2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
| 科目名 | 翼理論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 安田 邦男 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | H63A |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 翼が定常運動をしている時の２次元翼（翼型）と３次元翼（翼平面形）の周りの流れとそれによって翼が生ずる空気力の求め方について述べる．主な内容は、薄翼理論、任意翼型理論，揚力線理論，揚力面理論である． 翼の平面形状や断面形により生ずる空気力を理解することができる． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行うが，必要に応じてプリントを配布する． 演習問題やプログラムの課題を課す． |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容・ 受講のための 予備知識 |
基礎的な航空力学，空気力学の知識を修得していること． 課題は，各理論で空気力を求めるプログラムを製作するので，プログラム言語(C言語)ができること． |
授業計画
| 第1回 | 翼理論の内容と半年間の講義の説明をする 【事前学習】教科書の第3章を読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
|---|---|
| 第2回 | 翼の幾何学的構成 平面形／空力平均翼弦／性能 【事前学習】教科書の該当する部分を読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第3回 | 翼の空力特性（その１） 空気力／モーメント 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第4回 | 翼の空力特性（その２） 空気力／モーメント 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第5回 | 薄翼理論（その１） フーリエ級数法 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第6回 | 薄翼理論（その２） 平板翼／円弧翼／反転キャンバ翼／フラップ翼 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第7回 | 薄翼理論（その３） 数値解析法 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第8回 | 翼型の形状 NACA系翼型 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第9回 | 任意翼型理論（その１） 渦パネル法／クッタの条件 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第10回 | 任意翼型理論（その２） 渦パネル法／分割数 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第11回 | ストリップ理論／運動量理論 楕円翼／矩形翼 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第12回 | 揚力線理論（その１） ビオ･サバール則／楕円翼／矩形翼 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第13回 | 揚力線理論（その２） テーパ翼 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第14回 | 揚力面理論（その１） 渦面／分割／境界条件／代表点 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
| 第15回 | 揚力面理論（その２） 矩形翼 【事前学習】授業時に配布するプリントを読んで理解しておくこと．(120分) 【事後学習】授業内容をもとに，復習すること．(120分) |
その他
| 教科書 |
牧野光雄 『航空力学の基礎（第３版）』 産業図書
教科書の第３章を主として講義をするが，必要に応じてプリントを配布する．
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| 参考資料コメント 及び 資料（技術論文等） |
東 昭 『航空工学Ⅰ』 裳華房
東 昭 『航空工学Ⅱ』 裳華房
東 昭 『航空を科学する 上巻』 酣燈社
東 昭 『航空を科学する 下巻』 酣燈社
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートで評価する．ただし出席が８０％に満たない場合は，原則として採点対象としない(正当な理由がある場合にかぎり理由書の提出により許可することもある)． 課題レポートの提出期限後は，受付けない． |
| 質問への対応 | 質問等は，授業終了後に質問すること．連絡等は，メールでもよい． |
| 研究室又は 連絡先 |
kyasuda@aero.cst.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |