2019年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 基礎工学演習B | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉田 誠 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E32F |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気電子分野、情報分野で現象を解析する際に必要となる、基本的な数学の知識を体得する。 電気回路に関連した電気数学と電気回路の演習を行い,回路網解析の基礎となる法則を学び,回路網における諸量の計算法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
単なる座学ではなく、あくまでも実践的な演習を中心に行う。 講義内容は学生の理解度を把握しながら決める。 「回路網の解析」とリンクしながら進める。 |
履修条件 | 選択。 電気電子系、情報系科目を受講していれば、具体的な適用先と解析の理解が深まる。 |
授業計画
第1回 | 電気回路の構成 : 行列の概説と電気回路の構成とのつながりについて学習する。 抵抗回路の接続法: 小行列式とその展開、構成とのつながりについて理解する。 指導・確認を受けた項目について、配布資料をもとにノートに取りまとめる。(90分) |
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第2回 | 直流回路解析の基礎Ⅰ:行列式の性質と直流回路の構成とのつながりについて理解する。 (1)キルヒホッフの第1法則 (2)キルヒホッフの第2法則 前回配布した資料を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめる。(60分) |
第3回 | 直流回路解析の基礎Ⅱ:行列式の性質と直流回路の構成とのつながりについて理解する。 (1)電圧源回路の展開について (2)電流源回路の展開について 参考書(P1~12)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第4回 | 正弦波交流回路の基礎Ⅰ : (1)瞬時値, (2)位相, (3)平均値, (4)実効値 参考書(P22~31)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第5回 | 正弦波交流回路の基礎Ⅱ : (1)抵抗Rに流れる電流, (2)コイルLに流れる電流 参考書(P22~31)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第6回 | 正弦波交流回路の基礎Ⅲ : (1)コンデンサCに流れる電流, (2)RLC回路に流れる電流 参考書(P32~41)を熟読し,学習項目について予習する。(60分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(120分) |
第7回 | 行列式による解法の応用・展開 交流回路の記号解析 :(1)複素ベクトル表示 (2)正弦波電圧,電流のベクトル表示 記号法による回路解析 :(1)記号解析法 (2)正弦波電圧,電流と抵抗回路 参考書(P32~41)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第8回 | 直流回路と交流回路の基礎項目についての確認と復習 参考書(P1~41)を熟読し,学習項目について疑問点を取りまとめる。(60分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめる。(30分) |
第9回 | 簡単な回路網の電圧と電流 : (1)RL直列回路(2)RC直列回路(3)RLC直列回路(4)ベクトル図 参考書(P42~53)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめる。(60分) |
第10回 | 複素インピーダンスと複素アドミタンス :(1)合成インピーダンス(2)合成アドミタンス 各種基本定理:鳳-テブナンの定理 参考書(P71~81)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第11回 | 各種基本定理:ノートンの定理 、その他 2端子対回路:Z ,Y ,4端子(F), H パラメータ 参考書(P71~81,P93~111)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第12回 | 共振現象 : (1)直列共振(2)並列共振 参考書(P42~81)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第13回 | 電力の複素数表示 : (1)複素電力(2)有効電力(3)無効電力(4)皮相電力 参考書(P62~71)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第14回 | 相互誘導回路 : (1)相互誘導(2)逆起電力の方向と誘起々電力の方向 参考書(P93~111)を熟読し,学習項目について予習する。(30分) 指導・確認を受けた項目について、ノートに取りまとめ、章末問題を行う。(60分) |
第15回 | 交流回路の応用についての確認と復習 参考書(P42~111)を熟読し,学習項目について疑問点を取りまとめる。(90分) |
その他
教科書 |
教科書は使用しない。
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参考書 |
作田幸憲、今池、永田 共著 『エレクトロニクスのための回路理論』 コロナ社 2017年
「回路網の解析」,「電気回路」の教科書も参考書とする。
平山 博 『電気回路論』 オーム社 その他 三浦光著 「ポイントで学ぶ電気回路」コロナ社(直流・交流基礎編,交流活用編,例題・演習編)
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成績評価の方法 及び基準 |
出席が総授業回数の3/5に満たない場合は、履修放棄として扱い学業成績の査定は行わない。 実力確認(85%)、演習点(15%) 理解度を重視し、一過性の暗記では評価しない。 |
質問への対応 | 604号室において、対応する |
研究室又は 連絡先 |
604号室 047-469-5267〈短大・電力工学実験室〉 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:00 604号室
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学生への メッセージ |
特になし。 |