2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
教養基礎ゼミナール
船橋の自然環境
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 梶山 貴弘 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S15E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 我々が日常生活を営む空間・地域には,常に自然環境が取り巻いており,それら両者はお互いに影響を及ぼし合っている。このような身近な自然環境を調べて理解することは、防災・地域問題の解決・地域資源の創成などの地域貢献活動に繋がっていく。 本授業では、普段学んでいる船橋校舎が立地する千葉県や習志野台などの自然環境について理解することが出来る。また、身近な自然環境の一連の調査計画の立案および取りまとめの技術と、その調査・分析技術を修得することが出来る。さらに、自然環境と人間生活の関係に関する問題の解決方法について考えることが出来る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は講義と演習・実習形式でおこなうため、各自が能動的に行動する必要がある。授業の流れは、千葉県や習志野台などを対象として、調査テーマ毎に1人または2~3人程度のグループに分かれて、計画・調査・分析と、発表および報告書の作成を各自・各グループで進めていく。一部の調査は野外(学内または大学周辺)で実施するほか、季節・天気・時間帯の関係から、授業時間外に行わなければならない場合がある。なお、受講者数によっては、授業計画と内容を変更する場合がある。 |
履修条件 | 中学校社会科地理分野と中学校理科生物および地学分野の知識と技術が必要。 「地理学」・「自然環境論」・「基礎地形・地質学」を履修することが望ましい。 「文化教養サブメジャーコース」の指定科目。 |
授業計画
第1回 | 授業の到達目標・計画・評価方法,自然環境の概要 【事前学習】シラバスを読んでおく。自然環境とその構成要素について専門書やインターネットで調べておく。(120分) 【事後学習】学習した内容について配布資料やメモなどを整理する。興味のある自然環境の要素について専門書やインターネットで調べる。(120分) |
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第2回 | 調査対象地域(千葉県および習志野台)の自然環境の概要 【事前学習】千葉県や習志野台の自然環境について、専門書やインターネットで調べるとともに、地図や衛星画像を読んでおく。(120分) 【事後学習】学習した内容について配布資料やメモなどを整理する。興味のある自然環境の要素について専門書やインターネットで調べる。(120分) |
第3回 | 調査目的と調査計画の立案 【事前学習】興味のある自然環境の要素について考え、調査テーマを決定しておく。(60分) 【事後学習】具体的な調査目的および計画書を完成させる。(180分) |
第4回 | 調査・解析① 【事前学習】調査・解析対象とその調査方法について、専門書やインターネットで調べておく。(60分) 【事後学習】補足調査をおこなう。(180分) |
第5回 | 調査・解析② 【事前学習】調査・解析対象とその調査方法について、専門書やインターネットで調べておく。(60分) 【事後学習】補足調査をおこなう。(180分) |
第6回 | 調査・解析③ 【事前学習】調査・解析対象とその調査方法について、専門書やインターネットで調べておく。(60分) 【事後学習】補足調査をおこなう。(180分) |
第7回 | 調査・解析④ 【事前学習】調査・解析対象とその調査方法について、専門書やインターネットで調べておく。(60分) 【事後学習】補足調査をおこない、調査・解析を終わらせる。(180分) |
第8回 | 調査結果の中間報告・討論 【事前学習】調査・解析目的・方法・内容について、発表できるように整理しておく。(120分) 【事後学習】報告・討論結果を基に、追加調査・解析の有無や、処理・分析方法について考える。(120分) |
第9回 | 調査・解析結果の処理と分析① 【事前学習】調査・解析結果の処理分析方法について、専門書やインターネットで調べておく。(60分) 【事後学習】補足の処理・分析をおこなう。(180分) |
第10回 | 調査・解析結果の処理と分析② 【事前学習】調査・解析結果の処理分析方法について、専門書やインターネットで調べておく。(60分) 【事後学習】補足の処理・分析をおこない、処理・分析を終わらせる。(180分) |
第11回 | 最終報告・討論(プレゼンテーション)の準備 【事前学習】これまでの調査・分析から、目的に対する考察をおこなう。(60分) 【事後学習】プレゼンテーションの準備を進める。(180分) |
第12回 | 最終報告・討論(プレゼンテーション)①:前半グループ 【事前学習】プレゼンテーションのスライドを完成させる。(60分) 【事後学習】報告・討論結果を基に、報告内容について考え、調査報告書の作成を進める。(180分) |
第13回 | 最終報告・討論(プレゼンテーション)②:後半グループ 【事前学習】プレゼンテーションのスライドを完成させる。(60分) 【事後学習】報告・討論結果を基に報告内容について考え、調査報告書の作成を進める。(180分) |
第14回 | 調査報告書の作成① 【事前学習】調査報告書の作成を進める。(120分) 【事後学習】調査報告書の作成を進める。(120分) |
第15回 | 調査報告書の作成②,まとめ,補足事項 【事前学習】調査報告書の作成を進める。(120分) 【事後学習】調査報告書を完成させる。(120分) |
その他
教科書 |
教科書は指定しない。必要に応じて,プリントを配布する。
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参考書 |
授業時に紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は、レポート:調査報告書(50%)、発表・討論(30%)、小レポート(20%)から評価する。 |
質問への対応 | 基本的には講義終了後またはオフィスアワーで対応するが,研究室在室時で対応出来る場合であればいつでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワー・スコラ11階S1112室 船橋校舎 8号館4階842室 Eメール:kajiyama.takahiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:00 ~ 16:30
水曜 駿河台 15:00 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
講義が主体ではないので、行動しないと調査結果が得られず、発表や報告書の作成をすることが出来ません。各自が能動的に行動するようにしましょう。また、身近な自然現象を理解するためには,より広い時空間スケールにおける位置付けや,他の現象との相互作用を考える必要があるので,常に広い視野を持つように心掛けましょう。なお事前・事後学習には,図書館を活用すると効果的です。 |