日本大学理工学部

Step2

中山間地域における住民協働型公共交通の推進

交通システム工学科

地域住民の方々と共に中山間地域における新たな公共交通ネットワークづくりの検討を行っています。その地域では、公共交通としてコミュニティバスが運行されていますがその利用率は低く、令和元年度より小・中学校の統合が展開され、児童・生徒を含めた新たな公共交通の仕組みが求められています。

そこで、新たな公共交通の展開として、住民協働型公共交通の提案と、実際に活用する際に必要となる住民の方々の結束力を評価する方法として、ソーシャルキャピタル概念に基づいた地域の受容性と組織化を図るアプローチ策を検討してします。

例えば、公共交通にスクールバスを活用した運用方法や、住民の方が運転手の担い手となり地域の移動支援、さらに、自動運転車の導入等の次世代型技術の地域への親和性等を検討しており、具体的事例に基づいて紹介します。

特に、住民意識をまとめる際、社会貢献型学習として、学生たちがファシリテーターとなり、現地で地域の方々の意見を伺う住民ワークショップを実施した様子と、その成果として、自治体の施策に組み込まれた内容も紹介します。

藤井 敬宏
藤井 敬宏
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