海洋建築工学科
海を活かした人間活動の場を創造する
知識と技術を身につけたエンジニアの養成
ウォーターフロントから海洋空間に至るまで、多様な海の環境を活用し、豊かで快適な社会・建築空間が創造できるデザイナーやエンジニアを育成します。
船橋キャンパス14号館 2階1424教室
ミニ講義(両日)
21世紀は海洋建築の時代
教授 桜井慎一 | 時間 11:50∼12:00 / 13:20∼13:30
20世紀の日本は、「人口増加と国土開発の時代」でした。21世紀は、「人口減少と海洋空間利用の時代」を迎えます。現在、約70億人の世界人口は、2100年には約110億人まで増加しますので、資源の獲得競争は今より熾烈になります。幸い、日本には国土面積の10倍を超える海洋空間があり、そこには食糧、再生可能エネルギー、希少金属など豊富な資源が眠っています。将来、海洋空間利用技術は国の花形産業となるでしょう。
ミニ講義(両日)
世界の水族館デザインについて
専任講師 佐藤信治 | 時間 12:00∼12:20 / 13:30∼13:50
日本人ほど水族館が好きな民族はないといわれています。明治以降でみてみると、全国各地に約300館の水族館が作られてきました。現在は、日本動物園水族館協会に登録されている館だけで、70館近くが存在しています。一方、海外に目を向けてみると、そこには日本とまったく違うデザインの水族館が数多く存在していることがわかります。この講義では、日本と世界とのデザインの比較から過去、現在、未来につながる水族館のありかたを考えていきます。
学科紹介プログラム
海建を楽しもう! KAIKEN体験ツアー
〈14号館3階1432教室〉
「船橋キャンパス」には、当学科で使用する、普段見ることのできないさまざまな実験施設があります。大型プールのような波浪実験施設、氷点下数十度の氷海実験施設、地震に強い建築をつくるための実物大の建築モデルをゆらす振動実験施設。こうした実験施設を海建の学生とともに見学・体験しよう。