2019年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 電磁気学Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山田 賢治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E31N |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | 電磁気学I・IIを通じて,古典電磁気学(マクスウェル電磁気学)の基本的事項について学習することにより,電磁気学を体系的に理解することを目標とする。 電磁気学は力学と並んで古典物理学の中心であり,量子力学的現象を除けば,ほとんどすべての自然現象が原理的にはこの2つから説明されると言っても過言ではない。電磁気学における基本法則は,電場や磁場が時間的に変動しない限り,電気と磁気に関する法則はそれぞれ独立のものとなり,静電気現象と静磁気現象は別々に取り扱うことができる。 電磁気学Iでは,主として真空中の静電場とその法則(静電気学)について学習する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
(1)基本的重要事項の解説は,板書を中心とした講義形式で行う。 (2)電磁気学の基本法則等の重要事項について,中間テスト及び理解度確認テストを実施する。 |
履修条件 | 専門教育科目/選択(物理学分野) (1)電磁気学演習Iを履修すること。 (2)微分積分I・II,数学演習I・IIを履修していること。 (3)ベクトル解析,ベクトル解析演習を履修していること。 |
授業計画
第1回 | ・はじめに (1)電磁気現象 (2)電場と磁場 (3)マクスウェル電磁気学の理論体系 【事前学習】物理Ⅱで学習した電磁気学に関する内容について,しっかり復習しておくこと。(3時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(1時間) |
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第2回 | ・電磁気学の基本法則(その1) (1)電荷とクーロン力の法則 (2)力の遠隔作用と近接作用 (3)電場,磁場とローレンツ力の法則 (4)電場,磁場の重ね合わせの原理 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第3回 | ・電磁気学の基本法則(その2) (5)ベクトル場の発散と回転 (6)電磁場の基本法則とマクスウェル方程式(微分形) 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第4回 | ・電磁気学の基本法則(その3) (7)ベクトル場の積分定理(ガウスの発散定理,ストークスの定理) (8)マクスウェル方程式(積分形) 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第5回 | ・電磁気学の基本法則(その4) (9)マクスウェル方程式の物理的意味 (10)マクスウェル方程式と静電場,静磁場の基本法則 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第6回 | ・静電場とその法則(その1) (1)電荷分布の種類 (2)クーロン電場の法則 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第7回 | ・静電場とその法則(その2) (3)静電ポテンシャル 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第8回 | ・静電場とその法則(その3) (4)電位差と渦なしの法則 (5)点電荷の静電ポテンシャル 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第9回 | ・静電エネルギー (1)静電エネルギー (2)静電ポテンシャルと静電エネルギー (3)静電場のエネルギー 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第10回 | ・静電場の境界値問題 (1)ポアソン方程式とラプラス方程式 (2)ポアソン方程式の解の性質(3)ポアソン方程式の解法 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第11回 | ・導体と静電場(その1) (1)導体,絶縁体,半導体 (2)導体の性質 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第12回 | ・導体と静電場(その2) (3)導体表面の静電場 (4)空洞を持った導体 (5)鏡像法 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第13回 | ・コンデンサーと誘電体 (1)電気容量とコンデンサー (2)誘電体 【事前学習】前回の授業内容について,理解を深めておくこと。(1時間) 【事後学習】講義の内容について,数式をチェックしながら十分復習すること。理解できない点については,その内容を整理し質問の準備をすること。(3時間) |
第14回 | ・中間テスト及びその解説 【事前学習】与えられた課題について,十分学習しておくこと。(4時間) |
第15回 | ・理解度確認テスト及びその解説 【事前学習】与えられた課題について,十分学習しておくこと。(4時間) |
その他
教科書 |
(1)佐川弘幸・本間道雄 著 『電磁気学』 物理学スーパーラーニングシリーズ 丸善出版 2012年 第2版
(2)山村泰道・北川盈雄 著 『電磁気学演習[新訂版]』 理工基礎 物理学演習ライブラリ=3 サイエンス社 2004年 第1版
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参考書 |
(1)渡邊靖志 著 『基礎の電磁気学 マクスウェル方程式から始める』 培風館 2004年 第1版
(2)長岡洋介・丹慶勝市 著 『例解 電磁気学演習』 物理入門コース/演習 2 岩波書店 1990年 第1版
(3)二宮正夫・並木雅俊・杉山忠男 著 『物理のための数学入門』 講談社基礎物理学シリーズ 10 講談社 2009年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
(1)授業及び課題レポートへの取組状況30%,理解度確認テスト70%の割合で総合的に評価する。 (2)出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄として取り扱い,学業成績を評価E(判定不可)とする。 (3)授業開始から30分を経過した後に入室した場合は,欠席として取り扱う。 |
質問への対応 | 研究室(船橋校舎9号館1階916E号室)において随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎9号館1階916E号室 E-mail:yamada.kenji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 9号館1階916E号室
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 9号館1階916E号室
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学生への メッセージ |