる用語。 科学技術英語の基本例文。 [事後学習] 科学技術分野で用いられる用語について一般なことを把握しておく。(10分) [(翌週のための)事前学習] 音節とは何か考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 テキスト(以降TX)Unit 1 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(30分) |
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第2回 | 音節-英語の音の構成を学ぶ。 TX Unit 1 数1。 [事後学習] 音節を意識しながら、ハンドアウトおよびテキストに出て来た文を音読する。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 英文の語順について考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 Unit 2 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(30分) |
第3回 | 語順-文における役割の表し方を学ぶ。 TX Unit 2 数2。 [事後学習]ハンドアウトおよびテキストに出て来た文について主語、述語、目的語、補語などを見つけ、それらの役割、意味を確認する。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 英語の文のリズムについて考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 3 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(30分) |
第4回 | ストレスと文のリズムー文のリズムの成り立ちを学ぶ。 TX Unit 3 数式1。 Unit 1 & 2 テスト。 [事後学習] ハンドアウトおよびテキストに出て来た文を英語のリズムを意識しながら音読する。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 英単語の接頭語、接尾語などの部分にはどのようなものがあり、どのような役割を持っているのか考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 数、数式に関する練習問題の答を考えておく。 TX Unit 4 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(50分) |
第5回 | Word Parts。 数、数式に関する練習問題。 TX Unit 4 数式2。 [事後学習] 学習した範囲内の用語について接頭語などの果たしている役割を確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 1,2,3などの意味を含む接頭語などについて考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 5 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(30分) |
第6回 | Numeral Word Parts。 TX Unit 5 図形1。 Unit 3 & 4 テスト。 [事後学習] 学習した範囲内の語彙において数的意味合いを含む接頭語などを確認する。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 英語の基本的な文章構造について考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 6 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(30分) |
第7回 | 基本文章構造。 TX Unit 6 図形 2。 [事後学習] 基本的な文章構造について確認する。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 基本文章構造の英語文章のどこがintroduction、discussion, conclusion になり, the main idea, supporting ideas は何かなどを考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 7 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(40分) |
第8回 | 基本文章構造の科学英語文章(1)。 TX Unit 7 点・線・角1。 Unit 5 & 6 テスト。 [事後学習] 基本文章構造、文章の中のthe main idea、supporting ideas などについて確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 工業英検文章題例の文章を読み、答を考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 8 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(40分) |
第9回 | 工業英検文章題例。 TX Unit 8 点・線・角2。 [事後学習] 工業英検文章題例の文章の構造について確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 図形、点・線・角に関する練習問題の答を考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 9 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(40分) |
第10回 | 図形、点・線・角に関する練習問題。 TX Unit 9 位置・寸法・単位 1。 Unit 7 & 8 テスト。 [事後学習] 図形等に関わる表現について確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] 科学内容の読解問題の文章を読み、問題の答を考えておく。 ハンドアウトの文の文構造、内容を考えておく。 TX Unit 10 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(40分) |
第11回 | 科学内容の読解問題。 TX Unit 10 位置・寸法・単位 2。 [事後学習] 科学内容の読解問題で読んだ文章の構造、the main idea などを確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] TX Unit 11,12 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。(30分) |
第12回 | 科学内容の読解問題。 TX Unit 11 物理 1。 Unit 12 物理 2。 Unit 9 & 10 テスト。 [事後学習] 科学内容の読解問題で読んだ文章の構造、the main idea などを確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] TX Unit 13,14 の説明を読み、問題部分の答を考えておく。 器具、実験などに関する練習問題の答を考えておく。(30分) |
第13回 | TX Unit 13 測定器具・実験器具 1、Unit 14測定器具・実験器具 2。 Unit 11 & 12 テスト。 器具、実験などに関する練習問題。 [事後学習] 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] これまでに学習した内容を再確認し、不明な点があれば翌週質問できるようまとめておく。 (30分) |
第14回 | TX Unit 1-14 まとめ。 理解度確認試験の問題形式と問題例。 [事後学習] これまでに学習した英語全般に関するポイント、英語の文章の構造、文構造、単語の成り立ちなどを確認しておく。 学習した範囲の用語、用法をしっかりと理解、記憶する。(30分) [(翌週のための)事前学習] お知らせした理解度確認試験の問題形式と問題例から自分で問題を作って答を考えるなど受験準備をする。 (50分) |
第15回 | 理解度確認試験及びその解説。 |
その他
教科書 |
岡裏佳幸編 『理工系学生のための科学技術英語 語彙編』 南雲堂 2007年
教師作成ハンドアウト
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
小テスト(課題などのある場合はそれらを含む) 30% + 発言等授業参加点 20% +理解度確認試験 50% をベースに算出する。 |
質問への対応 | 科学技術英語および授業関連の質問は授業中にして下さい。 その他の質問は授業後にお願いします。 |
研究室又は 連絡先 |
14号館講師室 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
必ず予習をして授業に臨んでください。 |