2020年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 有機化学Ⅲ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 萩原 俊紀 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E23S |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | アルデヒド、ケトン、カルボン酸など、カルボニル基を有する化合物について、その特徴、合成方法および反応を理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
事前に各自予習してきた内容について、板書による解説を中心に授業を進める。各単元の終わりに発展的内容についてグループ学習を行い、理解を深める。 本科目では,化学研究機関で実務経験を有する教員が,その経験を活かして,有機合成の理論の解説だけでなく,実際の研究開発を想定した問題解決型の手法を取り入れた授業を行う。 |
履修条件 | 化学Ⅲ、有機化学Ⅰ、有機化学Ⅱの内容を理解していること。 |
授業計画
第1回 | 【授業内容】授業の進め方と評価方法の解説、カルボニル化合物の予習、分類と命名法についての解説 【事前学習】「有機化学Ⅰ」、「有機化学Ⅱ」の内容を復習しておくこと。また、教科書のp694-p702について予習しておくこと(120分)。 【事後学習】重要な点、理解できなかった点を復習しておくこと。また、分類と命名法について十分に理解しておくこと(120分)。 |
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第2回 | 【授業内容】アルデヒドとケトン(1): 製法、求核付加反応(H2O、HCN)についての解説 【事前学習】教科書19章19・1から19・6節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第3回 | 【授業内容】アルデヒドとケトン(2): 求核付加反応(ヒドリド試薬、Grignard試薬、アミン)についての解説 【事前学習】教科書19章19・7から19・8節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第4回 | 【授業内容】アルデヒドとケトン(3): 求核付加反応(ヒドラジン、アルコール、リンイリド)についての解説 【事前学習】教科書19章19・9から19・11節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第5回 | 【授業内容】アルデヒドとケトンについてのグループ学習: α,β-不飽和カルボニルに対する共役求核付加についてグループで議論し、理解を深める 【事前学習】教科書19章19・13節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を学生同士で議論し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第6回 | 【授業内容】カルボン酸とニトリル: カルボン酸の性質と反応、ニトリルの反応についての解説 【事前学習】教科書20章20・1から20・7節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第7回 | 【授業内容】カルボン酸誘導体(1): 求核アシル置換反応の基礎、カルボン酸の反応についての解説 【事前学習】教科書21章21・1から21・3節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第8回 | 【授業内容】カルボン酸誘導体(2): 酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミドの反応についての解説 【事前学習】教科書21章21・4から21・7節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第9回 | 【授業内容】カルボン酸誘導体についてのグループ学習: 求核アシル置換反応とポリアミド、ポリエステルについてグループで議論し、理解を深める 【事前学習】教科書21章21・9節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を学生同士で議論し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第10回 | 【授業内容】カルボニルα置換反応: ケト-エノール互変異性、エノラートイオンについての解説 【事前学習】教科書22章22・1から22・6節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第11回 | 【授業内容】カルボニルα置換反応についてのグループ学習: マロン酸エステル合成とアセト酢酸エステル合成についてグループで議論し、理解を深める 【事前学習】教科書22章22・7節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を学生同士で議論し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第12回 | 【授業内容】カルボニル縮合反応: アルドール反応についての解説 【事前学習】教科書23章23・1から23・6節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと(120分)。 |
第13回 | 【授業内容】カルボニル縮合反応についてのグループ学習: Claisen縮合とMichael反応についてグループで議論し、理解を深める 【事前学習】教科書23章23・7から23・11節について予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】理解が不十分な箇所を学生同士で議論し、理解を完全にしておくこと(120分)。 |
第14回 | 【授業内容】総合演習 これまでに得た有機化学の知識を用いて、有機化合物の合成についての演習を行う。 【事前学習】これまでの授業内容を復習し、理解を十分にしておくこと。(120分)。 【事後学習】演習での理解が不十分であった箇所について再度復習しておくこと(120分)。 |
第15回 | 【授業内容】平常試験およびその解説 【事前学習】これまでの授業内容を復習し、理解を十分にしておくこと。(240分)。 【事後学習】平常試験の結果が不十分であった箇所について再度復習しておくこと(60分)。 |
その他
教科書 |
John McMurry 著、伊東・児玉・荻野・深澤・通 訳 『マクマリー 有機化学(中)』 東京化学同人 2017年 第9版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験により評価するが、グループ学習の参加状況も考慮する。出席回数が授業時間数の3/5に満たない場合は評価しない。 |
質問への対応 | 適宜対応する |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館837号室 hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp(@は半角で入力のこと) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
【令和元年度成績分布状況】 履修者15名 S:6名(40%)、A:1名(7%)、B:1名(7%)、C:3名(20%)、D:4名(27%)、E:0名 (今年度から担当者変更) |