2019年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 有機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 赤澤 寛行 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E12M |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | ①原子・分子の軌道と結合が説明できる. ②混成軌道が説明できる. ③有機化学で必要な酸と塩基の概念を説明できる.④有機化学で用いる構造式が描ける. ⑤有機化合物(特にアルカン、アルケン、アルキン)を命名できる. ⑥アルカン・シクロアルカン・アルケンの立体化学 が説明できる. ⑦有機反応の求核的・求電子的反応について説明できる. ⑧アルケン・アルキンの関わる反応について説明できる. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書やパワーポイントを中心とした講義形式および理解を深めるための小演習を行う. 分子模型が理解の手助けとなることがあるので持ってくること.命名法は反復学習が必要なので回数に関わらず毎回確認をする。 |
履修条件 | 化学IIIを受講していることが望ましい |
授業計画
第1回 | ガイダンス・有機化学Ⅰ講義内容紹介・原子の構造(p.1~p.7) 【事前学習】シラバスをよく読んでおくこと。(10分) 【事後学習】授業後の演習をノートにまとめておくこと(30分) |
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第2回 | 小演習(1)・化学結合と原子価結合法(混成軌道):炭素鎖の表現方法, 構造の描画方法(p.7~p.25) 【事前学習】教科書p.7~p.25をよく読んでおくこと。(60分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第3回 | 小演習(2)・極性共有結合・電気陰性度・酸と塩基(ブレンステッド・ローリーの定義とルイスの定義)(p.33~p.61) 【事前学習】教科書p.33~p.61をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第4回 | 小演習(3)・アルカン・シクロアルカン・アルケン・アルキンの命名法(1)(p.68~85, p.100~p.106, p212~p.214, p.294~296) 【事前学習】教科書p68~p.85, p100~p.106, p212~p.214, p294~p.296をよく読んでおくこと。命名法における炭素数の表し方を元に炭素鎖の数と名称の一覧を参照できるようにノートに炭素鎖数12まで記載しておく。(180分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第5回 | 小演習(4)・アルカン・シクロアルカン・アルケン・アルキンの命名法(2) (p.68~85, p.100~p.106, p212~p.214, p.294~296) 【事前学習】教科書p68~p.85, p100~p.106, p212~p.214, p294~p.296をよく読んでおくこと。命名法における炭素数の表し方を元に炭素鎖の数と名称の一覧を参照できるようにノートに炭素鎖数12まで記載しておくこと。(180分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第6回 | 小演習(5)・アルカンの立体化学(p.86~p.93) 【事前学習】教科書p.86~p.93をよく読んでおくこと。分子模型でプロパンを作っておくこと。(120分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第7回 | 小演習(6)・シクロアルカンの立体化学(p.106~p.125) 【事前学習】教科書p.106~p.125をよく読んでおくこと。分子模型でシクロヘキサンを作っておくこと。(120分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第8回 | 小演習(7)・有機反応の種類, 反応機構(p.169~p.184) 【事前学習】教科書p.169~p.184をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第9回 | 小演習(8)・反応エネルギー(p.184~p.197) 【事前学習】教科書p.184~p.197をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第10回 | 小演習(9)・アルケンの立体化学, マルコフニコフ則, カルボカチオン(p.215~236, p.297~299) 【事前学習】教科書p.215~p.236, p.297~p.299をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第11回 | 小演習(10)・アルケン・アルキンの反応(1)(p.246~p.309) 【事前学習】教科書p.246~p.309をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第12回 | 小演習(11)・アルケン・アルキンの反応(2)(p.246~p.309) 【事前学習】教科書p.246~p.309をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第13回 | 小演習(12)・アルケン・アルキンの反応(3)(p.246~p.309) 【事前学習】教科書p.246~p.309をよく読んでおくこと。(90分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第14回 | 小演習(13)・有機化学Iまとめ 【事前学習】配布された振り返りプリントの空欄を埋めること。 (410分) 【事後学習】授業開始時の前回の振り返りと事前に行った演習の答えと照らし合わせ, 正答できるかを確認する。授業後の演習をノートにまとめておくこと(120分) |
第15回 | 平常試験およびその解説 【事前学習】今までの講義を振り返り復習すること(180分) 【事後学習】解けなかった問題を振り返り確認すること(120分) |
その他
教科書 |
John McMurry著, 伊藤・児玉・萩野・深澤・通 訳 『マクマリー有機化学(上)』 東京化学同人 2017年 第9版
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参考書 |
荒井貞夫 著 『工学のための有機化学』 ライブラリ工科系物質科学3 サイエンス社 2001年 第初版
Susan McMurry, マクマリ―有機化学問題の解き方 英語版, 東京化学同人, 2016, 9 edition
化学Ⅱで使用している教科書で構いません. マクマリ―有機化学問題の解き方は大きく、重く、高価なので、図書館を活用すること。版の違いに注意すること。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(50%), 小演習評価(20%), 授業への取り組み状況(30%) 出席が総授業時間数の3/5に満たない場合は評価しない. |
質問への対応 | 随時対応する |
研究室又は 連絡先 |
赤澤寛行:8号館835A室, akazawa.hiroyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
有機化学は書いて覚えることも大事ですが, 分子模型などを使用して立体的に考えると理解しやすいです. 言語と同じで覚えた知識を活かせるかどうかがカギとなります. |