2020年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 機械設計製図ⅡB | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 岡部・堀内 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1.5 | 曜日時限 | 金曜1・2 金曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F51N F53O |
クラス | A ,B | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械設計製図IIBでは,機械設計製図IIAで基本的な部分を設計した機械の詳細設計を学生自らが行う.設計書,組立図,部品図の作成を通して機械技術者としての基礎的能力を修得することを目的とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
課題の設計に必要な設計法,工作法,製図法などについて講義を行い,それに基づいて設計書,組立図,部品図を作成する.設計業務,製造業務,製品調査などの現場経験のある先生方の講義等を通して,学生は設計で必要な視点を養う. |
履修条件 | 機械設計製図IIAの単位を取得していること. |
授業計画
第1回 | 授業計画,受講上の注意事項等の説明,ケーシング作図上の注意. 少人数グループごとで組立図の審査を受ける. [予習]組立図の検図をすること.(30分) [復習]審査で指摘を受けた点について,組立図(または基本構想図)を修正する. |
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第2回 | 組立図・ケーシング部品図の作成(1) 組立図(基本構想図)をもとにケーシング部品図の本体形状図を作成する. [予習]ケーシング部品図に必要な図や寸法の配置を検討すること.(30分) [復習]組立図(基本構想図)をもとに,ケーシング部品図の本体形状図を作成する. |
第3回 | 組立図・ケーシング部品図の作成(2) ケーシング部品図の形状図と寸法を作成する. [予習]ケーシング部品図に必要な図や寸法の配置を検討すること.(30分) [復習]ケーシング部品図の形状図と寸法を作成する. |
第4回 | 講義と演習(1) 加工法・寸法(種々の加工法,寸法の入れ方) [予習]工作実習で学んだ工作機械と製図Iで学んだ寸法記入法について再度確認してくること.(30分) [復習]軸や歯車などの部品図を作成する. |
第5回 | 講義と演習(2) 寸法公差・表面性状(はめあい,寸法公差,表面粗さ) [予習]はめあい,寸法公差,表面性状の箇所を読んでくること.(30分) [復習]軸や歯車などの部品図を作成する. |
第6回 | 部品図の作成(1) 軸・歯車の部品図(形状図)の作成. [予習]部品図の検図をすること.(30分) [復習]授業で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第7回 | 部品図の作成(2) 軸・歯車の部品図(形状図と寸法)の作成. [予習]部品図の検図をすること.(30分) [復習]授業で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第8回 | 部品図の検図 各部品図の検図を行う. [予習]組立図と部品図の検図をすること.(30分) [復習]授業で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第9回 | 講義と演習(3) 軸受の再検討,軸の再検討(軸受荷重,SFD,BMD,ねじりと曲げが同時に作用した軸) [予習]材料力学のねじりと曲げ(SFD, BMD)の箇所を読んでくること.(30分) [復習]授業で指摘された点について検討し,設計書を作成する. |
第10回 | 設計書の作成と組立図・部品図の検図(1) 設計書の作成と,歯車や軸やケーシングの形状について見直しを行う. [予習]組立図や部品図の検図をすること.(30分) [復習]授業で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第11回 | 設計書の作成と組立図・部品図の検図(2) 設計書の作成と,要素部品の見直しを行う. [予習]組立図や部品図の検図をすること.(30分) [復習]授業で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第12回 | 組立図・部品図の作成と提出 設計書,組立図,部品図を作成し,最後に設計課題を提出する. [予習]組立図や部品図の検図をすること.(30分) [復習]授業で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第13回 | 設計課題の審査 個設計書,組立図,部品図について個別審査を受ける. [予習]組立図や部品図の検図をすること.(30分) [復習]審査で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第14回 | 設計課題の審査 審査で指摘を受けた箇所について,設計書,組立図,部品図の見直しと修正を行う. [予習]組立図や部品図の検図をすること.(30分) [復習]審査で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
第15回 | 設計課題の審査 修正した設計書,組立図,部品図について個別審査を受ける. [予習]組立図や部品図の検図をすること.(30分) [復習]審査で指摘された点について再検討し,図面と設計書を作成する. |
その他
教科書 |
山本,蓮尾,安部,宗川,伊藤,吉田 『JISによる機械製図法』 東京電機大学出版局 2008年 第1版
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参考書 |
景山克三 他共著 『大学課程 機械要素設計』 オーム社 1984年 第2版
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成績評価の方法 及び基準 |
設計書,組立図,部品図の審査による総合評価 |
質問への対応 | 研究室で随時質問を受け付けます.また,メールによる質問も受け付けます. |
研究室又は 連絡先 |
岡部:タワースコラ17階 S1703室 堀内:タワースコラ17階 S1712室 河府:タワースコラ16階 S1607室 富永:タワースコラ17階 S1714室 飯島:タワースコラ17階 S1704室 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 駿河台校舎7号館7階771室(機械製図準備室)
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学生への メッセージ |
図面のかきかた,読み方を中心として学んだ機械設計製図Iとは基本的に異なり,自らの考えに基づいて機械を設計することがねらいです.積極的な受講態度が望まれます. |