2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 海洋建築工学専攻
設置情報
科目名 | 港湾空間計画特論 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 新井・近藤(健) | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D13B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 港湾空間は、海洋空間と陸域空間の双方にまたがる空間である。我が国は、建国以来、海との関わりは強い。津々浦々に多くの港まちが発達し、産業と経済を支え、地域ごとに豊かな文化を形成してきた。本講義ではこの港まちをフィールドとし、この空間でこれから展開する各種プロジェクトおよびそのデザイン手法を学ぶ。また同時にこれらのプロジェクトを発想し、実施する技術者に必要となる資質について知る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
国土交通省や一般財団法人みなと総合研究財団などで検討されている資料を基にパワーポイントを作成し、講義を行う。併せて日本港湾協会等の関連する資料も配布する。また横浜港・川崎港の現地視察を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
予め配布している資料を一読し、不明な専門用語は事前に参考書等により調べ、質問事項を整理し、授業に臨むこと。 |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明 我が国港湾のこれからのプロジェクト展開の方向とこれを支える技術者像 |
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第2回 | 港湾をつくった人や歴史および日本の港湾政策の特質 |
第3回 | 港湾空間の特性・港湾法・港湾施設 ケーススタディ:横浜港・川崎港 |
第4回 | 現地視察 船舶にて横浜港・川崎港を視察し、併せて国土交通省から港湾政策の説明 |
第5回 | 港湾ネットワーク①コンテナ・バルク・フェリー |
第6回 | 港湾ネットワーク②クルーズ・観光開発 |
第7回 | 港湾強靱化①津波L1L2 |
第8回 | 港湾強靱化②高潮・浸食 |
第9回 | 港湾強靱化③耐震バース・BCP |
第10回 | 港湾環境①ゼロエミッション・洋上風力 |
第11回 | 港湾環境②グリーンボート |
第12回 | 港湾空間再生①維持修繕 |
第13回 | 港湾空間再生②リユース |
第14回 | 港湾空間再生③パブリックアクセス |
第15回 | 港湾イノベーションの展望とこれからの技術者 レポート課題の解説 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
港湾学術交流会 『新版 港湾工学』 朝倉書店 2014年 第1版
国土交通省港湾局 『数字でみる港湾2018 港湾ポケットブック』 (社)日本港湾協会 2018年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
テーマを定め、一定量の論文の提出より総合的に判断する。評価要素は、与えられた命題に適切に対応しているか否かが評価の基本である。併せて①講義した港湾政策と港湾空間の特性について理解を深めている。②与えられたたテーマに関しての分析力と取り纏め能力。③課題の思考のプロセスが本人の考えたものかなどを主要な評価基準としている。 |
質問への対応 | 新井:授業中及びメールにて随時 近藤:随時 |
研究室又は 連絡先 |
・新井洋一:特定非営利活動法人リサイクルソリューション 会長 :〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-11-8 美和ビル3階 :TEL 03-3523-3155/FAX 03-3523-3156 :E-mail:araiy@kkf.biglobe.ne.jp ・近藤健雄:kondo.takeo@nihon-u.ac.jp :047-469-5483(13号館6階1362B室) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 15:00 ~ 15:30 ・新井洋一:13号館6階1362B室
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学生への メッセージ |
これからの技術者は、要素的基盤的な技術の習得に加え、社会とのコミュニケーションを円滑に行うなどの実践的な能力を有する技術者が求められている。本講義は港湾空間をケーススタディとして、この実践的な能力習得へのアプローチを試みている。 |