ベルリン-変貌する都市と建築
建築学科
東西を隔てていた壁の崩壊からはや四半世紀、ベルリンの街は大きく変貌しました。都市再開発が進められ、世界中から建築家が集い、いまや現代建築デザインの実験場のようです。
戦災を越えて残された歴史的建造物も大切に使い続けられています。世界遺産となった博物館島を中心とするエリアでは、古典的な建物にさまざまな工夫が施されて、現代の建築として甦っているさまを見ることができます。
新中央駅周辺は政治の中心です。ドイツ連邦議会議事堂、連邦首相府をはじめ、ドイツの新たな顔となる建築が次々とデザインされました。商業エリアとして開発されたポツダム広場界隈には、ドイツの近・現代を代表する建築が軒を連ねます。
ベルリンの街を旅するつもりになって、その都市と建築を多数のスライドで紹介していきたいと思います。過去から現代へ、歴史が深く刻まれ、積層しているこの街に、21世紀の都市と建築を考えるヒントが見つかるかもしれません。