2020年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 都市・地域マネジメント工学特別研究 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高村 義晴 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66A |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
需要減少社会への移行に伴い深刻化する諸課題に向き合う「地域創生・都市創生」及び関連領域を研究領域とする。このような諸問題に、新たな価値創造(物理機能的価値・精神的価値・情緒的価値)、地域の結集力の増進、地域空間と地域社会・地域経済・地域文化との包括的アプローチなどの新たな都市・地域マネジメントにより対応を目指す。その際、実践性に関する助言を行う。 |
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学修到達目標 | 新たな時代に対応できる高度な専門的まちづくり人材として、地方創生・都市再生・復興まちづくりへの対応の考え方・見方、計画論、方法論、マネジメント等についての理解を深めるとともに、客観性・論理性に優れる論文発表、実践性の高い手法開発などを行う力を修得することができる。 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
プロジェクト参加、有識者・関係者との意見交換、文献調査、現地調査・社会実験等について支援・助言する他、個別指導を行う。また積極的な論文発表などについて指導する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
関連研究、文献等を読み、需要減少社会への対応の現状と課題についての問題認識をもつこと。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
学会等での論文発表の成果、修士論文を基本に評価する。その際、演習、口頭試問による理解度の確認などを加味する。 |
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質問への対応 | 研究室で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
髙村研究室(takamura.yoshiharu@nihon-u.ac.jp) タワースコラ12階1211 |
オフィスアワー |
土曜 駿河台 13:00 ~ 14:00
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学生への メッセージ |
地方の疲弊、都市の一部の衰弱(中心市街地、郊外型住宅団地、交通の便の悪い地区、密集市街地)は需要減少に起因し、これまでとは異なる新たな対応が求められるため、新たなものの見方・考え方、計画論、新たな方法、マネジメントなどのアプローチ法が求められる。しかし実際には、このような要請に対応できる高度な人材が不足し、問題がそのまま放置され深刻化しているのが実情である。このような問題に切り込むパイオニア的人材となることを期待したい。 |