2017年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 力と運動の物理学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 伴 周一 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | L32B |
| クラス | A | ||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
概要
| 学修到達目標 | 物理学の基礎である力学についての基礎的な事柄を講義する。 ニュートンの運動方程式を理解し活用できるようにする。また、運動量、角運動量、剛体の運動といった概念を身につけることを目標とする。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
高校で物理を履修しなかった学生にも配慮し、いきなり一般論を展開することは避け、なるべく簡単な例から出発し、徐々に一般的な場合に進む方法で講義を行う。具体例を用いた計算や演習問題を取り入れる。毎回，課題・レポート・小テスト・宿題等のいずれかを実施し学力向上を図る。 |
| 履修条件 | 共通基礎教育科目・選択 物質応用化学科学生の受講を前提としているため基本事項から説明する。ただし、授業内容について事前に必ず一読しておくこと。力と運動の物理学I（前期・必修）及び力と運動の物理学I演習（前期･必修）を受講していることが望ましい。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
前期科目の力と運動の物理学I及び演習の復習・確認をしておくこと。またあわせて数学的事項、関数・ベクトル・微積分などの確認をしておくこと。準備学習として教科書を事前に一読し内容を確認すること。解法が明示されている教科書の例・例題等を事前に予習する。特に課題・レポート等で取り組んだ内容について復習し習得・習熟する。 |
授業計画
| 第1回 | 数学的準備 力・仕事・エネルギー（１）： 力学的エネルギー保存則について（１） |
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| 第2回 | 力・仕事・エネルギー（２）： 力学的エネルギー保存則について（２） |
| 第3回 | 運動量と力積、衝突(1)： 運動量保存則、弾性衝突、について |
| 第4回 | 運動量と力積、衝突(2)： 非弾性衝突、ロケットの運動について |
| 第5回 | 角運動量(1)： ベクトルの外積、角運動量の定義、力のモーメント |
| 第6回 | 角運動量(2)： 中心力の定義 、中心力と角運動量保存則 |
| 第7回 | 角運動量(3)： 面積速度と角運動量 |
| 第8回 | 万有引力と惑星の運動： 万有引力、万有引力のポテンシャル、球体による万有引力、 脱出速度・ケプラーの法則 |
| 第9回 | 剛体の重心(1)： 質点系 |
| 第10回 | 剛体の重心(2)： 剛体の概念と力のつりあい |
| 第11回 | 固定軸のまわりの剛体の回転運動(1)： 固定軸のまわりの回転運動、慣性モーメント |
| 第12回 | 固定軸のまわりの剛体の回転運動(2)： いろいろな物体に関する慣性モーメントの例 |
| 第13回 | 固定軸のまわりの剛体の回転運動(3)： 剛体の力学的エネルギーとその保存法則 |
| 第14回 | 剛体の平面運動： 斜面上を転がり落ちる剛体の運動 |
| 第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
| 教科書 |
原 康夫 『理工系の基礎物理 力学』 学術図書出版社 1998年 第1版
『力と運動の物理学I』と『力と運動の物理学II』は同じ教科書を使用する。
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| 参考書 |
戸田 盛和 『力学 （物理入門コース）』 岩波書店 第1版
C.Kittel、W.D.Knight、M.A.Ruderman(今井功 訳) 『力学 （バークレー物理学コース）』 丸善
橋元淳一郎 『単位が取れる力学ノート』 講談社サイエンティフィック 2005年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題・レポート・小テスト・宿題（毎回何らかを実施）等をあわせて約４５％，平常試験約５５％。 通常の授業内での取り組み方や課題の取り組み方を重視する。 |
| 質問への対応 | 授業中・授業後随時 オフィスアワー：水曜日16:45-17:50船橋キャンパス1号館111B室または授業教室 mailで連絡してください。 |
| 研究室又は 連絡先 |
〒274-8501千葉県船橋市習志野台7-24-1日本大学理工学部一般物理1号館 ban.shuichi@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 16:45 ~ 17:50 1号館111B室（伴）
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| 学生への メッセージ |
教科書・関数電卓を必ずもってくること。 可能な限りパワーアップセンター個別指導を積極的に活用し授業に備える。 |