2019年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 日本語表現法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 渡邊 重人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N54B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1日本語表現に関する知識と技術を身に付けることができる。2多様なジャンルの文章を書くことで実践的な表現力を向上させることができる。3敬語を適切に使用できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書・プリント・板書による講義とピア・ワークによる作業で授業を実施します。 |
履修条件 | 第1回までにシラバスを熟読し、文章作成上の弱点や伸ばしたい点を確認してください。 ※この授業で扱う文章表現能力は、特別な才能を必要とするものではありません。知識と技術を身に付ければ、誰もが使える能力です。 |
授業計画
第1回 | 学習活動の確認と自己紹介文作成の準備 学習活動の概略を確認し、自己紹介文作成の準備をします。 事前学習:シラバスを熟読し、自分なりの学習計画を立てます。(30分) 事後学習:授業計画を踏まえて、学習計画を見直します。(30分) |
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第2回 | 文章作成の基本 文体の使い分け、原稿用紙の使い方等について確認します。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書13~15、59~60ページを読んでおきます。(30分) 事後学習:自己紹介文の下書きをします。(30分) |
第3回 | 表記法と自己紹介文の作成 表記法について確認し、自己紹介文を完成させます。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書57~59ページを読んでおきます。(30分) 事後学習:課題プリントに取り組み、表記法について整理しておきます。(30分) |
第4回 | 自己PR 効果的な自己PRの基本を修得します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:自己分析シートに記入しておきます。(30分) 事後学習:教科書45~49ページを読み、自己PRの基本について整理しておきます。(30分) |
第5回 | 文章の読み方1 文章を読む際のポイントについて確認します。 事前学習:文章を読む際のポイントを自分なりに整理しておきます。(30分) 事後学習:課題プリントを読んでおきます。(30分) |
第6回 | 文章の読み方2 読み取った内容を第三者に伝える技術を修得します。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書31~34ページを読んでおきます。(30分) 事後学習:作成例を基に要約文作成のポイントを整理しておきます。(30分) |
第7回 | 誤用 四字熟語・慣用句・ことわざ等の誤用について確認します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書73~81ページを読んでおきます。(30分) 事後学習:課題プリントに取り組みます。(30分) |
第8回 | 敬語1 尊敬語の適切な使用を修得します。 フィードバックの方法:添削と解説 事前学習:教科書61~62ページを読み、敬語使用上の弱点を整理しておきます。(30分) 事後学習:課題プリントに取り組みます。(30分) |
第9回 | 敬語2 謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ・丁寧語・美化語の適切な使用を修得します。 事前学習:教科書62~64ページを読み、敬語使用上の弱点を整理しておきます。(30分) 事後学習:課題プリントに取り組みます。(30分) |
第10回 | 敬語3 誤用例を学び、誤用の回避方法を修得します。 事前学習:教科書64~66ページを読んでおきます。(30分) 事後学習:誤用の回避方法を整理しておきます。(30分) |
第11回 | 敬語4 小テストに取り組み、敬語に関する到達度と弱点について確認します。 フィードバックの方法:添削と解説 事前学習:教科書61~67ページ、プリントを読み、ノートを整理しておきます。(30分) 事後学習:弱点を把握し、敬語使用についての復習をします。(30分) |
第12回 | 敬語5 会話・手紙・メールなど場面別の敬語使用について確認します。 フィードバックの方法:机間指導と解説 事前学習:会話・手紙・メールなど場面別での敬語使用の弱点を整理しておきます。(30分) 事後学習:敬語を用いた会話の練習を履修者間で行います。(30分) |
第13回 | 手紙文 手紙文(目上への私信)作成の注意事項を踏まえて実践します。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書68~72ページを読んでおきます。(30分) 事後学習:作成例を参照し、作成した手紙文を見直します。(30分) |
第14回 | 到達度確認試験および解説 到達度を確認し、弱点の克服を図ります。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書、ノート、プリントで復習しておきます。(30分) 事後学習:弱点を把握し、克服の手立てを考えます。(30分) |
第15回 | 発展的な学び 言語的配慮(ポライトネス)について確認し、最終課題に取り組みます。 フィードバックの方法:解説 事前学習:どのような場面で言語的配慮が必要になるかについて整理しておきます。(30分) 事後学習:場面別の言語的配慮のポイントについて整理しておきます。(30分) |
その他
教科書 |
石尾奈智子・市川浩昭・押山美知子・岸規子・渡邊重人 『日本語表現の基礎』 冬至書房 2017年 第2版
※補足のための資料や課題をプリントで配布します。
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参考書 |
文章表現に関する文献を授業時に適宜紹介します。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験80%(小テスト10%、到達度確認テスト70%)、提出物(授業に対する積極性を含む)20%を総合して評価します。 |
質問への対応 | 授業の前後に講師室・教室で質問を受け付けます(16:30以降については事前に申し出てください)。 |
研究室又は 連絡先 |
5号館 1階 講師室 |
オフィスアワー |
金曜 船橋 13:00 ~ 16:45 5号館 1階 講師室
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学生への メッセージ |
授業時間外にも積極的に文章表現に取り組むことを期待します。辞書の使用を認める課題があるので、電子辞書・辞書アプリ・紙媒体の辞書などを用意してください。また、「フィードバックの方法:解説」となっている箇所については、到達度に応じて「フィードバックの方法:添削と解説」に変更することがあります。 |