機械工学実験ⅠB (F24N)

日本大学理工学部

2020年理工学部シラバス - 機械工学科

設置情報

科目名	機械工学実験ⅠB
設置学科	機械工学科	学年	2年
担当者	星野・鈴木　他	履修期	後期
単位	1.5	曜日時限	火曜4･5
校舎	駿河台	時間割CD	F24N
クラス	A（後期）， B（前期）
その他	実務経験のある教員による授業科目

概要

学修到達目標	実際に実験装置を用い，自分の手で試験片に触れ種々の実験を行う。観察･計測し得られた結果を定量的に整理し，講義などで学び得られた知識を基に，多角的に考察する。考察の結果を自分の意見として報告書にまとめ，教員との質疑応答の中からその現象の本質を理解することを目標とする。
授業形態及び授業方法	１０～１２名の小グループに分け，５テーマの実験を行う。実験の次週には教員と１対１または小グループごとの質疑応答を行いこれらをを通して内容の理解を深め技術者としての創造性を養う。テーマによってはメーカーで設計や製造に携わった技術者が経験を踏まえた指導や審査を実施する。
履修条件	高校の数学，工作実習での体験したこと，メカニクス基礎

授業計画

第1回	スケジュール，実験方法及び審査方法，報告書の書き方，報告書の提出時期及び場所，評価基準などの説明を行う。実験結果を表すグラフの書き方，有効数字の取り扱いについても講義を行う。【事前学習】1年次の物理実験などの有効数字，グラフの書き方を復習しておく。(120分) 【事後学習】与えられた教科書の第1章を読み返し，予習レポートの書き方，報告書の書き方を確認しておく。(120分)
第2回	実験テーマに関する講義１　５テーマに関する説明を行う。噴流実験，金属材料の特性測定，温度計のデータ解析，ねじり試験，デジタル論理回路の基礎実験【事前学習】教科書の上記のテーマに関する部分を読んでおく。(120分) 【事後学習】説明で指示された各テーマの予習レポートの内容のメモを作成しておく。(120分)
第3回	学期中に上記５テーマの実験と審査を行う。実験の場合【事前学習】第2回で説明された予習レポートを作成しておく。(120分) 【事後学習】実験中に指示された課題を含め，報告書を作成する。(120分) 審査の場合【事前学習】報告書を完成させ口頭試問の準備をしておく。(120分) 【事後学習】審査中に疑問に思ったことや不足していると指摘を受けたことを調べておく。(120分)
第4回	同上
第5回	同上
第6回	同上
第7回	同上
第8回	同上
第9回	同上
第10回	同上
第11回	同上
第12回	同上
第13回	同上
第14回	有限要素法および粗さに関する講義と演習【事前学習】有限要素法の数学的手法および粗さの定義に関する教科書の部分を復習する。(120分) 【事後学習】演習で課された課題を解き、理解を深める。(120分)
第15回	全体講評をし、より良いレポートを書くために必要な準備を理解させ、どのような報告書を書かなければならないかを再確認する。【事前学習】1年次の物理実験などの有効数字，グラフの書き方を復習しておく。(120分) 【事後学習】与えられた教科書の第1章を読み返し，予習レポートの書き方，報告書の書き方を確認しておく。(120分)

その他

教科書	実験担当教員『2020年度　機械工学実験ⅠA、ⅠB　実験要領』トーコー印刷 2020年第1版最初のガイダンスの時に配布する。
参考書	実験テーマごとに指示
成績評価の方法及び基準	報告書の提出とそれに基づく審査　１００％
質問への対応	授業時間は、実験室･実験場所には担当教員またはＴＡが、審査室では担当教員が必ず対応する。授業時間以外は、専任の担当教員の研究室で質問を受付ける。
研究室又は連絡先	星野倫彦　　駿河台校舎　タワー・スコラ17階S1715室、 TEL&FAX(03)3259-0735, E-mail hoshino@mech.cst.nihon-u.ac.jp 鈴木康方　駿河台校舎　タワー・スコラ17階S1719室 TEL(03)3259-0738, E-mail yasumasa@mech.cst.nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	水曜駿河台 16:40 ～ 19:00 星野研究室（タワー・スコラS1715室）木曜駿河台 12:10 ～ 13:20 鈴木研究室（タワー・スコラS1719室）
学生へのメッセージ	１）よく考え，自分の力で報告書を完成させること。２）途中放棄しないで最後まで続けること。３）欠席する場合には，必ず事前または事後に届け出ること。

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