2020年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 基礎ゼミナール | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 前田・三浦 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E64L |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
【機械工学分野,総合科学分野】三浦 浩一:「機構学入門」 機械は,複数の部品から構成され,要求される動きを実現させるために,部品間の相対運動により,動力の伝達や運動の変換が行われる。身の回りの機械の仕組みを調べながら,機構学の基礎を学ぶ。機構を理解し,運動学により,運動を数値的に表現することができれば,自動車,ロボット,宇宙構造物など様々な機械の運動制御が可能になる。 授業形態:調査,発表 【機械工学分野,総合科学分野】宮城 徳誠:「エネルギ変換入門(流体力学・熱力学)」 我々の社会は,多くの資源とエネルギを利用しながら,さまざまな産業を興し,利便性の高い社会を支えている。しかし最近では,省エネ化や温暖化ガスの削減,省資源化,自然エネルギの活用など,エネルギや資源利用の見直しが図られている。ここでは,機械工学の基本である流体力学や工業熱力学,熱工学を学びながら,よりよいエネルギ変換のあり方について議論していく。 授業形態:輪講,調査,発表 【電気電子工学分野,総合科学分野】海老原 正明:「実社会における電気の使われ方から電気現象を考える」 もはや電気なくしては我々の生活は成り立たないと言っても過言ではない。この電気は,発電所から送配電網を通って工場や家庭に送られ,色々な形で利用されている。本ゼミナールでは,電気が実社会でどのように使われているのかを学び,その基本技術や環境問題等を学習する中で,電圧,電流,電界,磁界,誘導などの電気現象を理解するための基本的な技術や用語・考え方を習得する。 授業形態:講義,輪講 【電気電子工学分野,情報科学分野,総合科学分野】小林 一彦:「無線通信工学入門」 無線通信,特に身近なスマートフォンに見られるセルラー通信は,近年,高速・大容量化が更に進み,日本では,本年から次世代無線通信システムとして位置づけられた5Gシステムのサービスが始まった。5Gシステムは,これまでの音声,データ通信のみでなく,遠隔医療,自動運転等への応用が広がって行く。この無線通信に関して,これまでの技術変遷を分析することで,今後の技術開発の方向性(6Gシステム)に関して考えて行く。 授業形態:輪講 【情報科学分野,電気電子工学分野,総合科学分野】金 炯秀:「コンピュータの分解と組み立て及びサーバー構築」 情報・通信及びコンピュータ応用産業分野の専門技術者になるためには,現代社会全分野で活用されているコンピュータの基本概念及び構造,ハードウェア,ソフトウェアなどの関連知識を修得する必要がある。本ゼミナールでは,コンピュータを構成するハードウェア部品の名称と機能を理解し,直接コンピュータを分解及び組み立てることで,コンピュータの動作原理と構造を理解できる。ゼミナール後半では,Windows PCにLinuxを導入,サーバーを構築し,動作確認することで,インターネットの端末装置とサーバー間での動作仕組みを理解できる。 授業形態:講義,実習 【情報科学,総合科学】駒田 智彦:「情報系資格取得に向けて」 この数十年の間に急激な発展を遂げたコンピュータは今日の社会に深く浸透しており,業種を問わず全ての職業人にとって必要不可欠な非常に便利な道具として活用されている。 ここでは,「ITパスポート」などのいくつかの資格・検定等について概観した後に,各自が取得を目指す資格を定め,それらを輪講形式で学んでいく。ここで身につけたことを通してコンピュータに対する理解を深めるとともに,資格を取得することを目標とする。 授業形態:輪講 【応用化学分野,総合科学分野】西村 克史,萩原 俊紀,赤澤 寛行:「暮らしと化学」 化学は世界的に最も日本人が活躍している学問分野です。応用化学分野では健康で豊かな生活を実現するための新素材の開発,バイオテクノロジーや地球環境保全を実現するための"化学"を基本から学ぶことを目的としています。テクノロジーの革新は,新しい材料が開発されることによって成し遂げられてきました。化学を学ぶことによって無機・有機物質,化学プロセスに関する基礎知識と機能性マテリアルの創製にかかわる,実践的で有用な専門知識を習得することができます。 授業形態:講義,演習 【全分野】山田賢治,前田知人:「理工学のための数学的手法─基礎」 理学・工学の専門分野の学習や研究のためには,数学は欠くことのできないものであり,様々な現象を理解する上での必須の道具である。基本となる原理・法則から出発して既知の現象を説明したり,新たな現象を予測したりするとき,数学が論理を展開する手段として用いられる。ここでは,理学・工学の専門分野を学ぶ上で必要となる数学(微分積分,ベクトル解析,常微分方程式など)の基礎的事項について学習する。 授業形態:輪講 【数学分野,総合科学分野】眞中裕子:「近代数学の視点から」 数学の理論展開において基本的な概念をどのように導入したら、現象の記述や感性の表現がうまくゆくだろう。例えば、「限りなく近づく」と言う事を表現するとしたら?数を小さい順に並べたら隙間なく埋まるだろうか?これらを数学の言葉で表現し論理的に記述したものを読み、自分達の解釈を試みよう。何となく分かった様な気分で計算していたものも、数学の言葉の積み重ねから出来ている。そのハーモニーを味わってみよう。 授業形態:輪講,実習 【全分野】山口雄仁:「数学で使う基礎英語-高校数学の内容を英語で勉強してみよう-」 このゼミナールでは,アメリカの文系大学生が1年生で学ぶ「College Algebra(大学の代数)」の英語テキストを教材として取り上げ,輪講形式で読み進めていく。この本は,数学としては「一次方程式と不等式」,「場合の数と確率」など日本でいえば高校1,2年程度の内容であるが,使われている英語には理工系分野で広く使われる基本表現がほとんど含まれており,将来それぞれの分野でより専門的な英語の技術文献を読むための準備としてとてもよい教材である。 授業形態:輪講 |
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学修到達目標 | 1年前学期「入門ゼミナール」に続き,ものづくり・サイエンス総合学科の7つの専門分野と関連が深い様々なゼミナール・テーマの中から一つを選択して,少人数での学習を通じて,より専門的な基礎学力を養成するとともに,輪講,資料調査,発表,討論,実習等の機会を通じて,コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養う。 各テーマに関連する基礎的な知識・技術を身に付け,発表等により他者に説明できることを到達目標とする。 |
授業形態及び 授業方法 |
ゼミナールのテーマごとに担当教員の指示に従い,学習を進める。テーマにより,輪講,資料調査,発表,討論,実習等を行う。 |
履修条件 | 専門教育科目/必修 (1) ものづくり・サイエンス総合学科の学生対象。 (2) 全員履修すること。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
(1) 輪講,資料調査,発表,討論,実習等への取り組み状況及び成果,並びに提出課題の出来栄えを総合的に評価する。 (2) 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄として取り扱い,学業成績を評価E(判定不可)とする。 (3) 授業開始から30分を経過した後に入室した場合は,原則として欠席扱いとする。 |
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質問への対応 | 各担当教員の研究室において随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
三浦浩一:9号館1階916G号室,miura.kouichi@nihon-u.ac.jp 宮城徳誠:9号館1階916B号室,miyagi.norimasa@nihon-u.ac.jp 海老原正明:9号館1階916C号室,ebihara.masaaki@nihon-u.ac.jp 小林一彦:9号館1階916F号室,kobayashi.kazuhiko@nihon-u.ac.jp 金炯秀 :9号館1階916A号室,kim.hyoung-soo@nihon-u.ac.jp 駒田智彦:9号館1階911A号室,komada.toshihiko@nihon-u.ac.jp 西村克史:8号館3階836号室,nishimura.katsushi@ (+nihon-u.ac.jp) 萩原俊紀:8号館3階837号室,hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp 赤澤寛行:8号館3階835A室,akazawa.hiroyuki@nihon-u.ac.jp 山田賢治:9号館1階916E号室,yamada.kenji@nihon-u.ac.jp 前田知人:9号館1階911B号室,maeda.tomohito@nihon-u.ac.jp 眞中裕子:9号館1階911C号室,manaka.hiroko@nihon-u.ac.jp 山口雄仁:9号館2階921A号室,yamaguchi.katsuhito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ~ 13:00 三浦
木曜 船橋 12:15 ~ 13:00 三浦
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 宮城
水曜 船橋 12:15 ~ 13:15 宮城
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 海老原
火曜 船橋 10:30 ~ 12:00 小林
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 金
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 駒田
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 駒田
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20 西村
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20 萩原
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 赤澤
月曜 船橋 12:30 ~ 13:15 山田
木曜 船橋 12:30 ~ 13:15 山田
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 前田
金曜 船橋 12:00 ~ 13:15 前田
水曜 船橋 12:20 ~ 13:00 眞中
火曜 船橋 12:00 ~ 13:15 山口
金曜 船橋 12:00 ~ 13:15 山口
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学生への メッセージ |
【令和元年度成績分布状況】履修者数63名 S:38人(62.3%),A:19人(31.15%),B:3人(4.92%),C:1人(1.64%),D:0人(0%),E:2人 |