2020年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
| 科目名 | メカニクス基礎 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 富永 茂 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | F14C |
| クラス | A 、 B | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | 次の内容を説明することができる １．力の解析的取り扱いを理解すること ２．物体にはたらく力を正しく図に表すことができること ３．２次元のつり合い条件式を誘導できるこ ４．２次元の重心・図心の計算ができること |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
実施予定の章を十分に予習してください．授業ではまず演習問題を行います．その後，ポイントと補足説明を行います． 民間研究所における研究業務をもとに，機械工学の専門を修得する上で，主要な理論と実製品についての基礎知識の概要について指導を行う． |
| 履修条件 | 特にありません．高校の物理の力学や一年前期の物理学Ⅰがベースとなっています。当初は易しく感ずると思いますが，半分を過ぎた頃から急に難しく感じるというのが例年受講者の声です． |
授業計画
| 第1回 | 1章 メカニクスを学ぶための準備 ・物理量，単位系，有効数字 【予習】高校の物理の力学や一年前期の物理学Ⅰを復習しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる（120分） |
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| 第2回 | 2章 力の図的表現と力学の基本法則 3章 いろいろな力 ・力とベクトル ・ニュートンの運動の3法則 ・物体にはたらく外力の見つけ方 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第3回 | 4章 力の解析的表示(2次元の場合) 5章 力の分解と合成(2次元の場合) ・座標系，成分，ベクトルとしての力の表示 ・合力の計算 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第4回 | 8章 質点のつり合い(2次元の場合) ・つり合い条件，フリーボディ図 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第5回 | 9章 力のモーメント(2次元の場合) 11章 偶力と等価力系 ・力の成分も用いたモーメントの計算 ・複数の力によるモーメント ・偶力，等価力系 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第6回 | 12章 剛体のつり合い1 ・剛体の支持方法と支持力・支持モーメント 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第7回 | 12章 剛体のつり合い2 ・剛体の支持方法と支持力・支持モーメント 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第8回 | 中間試験とその解説 第１回から第6回までの内容での中間試験とその解説 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】試験の要点をノートにまとめ確認する（120分） |
| 第9回 | 6章 力の解析的表示（3次元の場合) 7章 力の合成（3次元の場合) 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第10回 | 10章 力のモーメント（3次元の場合) ・3次元空間から見たモーメント ・ベクトルの外積 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第11回 | 13章 重心 ・１次元の場合，2次元の場合 ・質量中心と図心 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第12回 | 14章 積分による重心，質量中心，図心 ・積分による質量中心，図心 ・極座標を用いる場合 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第13回 | 15章 重心・質量中心・図心 ・3次元の場合 【予習】教科書の関連箇所を読み，理解しておく（120分） 【復習】授業の要点をノートにまとめる，章末の演習問題を解く（120分） |
| 第14回 | 総合演習 これまでの講義のまとめと演習 |
| 第15回 | 平常試験とその解説 第1回から第14回までの内容での試験とその解説 |
その他
| 教科書 |
初回の授業の際に使用する教材を配付します．
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| 参考書 |
入江敏博 『詳解 工業力学（第2版）』 オーム社 2016年 第2版
長谷川律雄 『力学入門-コマから宇宙船の姿勢制御まで-』 中公新書
森口繁一 『初等 力学』 培風館
図書館に多数あります．
自分に合うものを見つけてください
その他，授業中に紹介します
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| 成績評価の方法 及び基準 |
授業時間内の演習，中間試験，平常試験の理解度を100点満点に換算し，60点以上を合格とします． |
| 質問への対応 | 授業終了後に対応します．メールによる質問も受け付けます． |
| 研究室又は 連絡先 |
初回の授業の際にお知らせします． |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 10:30 ～ 11:30 612A室（機械工学科共通研究室）
金曜 駿河台 12:30 ～ 13:00 S1714
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| 学生への メッセージ |
高校の物理を振り返りながら，2年次以降に設置されている専門科目の基礎を学ぶ科目です．積極的な受講を期待します. |