2019年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 機械工作実習Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 宮城・三浦 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E33L |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械系技術者の育成に必要な実技科目である。この科目は,機械加工に重要な工作機械,工具等の扱い方と機械装置、測定器などの原理や取り扱い方を理解し、データの整理と解析を経験する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
実施回1~2回は、実習の概要説明。3~10回は学生番号順に班分けし、少人数にて実験実習を行う。11~15回は,基礎機械製図Iで取り扱う歯車式増速機を,実際に加工製作・組立まで一貫して行う,ものづくり実習を行う. |
履修条件 | 中型の加工機械を用いて実習を行う.技術講師の指示に従い,安全に作業を行うこと. ものづくり実習を行う上で,加工図面を読みとく必要があるため,基礎機械設計製図Iを受講するのが望ましい. |
授業計画
第1回 | 実習の概要説明 実習実験の場所,欠席などの場合の連絡先の説明 (1)日程表・指導書などの配布 (2)循環表による担当者,担当題目 (3)実習実験の目的および心構え(4)作業着の説明と申込 |
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第2回 | 実習実験の概要説明Ⅱ (1)安全管理の説明 (2)各担当者による概要説明 (3)班別表の配布および報告書の作成 以降,実施回3~10回は学生番号順の少人数のグループに分け,下記テーマの実験・実習を行う. 旋盤1,旋盤2,手仕上げ,フライス盤,表面粗さ,金属の硬さ試験,歯車の基礎 |
第3回 | 旋盤1の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストの旋盤1の章を読み込み,旋盤の操作について予習すること. |
第4回 | 旋盤2の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストの旋盤2の章を読み込み,旋盤の操作について予習すること. |
第5回 | 手仕上げの実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストの手仕上げの章を読み込み,手仕上げの作業内容ついて予習すること. |
第6回 | フライス盤の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストのフライス盤の章を読み込み,フライス盤の操作について予習すること. |
第7回 | 表面粗さの検査と評価および報告書の提出 (講義前)実習テキストの表面粗さの章を読み込み,表面粗さの評価方法について予習すること. |
第8回 | 金属の硬さ試験および報告書の提出 (講義前)実習テキストの金属の硬さ試験の章を読み込み,表面粗さの評価方法について予習すること. |
第9回 | 歯車に関する実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストの歯車の基礎の章を読み込み,歯車の基礎について予習すること. |
第10回 | 機械工作法についてのビデオ学習 (実習調整) (講義前)実習テキストを読み込み,これまでの実習内容について復習すること. |
第11回 | ものづくり実習(1) 機械部品の加工 旋盤,フライス盤,NCフライス盤 (実習前)担当する部品の加工図面を読み込み,実習テキストを熟読して必要な作業手順をまとめること. (実習後)担当した部品加工について,作業手順をまとめること. |
第12回 | ものづくり実習(2) 機械部品の加工 旋盤,フライス盤,NCフライス盤 (実習前)担当する部品の加工図面を読み込み,実習テキストを熟読して必要な作業手順をまとめること. (実習後)担当した部品加工について,作業手順をまとめること. |
第13回 | ものづくり実習(3) 機械部品の加工 旋盤,フライス盤,NCフライス盤 (実習前)これまで担当した部品製作について作業手順をまとめること. (実習後)担当した部品製作について,精度を出すための注意点などをまとめること. |
第14回 | ものづくり実習(4) 機械部品の組立 手仕上げ,ねじ切り加工 など (実習前)製作する機械の組立図を読込み,必要な組立手順をあらかじめ考えること. (実習後)必要な組立手順について,作業内容をまとめること. |
第15回 | ものづくり実習(5) 機械部品の組立 機械の最終調整 など (実習後)必要な組立手順をまとめ,最終調整を行った内容などもまとめること. |
その他
教科書 |
テキスト編集委員会 『機械系学科 実習用テキスト』
理工学部 機械工学科・精密機械工学科・航空宇宙工学科と共通のテキストを用いる。
機械系学科の機械加工に関する基本的な知識がまとめられているので、しっかり学修する事。
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参考書 |
日本機械学会編 『機械工学便覧』
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成績評価の方法 及び基準 |
各題目での出席状況,態度,報告書の内容及び工作物による総合評価 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄と取り扱い,学業成績を評価E(判断不可)とする. |
質問への対応 | 担当教員にて随時対応 |
研究室又は 連絡先 |
宮城徳誠:9号館1階916B室,miyagi.norimasa@nihon-u.ac.jp 三浦浩一:9号館1階916C室,miura@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |