2020年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
| 科目名 | 総合演習（海洋建築構造設計） | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 4年 |
| 担当者 | 居駒・惠藤 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | D23F |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 本総合演習 Ⅱは海洋建築物を中心にした構造設計と演習である．海洋建築物の構造設計上の陸上との相違点は自然環境荷重である海上風，波浪，潮汐などの存在である．また浮遊式では動揺問題が主要な課題となる．海洋建築の技術者を目指すものにとって必要なこれら自然環境荷重の算定法を中心に，構造解析までの実際の建設海域を想定した設計演習を通して知識と理解を深めて実際の設計手順や留意点を修得しながら浮体（バージ）の基本的設計ができるようになる． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義と演習を課題ごとに繰り返し行う．海域と海洋建築物を設定し，構造設計を通して海洋建築物設計を理解させたい．最後に設計図書を提出する． |
| 履修条件 | 特になし． |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス： 講義と演習の日程と内容， 構造計画，保守管理計画 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
|---|---|
| 第2回 | 荷重： 固定荷重，積載荷重，自然環境荷重の要因 【事前学習】授業支援システムから資料を入手し，熟読の上，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第3回 | 環境荷重の算定方法（1）：建築基準法による計算，建築学会荷重指針による方法 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第4回 | 環境荷重の算定方法（2）： 統計処理と再現期待値，相関 観測点，高さによる補正 最小二乗法・積率法による直線式，100年再現期待値風速 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第5回 | 設計波（波向き，波高，周期） 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第6回 | 波荷重 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第7回 | 流速と流れ荷重 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第8回 | 地震と地震荷重（地震時の動水圧と付加質量） 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第9回 | 荷重の組み合わせと設計荷重の整理 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第10回 | 構造設計Ⅰ： 構造全体の安定検討計算（自重，浮力，環境荷重，滑動，転倒，地盤支持力） 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第11回 | 構造設計Ⅱ-1： 構造物のモデル化と計算法（梁要素，骨組みの断面算定） 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第12回 | 構造設計Ⅱ-2： 構造物のモデル化と計算法（リングエレメントの断面算定） 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第13回 | 構造設計Ⅱ-3： 構造物のモデル化と計算法（平面板の断面算定） 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第14回 | 構造解析： 静水圧、地震力による構造物の変位，応力の検討 【事前学習】シラバスを良く確認し，学習達成目標，授業形態およびその方法に対応できるよう準備しておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し理解を深めること。（60分） |
| 第15回 | 課題説明： 設計課題の出題．固定式または浮遊式の海洋建築物の設計演習を行う。建設海域の設定から，配置，構造計画，荷重算定，構造計算を行い，構造設計計算書を作成する． 【事前学習】これまでに学習したすべての内容およびレポートを再確認し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。（60分） 【事後学習】講義内容を確認し，理解を深めること。（60分） |
その他
| 教科書 |
特になし。資料を配付する。
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| 参考書 |
日本建築学会編 『海洋建築物構造設計指針（固定式）・同解説』
日本建築学会編 『海洋建築物構造設計指針（浮遊式）・同解説』
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| 成績評価の方法 及び基準 |
a. 授業への参加意欲（30％） b. 演習課題の提出（30％） c. 設計図書の提出（40％） |
| 質問への対応 | 講義・演習中の質問を歓迎する． 研究室でも対応する． |
| 研究室又は 連絡先 |
居駒：13号館4階1341室 ikoma.tomoki@nihon-u.ac.jp 惠藤：13号館4階1342室 eto.hiroaki@nihon-u.ac.jp 相田：13号館4階1341室 aida.yasuhiro@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 16:40 ～ 17:30 1341室：居駒
木曜 船橋 09:00 ～ 10:30 1342室：惠藤
火曜 船橋 16:40 ～ 17:30 1341室：相田
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| 学生への メッセージ |
本科目では，海洋建築物の設計に関する知識を習得でき，これまで学部3年間に学習したことの纏めとなる。 |