2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
ドイツ語Ⅱ
ドイツ語検定4級程度のドイツ語
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柳 武司 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q54H |
クラス | 建築1(奇数) |
概要
学修到達目標 | ドイツの観光案内や簡単な歌詞を理解するのに、最低限の文法項目を修得します。重要な動詞時制・人称変化と名詞の格・数・性に加えてドイツ語の基本的な文章構造について理解します。現在形に関しては、ドイツ語検定試験4級程度の語学力を習得出来るようにします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業の前半は主に発音と文法説明を行います。授業後半は、出題する問題を解いてドイツ語文法を身に付ける訓練を行います。授業の後半にはDVDやCDを利用してドイツの文化・歴史を紹介します。質問は随時受け付け、可能な範囲で対応します。 |
履修条件 | 日本語の文法を意識することは少ないので、ドイツ語文法と対照しながら、各自が普段母国語を意識するように。社会コミュニケーションサブメジャーコース設置科目 |
授業計画
第1回 | 導入1:既修得ドイツ語の必須文法についての確認と解説。 授業前:ドイツ語初級Ⅰで行った文法項目を確認しておくこと。(30分) 授業後:重要動詞を用いた現在人称変化を練習しておくこと。(30分) |
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第2回 | 導入2:現在形の人称変化や名詞の格変化、ドイツ語文章構造についての復習 授業前:挨拶と感謝表現を暗唱しておくこと。(30分) 授業後:授業で提示したドイツ語の文を和訳すること。(30分) |
第3回 | 6課:現在形と過去形。グリムの童話を題材にして、過去形について考えます。 授業前:グリム童話の任意の1作品を読んでおくこと(30分) 授業後:重要な不規則変化動詞の3基本形を暗唱すること。(30分) |
第4回 | 6課:過去形と完了形の違いについて 授業前:日本語に過去形と完了形の形式的な区別について明確化すること。(30分) 授業後:重要な不規則変化動詞の3基本形を暗唱すること。(30分) |
第5回 | 6課:能動と受動の違いについて 授業前:日本語の受動表現を表す「られる」以外の形式を考えておくこと。(30分) 授業後:ドイツ語の能動文3つを作成し、受動文に変換すること。(30分) |
第6回 | 実施小テストの文法要点説明と小テスト 授業前:動詞不定詞を過去分詞にし、完了や受動にできるようにしておくこと。(60分) |
第7回 | 小テストの解答と間違いの多かった文法事項の再確認 授業後:小テストで誤った問題などを動詞や名詞を換えて練習すること。(60分) |
第8回 | 7課:音声と文字の対応を定める正書法について 授業前:日本語の正書法で学んだことのある形式を明確化すること。(30分) 授業後:重要な分離動詞の現在・過去・完了形を暗唱すること。(30分) |
第9回 | 8課:「それは・これは・あれは」の表現について 授業前:英語の関係代名詞の語形と用法を一覧化しておくこと。(30分) 授業後:関係代名詞の数・格変化を暗唱すること。(30分) |
第10回 | 9課:話し手が発話内容に対して現実と思われない表現について。 授業前:発言内容に責任を持たない日本語の表現形式を明確化すること。(30分) 授業後:法助動詞を用いた文を5つ作成すること。(30分) |
第11回 | 10課:「...いかがですか」を表す表現 授業前:日本語で丁寧な表現を用いる文形式を明確化しておくこと。(30分) 授業後:重要動詞の接続法と命令法を暗唱すること。(30分) |
第12回 | 過去出題問題練習1 授業前:前週に指定したURLを参照し、過去問を取得して内容を確認すること。(30分) 授業後:過去出題問題で誤った問題などを動詞や名詞を換えて練習すること。(30分) |
第13回 | 過去出題問題練習2 授業前:前週に指定したURLを参照し、過去問を取得して内容を確認すること。(30分) 授業後:過去出題問題で誤った問題などを動詞や名詞を換えて練習すること。(30分) |
第14回 | 理解度確認のための平常試験及びその解説 授業前:1課から11課までの文法項目の一覧表を作成すること。(60分) |
第15回 | ドイツ語圏の文化について。ドイツ・オーストリア・スイスの音楽や文学などの文化について紹介。 授業前:興味のあるドイツ語圏の文化についてWeb等で調査すること。(30分) 授業後:授業の15回分のノートを参照して、不明な点を整理し、メールで内容を通知すること。(30分) |
その他
教科書 |
柳武司・柳泉 『講読ドイツ語文法』 DTP出版
ドイツ語文章を読むために必要となる文法を中心とした教科書です。初級に必須の文法項目のみ記述しています。
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参考書 |
(公財)ドイツ語学文学振興会編 『独検過去問題集2019年度(5・4・3級)』 郁文堂 2020年
独和辞典が必須になります。和独辞典は不要です。辞書については、授業最初に紹介します。参考書で挙げた書籍は、ドイツ語検定用です。また、それ以外の参考書については、適時提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
普段の授業中の課題対応30%、小テスト10%、理解度確認試験60%として最大100点満点の点数を算出します。 また、ドイツ語検定試験合格の場合には考慮します。 なお、ドイツ語検定試験に合格した場合には、考慮します。正当な理由がなく、半期間に5回以上授業を欠席した場合には、成績評価しません。 |
質問への対応 | オフィスアワーまたは、授業終了後の休み時間に船橋校舎の講師室で。それ以外は、メールにて時間を調整して適時。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:初修外国語研究室(5号館 541室) E-mail:yanagi118@hotmail.com |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:10 事前に授業・メール等で要通知
火曜 船橋 12:30 ~ 13:10 事前に授業・メール等で要通知
金曜 船橋 12:30 ~ 14:30 事前に授業・メール等で要通知
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学生への メッセージ |
授業時間中の積極的な参加が必要です。疑問があれば、些細なことでも、すぐに質問してください。90分間集中した学習が必要です。 また、ドイツ語を学ぶのと同時に私たちが話している日本語についても普段から意識的に考えるようにしましょう。 |