2020年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 基礎製図Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大竹・小宮 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H51A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械系エンジニアにとって,各種機械設計をする際に「機械製図法」の知識が必要となる.この基礎製図Ⅰでは,機械製図法の基本ルールを身につける.この機械製図法を修得することで,部品図が描けることが出来るようになる. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
各テーマごとに講義と演習を行い,講義内容が確実に理解できるようにする. |
履修条件 | 【未来博士工房対応科目】 特に予備知識は必要ありません. |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明:「基礎製図Ⅰ」の講義内容と受講にあたっての注意事項を説明する. 製図規則(1)「数字・文字,線種」:製図で用いる数字と文字,線の種類を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」15ページ21ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
---|---|
第2回 | 立体図法:平面図から等角図法を用いて,立体図の描き方を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」27ページ30ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第3回 | 立体図の作図:実際に立体図を描き,等角図法を理解する 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第4回 | 投影法:立体を平面に表現する投影法を身につける. 【事前学習】「標準製図法」31ページ36ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第5回 | 正投影図の作図:正投影図を描くことで,機械製図の用いる第三角法の描き方を理解する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第6回 | 断面図法:断面図の描き方を学ぶ 【事前学習】「標準製図法」37ページ44ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第7回 | 断面図の作図:演習を行うことで,断面図の描き方を理解する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第8回 | 製図規則(2)寸法線・寸法記入法:寸法記入のルールを学ぶ 【事前学習】「標準製図法」51ページ78ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第9回 | スケッチ法:実際の部品から図面を作成するために必要な情報をえるための手法を学ぶ. 機械加工法:工作機械を用いて行われる様々な機械加工法を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」177ページ182ページを読んで理解する(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第10回 | 機械加工見学(1):工作技術センター内にある工作機械を用いて,機械加工法を学ぶ. スケッチ実習:Vブロックを題材として,スケッチの実習を行う. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第11回 | スケッチ実習:Vブロックを題材として,スケッチの実習を行う. 機械加工見学(2):工作技術センター内にある工作機械を用いて,機械加工法を学ぶ. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第12回 | Vブロックの作図:スケッチ実習により得られた情報と,これまでに学んだ製図規則を生かして,Vブロックの部品図を作図する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第13回 | 製図規則(3)材料記号・表面粗さ:JIS規格で決められた材料記号を理解する.各種表面粗さの求め方を理解し,粗さ記号の図示方法を身につける. 【事前学習】「標準製図法」107ページ118ページ,127ページ131ページを読んで理解する.(60分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第14回 | パッキン押えの作図:前期の復習として,「パッキン押え」の部品図を描く 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第15回 | 学習内容に関する筆記および実技試験とその解説 【事前学習】これまで学んだ内容を復習し,筆記・実技試験に臨む(120分) |
その他
教科書 |
大西 清 ほか 『JISにもとづく標準製図法』 オーム社 2019年 第15版
授業内容を補足するための資料として,「基礎製図(補遺)」を受講者に配布する.
授業で必要となる資料等については,授業時もしくはCSTポータル上で配布する.
|
---|---|
参考書 |
機械加工法について:「機械系 教科書シリーズ 機械工作法(増補)」,平井三友,和田任弘,塚本晃久 著,コロナ社
|
成績評価の方法 及び基準 |
全ての完成させた課題を指定期日までに提出した学生に対して,課題点(50%)と筆記・実技試験点(50%)および授業態度により総合的に評価する. |
質問への対応 | 授業中に指示する |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー |
水曜 船橋 15:00 ~ 17:00
|
学生への メッセージ |
機械製図のルールを身につけ,自分で考えながら図面を描くように努めて下さい. |