2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)理科教育法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大久保・伴・岡田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X36C |
クラス | 新課程 |
概要
学修到達目標 | 理科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された理科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書中心とした講義形式で行う。また、出席をかねて毎回レポート作成や小テストを行う。 |
履修条件 | ①H31(R1)年度入学生(編入生)からの新課程学生が対象。旧課程の学生は,駿河台・船橋両校舎の学生ともに駿河台の2月初旬予定の集中(便宜上の時間表記は土曜・後期・5限)を受講すること。 ②第1回に授業を進める上で重要な事を説明するので必ず出席のこと ③教職の登録をし受講料を支払っている事。 ④公立高校受験問題程度(中学理科)に関しての基礎学力が無ければならない。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス/理科教員にもとめられるもの/中学校を振りかえって 物理ミニテスト(大久保) 【事前学習】中学校における理科授業を思い出し印象に残っていることを整理しておく(60分) 【事後指導】理科教員に求められるものを整理しておく(60分) 【テスト】次回返却 |
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第2回 | 物理ミニテストの結果から考える/なぜ誤答するのか/理科教員の視点を考える(大久保) 【事後学習】テストの受講者の誤解答について整理する(240分) |
第3回 | 学習指導要領(理科)の歴史的変遷について(大久保) 【事後学習】理科の指導要領の指針の歴史的変化などを復習する(240分) |
第4回 | 学習指導要領(中学理科)の目標と全体構造等の概要について(大久保) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第5回 | 学習指導要領(中学理科)の内容(化学・生物・地学)について(大久保) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第6回 | 学習指導要領(中学理科)の内容について(指導上の留意点の概要・情報機器活用の必要性) (大久保) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第7回 | 中学化学分野の留意点(岡田) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第8回 | 中学化学分野の留意点/化学実験や生物実験における安全と薬品の取扱いの注意点(岡田) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第9回 | 情報のデジタル化とその活用法について/中学理科第一分野(主に化学)に関しての能力評価試験(伴) 【事前学習】教育現場における情報・情報機器に関して調べ関心を持つ(240分) |
第10回 | 能力評価試験の結果から躓きやすい領域の考察(伴) 【事後学習】学習における躓きについて整理し克服方法を考えてみる(240分) |
第11回 | 躓きやすい領域の指導方法に関するグループワーク(伴) 【事後学習】グループで話し合った点に関して,もう一度振り返りよりよい指導方法を考えてみる(240分) |
第12回 | 検討した指導方法に関する発表と討論(伴) 【事後学習】討論結果を整理しておくこと(240分) |
第13回 | 高校生向けに開発された熱電変換実験(エネルギー変換)に学ぶ(岡田) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第14回 | 評価法について(歴史的な流れと様々な評価法の問題点)/理科における評価の観点の概要/ 学習指導案作成の概要(大久保) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第15回 | 学習指導案の作成と提出/総括確認試験・理科教員について(大久保) 【事前学習】学習指導案を作成する為に必要な教科書等の情報を集める(240分) 【試験】どんな観点で出題したかを説明する |
その他
教科書 |
教科書なし。必要なものは配布します。
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参考書 |
文部科学省「中学校学習指導要領」2017年3月
文部科学省「高等学校学習指導要領」2018年3月
文部科学省「中学校学習指導要領解説 理科編」2017年6月
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 理科編」2018年最新版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート(20%程度)・能力評価試験(20%程度)・グループワークと発表(20%程度)・学習指導案(20%程度)・総括確認試験(20%程度)の総合評価とするが、各々5割が最低基準であり、これらの中で1つでも基準に達しない評価がある場合は基本的には単位修得できない。教員の資質として相談や報告が適宜出来ることは必須であるので、連絡(メール可)の無い無断欠席などは基本的には合格できない。 |
質問への対応 | オフィスアワーにて対応します。 ただし、会議などの場合もありますので、まずメールで連絡下さい。 |
研究室又は 連絡先 |
〒274-8501船橋市習志野台7-24-1日本大学理工学部一般物理 1号館1F 112,111B,125室 大久保尚紀nao@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp 伴 周一ban.shuichi@nihon-u.ac.jp 岡田悟志okada@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 14:30
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学生への メッセージ |
必要なものは配布します |