2020年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 複素関数論Ⅰ | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 川岸 正樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M21M |
クラス | A | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 内容は簡単に言えば,複素数の範囲に於ける微分積分学である.複素数まで数の範囲を広げる事に依って多くの応用が可能になる.本講義ではその複素解析学の基本事項について講義を行う. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書に依る通常の講義形式.適宜レポート提出を求める. |
履修条件 | 微分積分学の知識を必要とする. |
授業計画
第1回 | ガイダンス: 講義の内容,使う記号の説明等. [事前学習120分]シラバスを熟読しておく. [事後学習120分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
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第2回 | 複素数とその計算 I: 複素数の四則演算を紹介する. [事後学習240分講義]で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第3回 | 複素数とその計算 II: 複素数の極形式を紹介する. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第4回 | 指数函数: 複素函数としての指数函数について述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第5回 | 三角函数: 複素函数としての三角函数について述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第6回 | 対数函数: 複素函数としての対数函数について述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第7回 | 複素函数: 極限,連続性等について述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第8回 | 実1変数函数の微分,実2変数函数の微分,偏微分について復習及び補足を行う. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第9回 | 複素微分 I: 複素微分可能性,正則性について述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第10回 | 複素微分 II: 正則性とCauchy-Riemann方程式との関連を述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第11回 | 複素微分 III: 実2変数函数の微分とCauchy-Riemann方程式との関連を述べる. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第12回 | 演習: 正則函数に関する演習を行う. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第13回 | 正則函数の例 I: 多項式,有理式,指数函数等の複素微分について紹介する. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第14回 | 正則函数の例 II: 三角函数等の複素微分について紹介する. [事後学習240分]講義で扱った問題及び教科書の該当ページの問題を解く. |
第15回 | 平常試験及びその解説. [事後学習240分]平常試験の問題を確認する. |
その他
教科書 | |
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参考書 |
小寺平治 『テキスト複素解析』 共立出版 2010年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験によって評価する. |
質問への対応 | 講義時間の前後. |
研究室又は 連絡先 |
授業中に周知する. |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
計算問題は,必ず自ら手を動かす事.真面目に取り組んで欲しい. |