日本大学理工学部

Step2

どうなってる? 音よりも速い世界

航空宇宙工学科

「ピカッ...(1, 2, 3) ...ゴロゴロゴロッ」

雷が光ったとき,音がするまでの時間を数えて,どこで雷が発生したか考えたりしてませんか?

雷が光ってから,音が遅れてやってくるのは,光の伝わる速さよりも音の伝わる速さが遅いためです。

この音の伝わる速さを「音速」と呼び,空気中ではおよそ345m/sです。

私たちの身の回りには,音速に比べて十分遅い速さのものしかないため,音速の影響を感じることはありません。しかし,もし音速に近い速さまで加速したら?音よりも速く動いたら,一体どんな世界になっているのでしょう? そこには,音よりも速い「衝撃波」と呼ばれる波が存在する特殊な世界になっています。

本講義では、音よりも速い超音速の世界と,そこに存在する衝撃波について,実例を交えながら説明します。

菊池 崇将
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