2020年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
| 科目名 | 建築力学Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 廣石 秀造 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | C23M |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 建築力学Iは構造系科目のうち主要基礎科目のひとつである。構造物に作用する荷重・外力の種類や、構造物を支える支点の種類・作用を理解し、特に静定構造物を対象として荷重や外力が構造物にいかに作用するか、またその荷重・外力により構造物内部にどのような応力が生じ、支持点へどのように伝えるかを理論的展開から、数式を用いた計算法及び図解法を用いる事により直感的に理解が得られる学習を目指す。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
各項目について理論的説明を行い、教科書の例題を解き理解を深める。 授業前には前回の復習を兼ねて小テストを実施する。 |
| 履修条件 | 特になし |
授業計画
| 第1回 | 授業概要の説明：授業の主旨と学習目標の確認および建築構造と力学の関係についての概略説明 【事前学習】テキスト1-10ページを読み理解する（120分） 【事後学習】授業で触れた専門用語をインターネット等で調べまとめる（120分） |
|---|---|
| 第2回 | 力の概念、力の三要素、力の経験則、力の合成と分解 【事前学習】テキスト11-23ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第3回 | 力のモーメント・外力の合力と作用点（バリニオンの定理）・偶力・力のつり合い条件 【事前学習】テキスト24-33ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第4回 | 構造物の支持方法、支点と反力、反力計算法（片持梁形式・単純梁形式） 【事前学習】テキスト33-52ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第5回 | 静定骨組の応力：断面力について、断面力の計算法、断面力の図示法 【事前学習】テキスト53-57ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第6回 | 片持梁形式の応力計算：数式計算によるＭ図の求め方 【事前学習】テキスト53-57ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第7回 | 単純梁形式の応力計算：数式計算によるＭ，Q，N図 【事前学習】テキスト81-87ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第8回 | 中間テストと解説：反力計算法（片持梁形式・単純梁形式） および数式計算によるＭ図の求め方 【事前学習】第1～7回の復習をする（120分） 【事後学習】試験で間違えた箇所の復習をする（120分） |
| 第9回 | 図解法による反力、Ｍ図の求め方（集中荷重、等分布荷重、モーメント荷重の場合） 【事前学習】前回配布のプリントを読んで理解する（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第10回 | 単純梁形式のラーメン：図解法による反力、Ｍ図の求め方（１） 集中荷重の場合 【事前学習】前回授業で指示されたテキスト88-105ページの該当箇所を読み，分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第11回 | 単純梁形式のラーメン：図解法による反力、Ｍ図の求め方（２）等分布荷の場合 【事前学習】前回授業で指示されたテキスト88-105ページの該当箇所を読み，分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第12回 | 単純梁形式のラーメン：図解法による反力、Ｍ図の求め方（３）モーメント荷重の場合 【事前学習】前回授業で指示されたテキスト88-105ページの該当箇所を読み，分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第13回 | ３ピン式ラーメン：反力の代数的計算法、図解法による反力の求め方 【事前学習】テキスト105-107ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第14回 | ３ピン式ラーメン：数式計算及び図解法による応力の求め方 【事前学習】テキスト108-112ページを読み分からない箇所をチェックする（120分） 【事後学習】授業で触れた例題の復習をする（120分） |
| 第15回 | 理解度確認テストと解説：静定梁に関する反力，応力及びM図の解法 【事前学習】第1～7回，第9～14回の復習をする（120分） 【事後学習】試験で間違えた箇所の復習をする（120分） |
その他
| 教科書 |
構造力学研究会 『建築構造力学 上』 理工図書 2011年 第1版
教科書は建築力学Ⅱでも使用するため，必ず購入すること。
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| 参考書 |
岡田章，宮里直也 『くわしすぎる構造力学演習Ⅰ，Ⅱ』 彰国社
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| 成績評価の方法 及び基準 |
出席は授業中の小テストにより確認し，出席が5分の3満たない場合は成績査定を行わない。成績は小テスト10％，中間テスト20％，理解度確認テスト70％により評価する。 |
| 質問への対応 | 教室及び各担当師の研究室で受け付ける。 |
| 研究室又は 連絡先 |
廣石研究室：9号館923B室 |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ～ 13:15
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| 学生への メッセージ |
本科目の内容は積み重ねの学習が基本なので、一歩一歩着実に進むこと。 【令和元年度成績分布状況】履修者数118名 S:22人(18.64%),A:28人(23.73%),B:16人(13.56%),C:33人(27.97%),D:17人(14.41%),E:2人 |