日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
  1. HOME
  2. ニュース
  3. 記事詳細

ニュース

2024年03月17日

受賞

3月16日(土)未来博士工房学生博士賞表彰式および成果報告会が執り行われました。

3月16日(土)未来博士工房学生博士賞表彰式および成果報告会が執り行われました。

3月16日(土)、駿河台キャンパス1号館CSTホールにて、未来博士工房学生博士賞表彰式および成果報告会が執り行われました。
未来博士工房は、自らの創造・実践を通じた取組みとその実現を支援する教育プログラムであり、ブリッジ工房、交通まちづくり工房、フォーミュラ工房、ロボット工房、航空宇宙工房、電気モノ・コトづくり工房、PC工房、物理学プロジェクト工房の8工房。学生が持つ潜在能力の覚醒に大きな成果を挙げており、今年は、82名が受賞しました。

学生博士賞授与要件は
 A:自ら考え、新しいアイデアを提案し、実行する能力のある者(自律性、創造力、企画力、行動力、プレゼンテーション能力) 
 B:グループをまとめリーダーシップを発揮、あるいは、自身の果たすべき役割を自ら創意工夫することで、目的を達成する能力のある者(自律性、リーダーシップ、フォロアーシップ、コミュニケーション能力) 
 C:広く技能を獲得し、専門基礎に習熟し、学問的能力の向上がみられ、あるいは優れた技能を発揮した者(論理的思考力、解析力、探求力)
です。

表彰式は未来博士工房委員会委員長の航空宇宙工学科髙橋賢一教授から選考経過説明があり、続いて各工房ごとに轟学部長から賞状授与が行われました。

轟学部長からは、 
 「皆さんは、入学した当初はコロナ禍にあり、活動を制限され、仲間同士の議論やものづくりも十分にできる環境ではない中で活動をされてきた。 
そのような中であっても、皆さんは日々努力を重ねて様々な苦労を乗り越えてきた。
全てが成功するとは限らない。多くの失敗がある。
そういう失敗を糧として乗り越えて、これからもあきらめずに挑戦し続けてほしい。
壁にぶつかったとしてもそれは成長につながる。常に上を向いて前を見て、成長を重ねていってほしい。そして社会に大きく羽ばたいていってほしい。」
と力強いエールを贈られました。

さらに、理工学部校友会加藤会長より、
 「社会にでると、ものづくり・ことづくりの中で、失敗することが多々出てくる。そういった困難な場面で必ずや真価が問われる。組織力、チーム力が大事。ここでの経験がきっといきてくるから、自主的に勉強を続けていってほしい。」
と御祝辞を、
中森校友会事業委員会委員長からは、
 「皆さんは、PDCAサイクルを経験してきている。自らプランをたて実行することができる。是非とも科学の発展のみならず、人間関係の構築、人生の発展につなげ、未来に夢を持ってほしい。」
とご挨拶をいただきました。

未来博士工房成果報告会では、先生方やご支援いただいている校友の皆様も見守る中、各工房の学生たちの活動報告及び成果報告が行われ、それぞれの発表のあとには、活発な質疑応答も行われ、お互いの工房のプロジェクトを確認しあい交流を深めました。

コロナ禍で、苦労の多かった中で、決してあきらめず、仲間と共に乗り越えて受賞に至った若きエンジニアの皆さんの顔は、とてもたのもしく輝いて見えました。

皆さん、おめでとうございます。

3月16日(土)未来博士工房学生博士賞表彰式および成果報告会が執り行われました。