2020年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 化学ライティング | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 吉川 賢治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13T L14S |
クラス | A 、 B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 卒業論文,発表要旨,雑誌論文など,論文形式文の書き方について学び,理解することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書,板書,配布資料等を用いて授業を行う.また,必要に応じて課題を与え,演習を行って達成度を確認する. |
履修条件 | 化学の基礎を理解していること.また,日本語で文章が書けること. |
授業計画
第1回 | 講義内容の紹介 シラバスの確認および受講にあたっての諸注意など. 【事前学習】指定の教科書を全般的に良く読んでおくこと(180分). 【事後学習】実験レポートと学術論文の違いを理解できるようにすること(60分). |
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第2回 | 論文について(1) 論文を書く意義、必要性、目的を中心に概説する. 【事前学習】教科書81ページから112ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】論文を書く重要性を理解できるようにすること(120分). |
第3回 | 論文について(2) 論文の種類および構成を中心に概説する. 【事前学習】教科書81ページから112ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】学術論文の種類および構成を理解できるようにすること(120分). |
第4回 | 化学文の要素(1) 化合物名の表記法を中心に概説する. 【事前学習】教科書1ページから6ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第5回 | 化学文の要素(2) 化学式の表記法を中心に概説する. 【事前学習】教科書7ページから20ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第6回 | 演習(1) 第2回~第5回の内容について演習を行う. 【事前学習】第5回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第7回 | 化学文の要素(3) 数値および単位の表記法,表の書き方について概説する. 【事前学習】教科書21ページから29ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第8回 | 化学文の要素(4) グラフおよびスペクトル図の書き方について概説する. 【事前学習】教科書30ページから42ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第9回 | 演習(2) 第7回および第8回の内容について演習を行う. 【事前学習】第8回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第10回 | 日本語文の要素 論文執筆の際に使用する文字および記号について概説する. 【事前学習】教科書43ページから50ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第11回 | 科学文の基本(1) 科学文の倫理条件および特徴について概説する. 【事前学習】教科書51ページから56ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第12回 | 科学文の基本(2) 問題のある文例とその改善法について概説する. 【事前学習】教科書51ページから56ページをよく読み,分からない箇所を把握すること(120分). 【事後学習】演習で出題した問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第13回 | 演習(3) 第10回~第12回の内容について演習を行う. 【事前学習】第12回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第14回 | 論文執筆の際にしてはいけないこと 論文の捏造,盗用,重複投稿について概説する. 【事前学習】論文の捏造,盗用,重複投稿の事例について調べておくこと(120分). 【事後学習】論文を書く重要性を改めて理解できるようにすること(120分). |
第15回 | 平常試験および解説(授業内試験) 第2回~第14回の内容について試験を行う. 【事前学習】第14回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
その他
教科書 |
泉 美治,小川雅彌,加藤俊二,塩川二朗,芝 哲夫 監修 『改訂 化学のレポートと論文の書き方』 化学同人 1999年
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参考書 |
天野明弘,太田 勲,野津隆志 編 『スタディ・スキル入門 大学でしっかりと学ぶために』 有斐閣ブックス 2008年
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%),出席状況およびその確認を兼ねた演習(40%)により総合評価する.なお,演習の採点結果および模範解答例は次回の講義の開始時に返却し,必要に応じて解説する.ただし,出席回数が全体の2/3(10回)を下回った場合は評価しない. |
質問への対応 | 講義終了後,教室または研究室にて対応します. また,急な回答を必要としない場合はメールによる質問も受け付けます. |
研究室又は 連絡先 |
無機機能分析研究室(駿河台校舎2号館224B室) TEL:03-3259-0801,E-mail:yoshikawa.kenji@nihon-u.ac.jp (メール送信時は@を半角に変えて送信して下さい.) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
水曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
金曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
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学生への メッセージ |
講義の進行状況によって講義内容が多少前後する可能性があり得るが,その際は改めて連絡します.なお,やる気のない者(講義中の私語,他科目のレポート作成,携帯電話の使用など)には退室を命じます. |