多様な移動空間のデザインを考える
交通システム工学科
人が徒歩で移動する空間を歩行空間といいます.
その空間を利用する人にはさまざまな方がいます.例えば高齢者など歩くスピードが遅い人から若い人のなど早く歩ける人もいます.また,車いすやベビーカーを利用している人も同じ空間を共有してい移動をしています.
このようなさまざまな人に向けた空間づくりを行うことをユニバーサルデザインといって,日本の主要な都市では誰もがスムーズに移動できる工夫がされています.
また,今後は新しい個人の移動手段として「パーソナルモビリティ」といわれる電動の乗り物を歩行空間で安全に楽しく使っていくための「移動のデザイン」が求められています.
自転車ほど遠くへは行かない,けど歩きではちょっと遠いなといった場所にどんな手段を使うと楽しく移動できるでしょうか? 海外では,すでに盛んになっているこんな乗り物で移動できる未来が日本にももうそこまで来ています.