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CST×DREAM30年先を見据えた教育がユメを
カタチにする

日本大学理工学部は2020年、創設100周年を迎えます。
30年後の世界を想像したことがありますか? 理工学の世界は日進月歩で、いまこの瞬間にも新しい技術が生みだされています。しかし、そうして誕生したモノやコトが、安定的に利活用されながら成熟し、次世代の礎となって伝承されるまでは、30年程度の時間が必要となります。また、30年という歳月は、大学から巣立った若者が、産官学それぞれのフィールドで成長を遂げ、中核を担う人材となる年数と同じでもあります。
30年先の日本の社会を支えられるヒト、30年後の社会に貢献できるモノやコトを創造できるヒト―わが国がこれからどれほど変化や試練に直面しようとも、ぶれることなくたくましく、サイエンスとテクノロジーの世界で邁進する能力と気概をもった人材を育てたいと、日本大学理工学部は考えています。
タイトルに掲げたCST×DREAMは、そうした30年先を見据えた私たちの教育スローガンです。CST(CST:College of Science and Technology)で一人ひとりのユメをカタチにするという字義通りの想いに加え、私たちの教育の柱である8つの要素が頭文字のアナグラムで表現されています。すなわち、STEAM教育としてアメリカで注目される以前から私たちが伝統的に重視してきた科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Arts)・数学(Mathematics)が有機的に結びつき、デザイン(Design)という創造的な行為を通じることでモノやコトとして具現化(Realization)する力を涵養できる学部(College)であるというメッセージです。
理工学部は2020年に創設100周年を迎えます。新世紀のシンボルとなる地上18階の新校舎(駿河台キャンパス)とともに、30年後の世界、そしてみなさん一人ひとりのユメへの扉を開いてみませんか。

日本大学理工学部長 岡田章日本大学理工学部長 岡田章
(100周年当時)