2020年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 基礎製図Ⅱ | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大竹・小宮 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H51B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械系エンジニアにとって,各種機械設計をする際に「機械製図法」の知識が必要となる.この基礎製図Ⅱでは,基礎製図Ⅰで習得した製図規則を生かして,より具体的な図面の作図法を学ぶ.「基礎製図Ⅱ」を修得することで,各種機械要素の部品図を作成することが出来る. |
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授業形態及び 授業方法 |
各テーマごとに講義と演習を行い,講義内容が確実に理解できるようにする. |
履修条件 | 【未来博士工房対応科目】 基礎製図Ⅰで学んだ内容を十分理解していること. |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明:受講にあたっての注意事項を伝える. サイズ公差・はめあい:サイズ公差およびはめあいの意味を理解し,図面への記入法を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」79ページから95ページの内容を読み,授業に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
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第2回 | 幾何公差:幾何公差の意味と図面への記入法を身につける 【事前学習】「標準製図法」97ページから106ページの内容を読み,授業に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第3回 | 機械要素(1)ねじ:機械要素としての「ねじ」の役割について説明し,製図規則に基づいたねじの作図法を学ぶ. 製図規則(5)組立図:機械製図で必要とされる「組立図」の役割・用途を説明し,部品図との違いを学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」133ページから144ページの内容を読み,授業に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第4回 | ねじの製図:第3回で学修したねじの作図法に基づきねじ(ボルト・ナット)の部品図を作図し,ねじ製図を学ぶ 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第5回 | 組立図の製図:第4回で作図したねじ(ボルト・ナット)を使った組立図を作図し,組立図の作図法を学ぶ 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第6回 | 機械要素(2)軸・歯車・軸受け:「軸」,「歯車」,「軸受け」の役割や仕組みについて説明し,製図規則に基づいた軸と歯車の作図法を学ぶ. 【事前学習】「標準製図法」148ページから162ページの内容を読み,授業に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第7回 | 軸の作図:第6回で学修した軸の作図法に基づき軸の部品図を作図し,軸の作図法を理解する 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第8回 | 歯車の作図:第6回で学修した歯車の作図法に基づき歯車の部品図を作図し,歯車の作図法を理解する 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第9回 | 最終課題(説明):これまでに学修した製図規則・作図法を復習し,基礎製図IIの最終課題で使用する題材と課題内容の説明を行う. 【事前学習】これまでに学修した製図規則・作図法について復習しておくこと(60分) 【事後学習】課題内容を復習し理解を深め,準備を進めておくこと.(60分) |
第10回 | 最終課題(スケッチ実習):最終課題で使用する題材のスケッチ実習を行う. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第11回 | 最終課題(部品図(1)):第10回で行ったスケッチ実習の情報とこれまで学修した製図規則・作図法をもとに,部品図(1)を作図する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第12回 | 最終課題(部品図(2)):第11回に引き続き,第10回で行ったスケッチ実習の情報とこれまで学修した製図規則・作図法をもとに,部品図(2)を作図する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第13回 | 最終課題(組立図(1)):第10回で行ったスケッチ実習の情報とこれまで学修した製図規則・作図法をもとに,組立図を作図する. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第14回 | 最終課題(組立図(2)):第13回に引き続き,第10回で行ったスケッチ実習の情報とこれまで学修した製図規則・作図法をもとに,組立図を作図し完成させる. 【事前学習】事前に課題の内容を理解し,実習に臨む(60分) 【事後学習】課題内容を復習し,理解を深めること.(60分) |
第15回 | 学習内容に関する筆記・実技試験およびその解説 【事前学習】これまで学んだ内容を復習し,筆記・実技試験に臨む(120分) |
その他
教科書 |
大西 清 『JISにもとづく標準製図法』 オーム社 2019年 第15版
授業内容を補足するための資料として,「基礎製図(補遺)」を受講者に配布する.
授業で必要となる資料等については,授業時もしくはCSTポータル上で配布する.
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参考書 |
機械加工法について:「機械系 教科書シリーズ 機械工作法(増補)」,平井三友,和田任弘,塚本晃久 著,コロナ社
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成績評価の方法 及び基準 |
全ての完成させた課題を指定期日までに提出した学生に対して,課題点(50%)と筆記・実技試験点(50%)および授業態度により総合的に評価する. |
質問への対応 | 授業中に指示する |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー |
金曜 船橋 15:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
機械製図のルールを身につけ,自分で考えながら図面を描くように努めて下さい. |