2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
日本語Ⅰ(留)
N2レベルの漢字語彙の習得と助詞の意味的理解
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柳 武司 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S13A |
クラス | 全学科共通の留学生 |
概要
学修到達目標 | 日本語能力試験のN3からN2程度のレベルとなる用例を用いて、日本語の文法的な知識と漢字使用能力を習得出来るようにします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業最初に漢字試験を実施する。その後プリントを配布して、文法的な説明を加える。授業後半には、前半に配布したプリントの内容に即した問題を解き、終了後に解答・解説を確認してもらう。必要に応じて、英語との対照説明も加え、言語学的な知識も習得する。 |
履修条件 | 留学生用の選択科目。 |
授業計画
第1回 | 使用する日本語文書のレベル説明と既修得日本語能力の確認 授業前:シラバスの内容を確認の上、関連する事柄を調べて授業に臨むこと。(30分) 授業後:常用漢字一覧を参照し、100字中読めない漢字の数量を確認すること。(30分) |
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第2回 | 漢字試験(1)、動詞と日本語の語順、人称と文の構成要素について 授業前:漢字試験(1)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:日本語の語順について、自国語との違いについて整理すること。(30分) |
第3回 | 漢字試験(2)、名詞の格と表示形式(助詞)について(1:格助詞) 授業前:漢字試験(2)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:日本語の助詞の機能を整理すること。(30分) |
第4回 | 漢字試験(3)、名詞の格と表示形式(助詞)について(2:空間・時点の助詞) 授業前:漢字試験(3)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:場所と時間を表す表現について母国語との現形式の違いを明確化すること。(30分) |
第5回 | 漢字試験(4)、名詞の格と表示形式(助詞)について(3:助詞その他) 授業前:漢字試験(4)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:名詞の格について母国語との表現形式の違いを明確化すること。(30分) |
第6回 | 漢字試験(5)、句読法) 授業前:漢字試験(5)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:日本語の点や丸の使い方に明確な規則があるのか、考察すること。(30分) |
第7回 | 漢字試験(6)、従属節と複合文 授業前:漢字試験(6)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:日本語の従属節について、母国語との表現形式の違いを明確化すること。(30分) |
第8回 | 漢字試験(7)、過去表現と完了表現 授業前:漢字試験(7)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:日本語に明確な完了形式があるのか、考察すること。(30分) |
第9回 | 漢字試験(8)、「られる」の表現と受動・丁寧・可能 授業前:漢字試験(8)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:日本語の受動につて母国語との表現形式の違いを明確化すること。(30分) |
第10回 | 実施小テストの文法要点説明と小テスト 授業前:9回目までの常用漢字と文法を確認して小テスト準備をすること。(60分) |
第11回 | 漢字試験(9)、小テストで習得状況のよくない文法項目の追加説明 授業前:漢字試験(9)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:小テストで誤った問題を整理し、過ちに対応する文法項目を明確にすること。(30分) |
第12回 | 漢字試験(10)、日本語の文章の構成要素の分解(1) 授業前:漢字試験(10)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:4つ以上の助詞と1つの動詞による文を3つ作成すること。(30分) |
第13回 | 漢字試験(11)、日本語の文章の構成要素の分解(2) 授業前:漢字試験(11)の範囲にある常用漢字の習得をすること。(30分) 授業後:助詞「が・の・に・を」と場所・時点規定を含む分を3つ作成すること。(30分) |
第14回 | 理解度確認試験及びその解説 授業前:13回の授業で学んだ文法を整理し、試験対策を行うこと。(60分) |
第15回 | 授業で行った日本語文法のまとめ 授業前:文法項目のうち最も理解しにくかったものを1つ選ぶこと。(30分) 授業後:授業の15回分のノートを参照して、不明な点を整理し、メールで内容を通知すること。(30分) |
その他
教科書 |
コピーで配布する。
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参考書 |
日本語の国語辞典があるとよいでしょう。電子辞書でも構いません。また、それ以外の参考書については、適時提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
普段の授業中の課題対応30%、小テスト20%、理解度確認試験50%として最大100点満点の点数を算出します。 なお、正当な理由がなく、半期間に5回以上授業を欠席した場合には、成績評価しません。 |
質問への対応 | オフィスアワーまたは、授業終了後の休み時間に船橋校舎の講師室で。それ以外は、メールにて時間を調整して適時。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:初修外国語研究室(5号館 541室) E-mail:yanagi118@hotmail.com |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:10 事前に授業・メール等で連絡すること。
火曜 船橋 12:30 ~ 13:10 事前に授業・メール等で連絡すること。
金曜 船橋 12:30 ~ 14:30 事前に授業・メール等で連絡すること。
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学生への メッセージ |
授業中は積極的に質問して下さい。 |