2020年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 回路の過渡応答 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 星野 貴弘 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I32O |
クラス | A | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気の過渡現象を理解することは、今後、学習する電気の専門分野での理解を深めるとともに、応用の基礎となる重要なことである。この過渡現象を解析するための方法としてラプラス変換法を習得し、各種電気回路の過渡応答・過渡現象およびその応用について学び、理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義で学んだことをさらに演習、課題で復習させることで、過渡現象の理解度を高める。 |
履修条件 | 電気回路Ⅰ・Ⅱを受講していること |
授業計画
第1回 | 過度現象の考え方 (1)ラプラス変換とは (2)基本的な関数のラプラス変換 【事前学習】電気回路の講義内容を復習する(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
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第2回 | ラプラス変換 (3)加法定理 (4)推移定理 (5)周期関数のラプラス変換 (6)導関数のラプラス変換 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第3回 | ラプラス変換 (7)積分関数のラプラス変換 (8)複素微分定理 (9)複素積分定理 (10)相似定理 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第4回 | 逆ラプラス変換 (1)逆ラプラス変換とは (2)基本的な関数の逆ラプラス変換 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第5回 | 逆ラプラス変換 (3)ヘビサイドの展開定理 (4)たたみ込みの定理 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第6回 | 過渡現象の解析 (1)過渡現象とは (2)初期値問題 (3)RL直列回路 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第7回 | 過渡現象の解析 (4)RC直列回路 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第8回 | 過渡現象の解析 (5)基本的なs領域の回路 (6)Mを含む回路のs回路 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第9回 | 過渡現象の解析 (7)直流電源とRL直列回路およびRC直列回路のs回路 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第10回 | 過渡現象の解析 (8)直流電源とRLCのs回路 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第11回 | 過渡現象の解析 (9)正弦波交流による過渡現象 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第12回 | 各種関数のラプラス変換 (1)単位ステップ関数のラプラス変換 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第13回 | 各種関数のラプラス変換 (2)単位インパルス関数のラプラス変換 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第14回 | 各種関数のラプラス変換 (3)周期関数のラプラス変換 【事前学習】教科書の該当する箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと(120分) 【事後学習】講義中の問題を自分で解き、説明できるようにする(120分) |
第15回 | 平常試験および解説 【事前学習】これまでの講義内容を復習すること(120分) 【事後学習】理解度確認試験の内容を確認をする(120分) |
その他
教科書 |
川村雅恭 『ラプラス変換と電気回路』 コロナ社
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参考書 |
特に指定しない
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成績評価の方法 及び基準 |
全授業回数の3分の2回以上出席した学生に対して以下の配分に基づき成績評価を行う。 ①理解度確認試験75% ②演習・レポート等の評価25% |
質問への対応 | 随時対応します。電話またはメールで連絡下さい。日時を設定します。 原則,授業内の演習課題はその講義中に,レポート課題の解答は,次回の講義冒頭で 解説します。 また,解答解説後は,CSTポータル上に解答を公開予定ですので, そちらも参考にしてみてください。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワースコラ16階S1602室 Tel: 03-3259-0769 E-mail: hoshino.takahiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 16:40 ~ 18:00 タワー・スコラS1602
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学生への メッセージ |
授業中に扱った理論について課題やレポートを通して,自分自身の理解度を毎回評価するようにしてください。不明な点が出てきましたら,適宜質問するなどして,解消しながら学習を進めましょう。 |