2017年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 力と運動の物理学Ⅰ演習 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 伴・長峰 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | L13C L13D |
| クラス | A 、 B | ||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
概要
| 学修到達目標 | 力と運動の物理学Iで学んだ力学の諸概念や法則を, 基本的な演習問題を自ら解くことにより身につけ, より理解を深める. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
Ａ・Ｂの２クラスを「基礎物理学実験」と隔週入れ替えで実施する。力と運動の物理学Iの講義の進度に沿った演習問題（プリント等配布）を各自解き, その答案をレポートとして各自提出する. |
| 履修条件 | 基礎教育科目・必修 力と運動の物理学I（必修)の内容につながる基礎問題も取り扱う。力と運動の物理学I（必修)を同時に受講することにより学習効果を高めることを目指している。 |
|
準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
物質応用化学科の学生を前提として演習を設定しているため、基本問題から発展問題までを取り扱う。そのため毎回相当量の問題をこなす。事前に基本的な関数，ベクトルや微積分などの基本的な数学・力と運動の物理学I（必修)の授業内容を予習として確認しておくこと。配布プリントの例・例題・問題は必ず復習する。 |
授業計画
| 第1回 | （１－１）演習リテラシー 数学的基礎・単位（一部次元解析含む）・接頭語・有効数字・誤差の取り扱い |
|---|---|
| 第2回 | （１－２）直線運動（１） 物体の位置と速度の関係 |
| 第3回 | （２－１）直線運動（２） 物体の速度と加速度の関係、重力加速度について |
| 第4回 | （２－２）ベクトルと平面運動（１） 位置ベクトル、速度ベクトルと加速度ベクトルの関係 |
| 第5回 | （３－１）ベクトルと平面運動（２） 運動の３法則、力について、地球の重力、力のつりあい |
| 第6回 | （３－２）運動の法則（１） 数学的準備（微分方程式について－変数分離形まで）運動の３法則、力について、 |
| 第7回 | （４－１）運動の法則（２） 地球の重力、力のつりあい、一様な重力のもとでの運動（落下運動、放物運動） |
| 第8回 | （４－２）摩擦力と抵抗（１） 抵抗があるときの落体の運動 束縛運動、静止及び動摩擦力 |
| 第9回 | （５－１）摩擦力と抵抗（２） 束縛運動、静止及び動摩擦力 |
| 第10回 | （５－２）振動（１） 単振動 |
| 第11回 | （６－１）振動（２） 極座標、単振り子 |
| 第12回 | （６－２）仕事とエネルギー（１） 仕事の定義、一定な力のする仕事 |
| 第13回 | （７－１）仕事とエネルギー（２） 重力のする仕事、バネのする仕事､仕事と運動エネルギーの関係 |
| 第14回 | （７－２）仕事とエネルギー（３） 保存力とポテンシャル、力学的エネルギー保存則（１） |
| 第15回 | （８）仕事とエネルギー（４）・平常試験 力学的エネルギー保存則（２） 平常試験・試験の解説 エネルギーに関するその他の項目 |
その他
| 教科書 |
教科書の指定は無いが、力と運動の物理学I及びIIで使用する教科書「理工系の基礎物理 力学」は非常に関連性が深いので毎回の授業に持参することを勧める。
|
|---|---|
| 参考書 |
原 康夫 『理工系の基礎物理 力学』 学術図書出版社 1998年 第1版
廣岡秀明 『大学新入生のための物理入門』 共立出版社 2012年 第2版
戸田盛和 『力学 （物理入門コース）』 岩波書店 第1版
理工系の基礎物理 力学 原康夫著 ISBN-13: 978-4873610931 は力と運動の物理学I（必修）及びIIの教科書
大学新入生のための物理入門 廣岡秀明著はパワーアップセンター基礎講座物理の教科書
|
| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験約５０％，課題・レポート等約５０％。通常の授業・課題への取り組み方を“重視”する。 |
| 質問への対応 | 授業中随時 オフィスアワー：月曜日16:45-17:50船橋キャンパス1号館111B室または授業教室 mailで連絡してください。 |
| 研究室又は 連絡先 |
〒274-8501千葉県船橋市習志野台7-24-1 日本大学理工学部 一般物理（1号館111B室） ban.shuichi@nihon-u.ac.jp (伴周一） 日本大学理工学部 量子科学研究科 kuwamoto@phys.cst.nihon-u.ac.jp （桑本 剛） nagamine@phys.cst.nihon-u.ac.jp （長峰 康雄） nnao@phys.cst.nihon-u.ac.jp （行方 直人） |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 16:45 ~ 17:50 1号館1階111B室（伴）、各教室でも対応
|
| 学生への メッセージ |
関数電卓を必ず持ってくること。理工系の基礎物理 力学 原康夫著（力と運動の物理学I（必修）教科書）は本科目では参考書ではあるが必ず持ってくること。 パワーアップセンター基礎講座物理・個別指導を可能な限り利用して授業に備える。 隔週・２時限連続（３，４限）で実施（基礎物理学実験と交互に実施：両方の科目を受講することを推奨する。）する科目 第１回はまず１０３２室に集合する。 |