日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
  1. HOME
  2. 学部情報
  3. 理工学部長からのメッセージ

理工学部長からのメッセージ

日本大学理工学部長 教授 工学博士 青木 義男

日本大学理工学部長
教授 博士(工学)

轟 朝幸

知と術の融合 −社会イノベーションを牽引−

日本大学理工学部の前身である日本大学高等工学校は1920年(大正9年)に,当時の社会的要請であった国土の近代化に資する技術者を育成することを目的に創設されました。以来,多様な分野に及ぶ多くの技術者を輩出し,現代社会の構築に大いに貢献してきたことは私たちの誇りです。

昨今はSDGsに代表されるような社会的価値観のパラダイムシフトやDXのような技術革新が著しく,社会は急速に変化し続けています。その社会ニーズを的確に捉まえて,社会に役立つ「ものづくり」「ことづくり」のための知識と技術,そのための「ひとづくり」が求められています。社会の構成はきわめて複雑であり,特定分野の知識と技術だけでは課題解決や新たな創造につながりません。つまり,多様な「知と術の融合」が未来の社会イノベーションには不可欠です。

理工学部は,理工系のあらゆる分野(建設系・機械系・電気系・理学系)を網羅する14の学科がある総合型理工系学部です。ここに集う学生はおおよそ1万人であり,それぞれに個性的で魅力的であり,専門分野の知識と技術を身につけるべく日々研鑽を重ねています。さらに日本大学は,人文系・社会系・医歯薬系・芸術系・スポーツ系などの幅広い分野を揃えている総合大学です。そして,その卒業生は120万人を超え,これら多様な人材が交流して融合を重ねることで大きな力となって社会イノベーションを牽引できると確信しています。

理工学部の教育理念である「自由闊達な精神」「豊かな創造性」「旺盛な探求心」の醸成を通じて「未知未踏への挑戦」を続け,これからも未来社会を構築するイノベーションを牽引することを誓います。

略歴

1964年
長野県出身
1988年
日本大学理工学部交通土木工学科卒
1993年
日本大学院理工学研究科博士後期課程修了
1993年
日本大学助手
1994年
東京大学助手
1996年
東京大学講師
1997年
高知工科大学助教授
2003年
日本大学助教授
2007年
日本大学准教授
2008年
日本大学教授