2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 日本語表現の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 市川 浩昭 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S33B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 21世紀を生きる社会人として、恥ずかしくない文章力を身につけることが本授業の目的である。講義の柱は以下の3点となる。 ①語彙力をつける。意識して使える言葉の数を増やすようにする。 ②悪文を書かない。 ③わかりやすい文章を書くことを心がける。名文を書こうとするより、読み手に理解しやすい文章を書くことを心がけたい。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は以下の形で進める。 ①前回の課題の講評と補足説明を行う。 ②テキスト類を使い授業を行う。説明の際、板書をする場合がある。 ③講義に対応した課題を出す。課題は漢字や敬語問題の場合もあるが、文章を書く作業が中心となる。 授業での課題は複数となる場合が多い。したがって②と③の作業を繰り返すことになる。②と③の間に時間を設け、疑問の解消に努める。 なお、「学習到達目標」の②の「悪文を書かない」という項目は集中的に学習する予定である。どのようなものが悪文とされるのかを理解してもらうことが狙いである。授業の後半では社会人のなってからも通用する力を身につけてもらう。必要におい児手、個別の添削をする予定である。 |
履修条件 | 2/3以上の出席をしていなければ、成績評価の対象とはしない。ただし、出席のみで、単位の修得が保証されるのではないので注意すること。時間厳守。辞書類を持参すること。社会コミュニケーションサブメジャーコース設置科目。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方の説明。成績評価の方法などを説明する。(事前学習)この科目のシラバスをよく読んでおくこと(30分)。(事後学習)授業で指摘された内容を整理、確認すること(30分)。 |
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第2回 | 「私」を表現する1。大学に入学し、新たな世界に身を置くことになった現在、新たに出会う未知の人や世間に対し、改めて自己を知らせ、他者に認知させる必要性が生まれてくる。ここでは、これまでの人生を振り返り、自己を客観化するために必要な情報の整理をしていきたい。(事前学習)木の間での自分の生活や人との出会いなどを振り返り、メモをとること(30分)。(事後学習)配布されたプリントの内容を整理、確認をすること(30分)。 |
第3回 | 「私」を表現する2。大学に入学し、新たな世界に身を置くことになった現在、新たに出会う未知の人や世間に対し、改めて自己を知らせ、他者に認知させる必要性が生まれてくる。ここでは、これまでの人生を振り返り、自己を客観化するために必要な情報の整理をしていきたい。(事前学習)木の間での自分の生活や人との出会いなどを振り返り、メモをとること(30分)。(事後学習)配布されたプリントの内容を整理、確認をすること(30分)。 |
第4回 | 言葉とは何か1。現在、私たちはさまざまな記号に取り巻かれて生きている。実は「言葉」もまた記号なのである。しかし、人間として生きていく上で「言葉」は、人間にとってなくてはならないものである。例えば人は「言葉」を介し、自己とそれを取り巻く周囲の関係を構築していると考えられている。記号としての言葉の特徴と種類を整理し、改めて確認していく。(事前学習)記号としての「言葉」とは何かを考えること(30分)(事後学習)配付したプリントを復習し、内容を確認すること(30分)。 |
第5回 | 言葉とは何か2。現在の日本では全国共通語という学校や役所、マスコミなどの公の場で使われる言葉を使用している。一方で、地域それぞれに使われる言葉もある。もし全国共通語がないと仮定すると、南北に長い日本列島に住む日本人は、言葉により相互理解が現在のようにスムーズには進まないと思われる。そこで、映像テキストを用いて、全国共通語がなかった時代を体験してもらい、現在との対比の中で、全国共通語の存在の意義を確認してもらう。なお、ワークシートを配付する。(事前学習)前回配付したプリントの再読と確認(30分)。(事後学習)ワークシートの整理(30分)。 |
第6回 | 話し言葉と書き言葉1。日本語では会話の際に使われる話し言葉と文章表現の際に用いられる書き言葉の使い分けが求められている。しかし、現在ではSNSの大衆化により話し言葉を用いて文章を表す人が増えている。そこで、ここではさまざまなタイプの用例を見ていきながら、話し言葉と書き言葉の使い分けを意識してもらう。プリントを用意する。(事前学習)配付するプリントを読むこと(30分)。(事後学習)プリントの内容の確認(30分)。 |
第7回 | 話し言葉と書き言葉2。日本語では会話の際に使われる話し言葉と文章表現の際に用いられる書き言葉の使い分けが求められている。しかし、現在ではSNSの大衆化により話し言葉を用いて文章を表す人が増えている。そこで、ここではさまざまなタイプの用例を見ていきながら、話し言葉と書き言葉の使い分けを意識してもらう。プリントを用意する。(事前学習)配付するプリントを読むこと(30分)。(事後学習)プリントの内容の確認(30分)。 |
第8回 | 話し言葉と書き言葉3。日本語では会話の際に使われる話し言葉と文章表現の際に用いられる書き言葉の使い分けが求められている。しかし、現在ではSNSの大衆化により話し言葉を用いて文章を表す人が増えている。そこで、ここではさまざまなタイプの用例を見ていきながら、話し言葉と書き言葉の使い分けを意識してもらう。プリントを用意する。(事前学習)配付するプリントを読むこと(30分)。(事後学習)プリントの内容の確認(30分)。 |
第9回 | 文章構成法1。自分の意見を明確に伝えるためには、論理的な文を書く必要がある。そこで、論理的な文章を構成するために必要となる文章の構成法を学んでもらう。とくに三段論法を学んでいく。プリントを用意する。まら、文章を書く上で素材とない映像テキストと関連するワークシートを配付する。(事前学習)配付するプリント課題を済ますこと(30分)。(事後学習)ワークシートの課題に合わせ、文章をまとめること(30分)。 |
第10回 | 文章構成法2。自分の意見を明確に伝えるためには、論理的な文を書く必要がある。そこで、論理的な文章を構成するために必要となる文章の構成法を学んでもらう。とくに三段論法を学んでいく。プリントを用意する。まら、文章を書く上で素材とない映像テキストと関連するワークシートを配付する。(事前学習)配付するプリント課題を済ますこと(30分)。(事後学習)ワークシートの課題に合わせ、文章をまとめること(30分)。 |
第11回 | 文章構成法3。自分の意見を明確に伝えるためには、論理的な文を書く必要がある。そこで、論理的な文章を構成するために必要となる文章の構成法を学んでもらう。とくに三段論法を学んでいく。プリントを用意する。まら、文章を書く上で素材とない映像テキストと関連するワークシートを配付する。(事前学習)配付するプリント課題を済ますこと(30分)。(事後学習)ワークシートの課題に合わせ、文章をまとめること(30分)。 |
第12回 | 文章構成法4。自分の意見を明確に伝えるためには、論理的な文を書く必要がある。そこで、論理的な文章を構成するために必要となる文章の構成法を学んでもらう。とくに三段論法を学んでいく。プリントを用意する。まら、文章を書く上で素材とない映像テキストと関連するワークシートを配付する。(事前学習)配付するプリント課題を済ますこと(30分)。(事後学習)ワークシートの課題に合わせ、文章をまとめること(30分)。 |
第13回 | 文章構成法6。自分の意見を明確に伝えるためには、論理的な文を書く必要がある。そこで、論理的な文章を構成するために必要となる文章の構成法を学んでもらう。とくに三段論法を学んでいく。プリントを用意する。まら、文章を書く上で素材とない映像テキストと関連するワークシートを配付する。(事前学習)配付するプリント課題を済ますこと(30分)。(事後学習)ワークシートの課題に合わせ、文章をまとめること(30分)。 |
第14回 | 復習。第2回,第3回の内容を用いて自己紹介の内容を三段論法でまとめ、文章化すること。(事前学習)前回までの文章表現法の内容を確認すること(30分)。(事後学習)試験のための準備(60分)。 |
第15回 | 平常試験並びに解説。(事前学習)試験のための復習(60分)。 |
その他
教科書 |
プリントとワークシートを用意する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
授業時の提出物と試験および平常点の総合評価。提出物と平常点(50%)、試験(50%) |
質問への対応 | 水曜日 12:45~13:15 講師室。 |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
大学生に必要な自己表出のための授業です。そして、これまで無自覚に使っていた日本語という言葉の使い方をもう一度確認してもらえれば、と思います。 |