日本大学理工学部

Step2

平等な社会をつくるための「まちづくり」という工学(オンライン)

まちづくり工学科

人々は、生まれた環境や本人の特性によって、貧困に陥ったり、他の人から蔑まれたり、苦痛を感じる社会は平等な社会とはいえません。北欧の国スウェーデンでは1960年代にすべての人々の平等をうたったノーマライゼーションを実現してきました。「疎外されている人がいるならばその社会は貧しい社会である」は、この施策の実現においてその理念を示したものです。

すべての人々の平等の実現には、さまざまな法・制度、それを実現する施策が必要ですが、工学分野にもリハビリテーション工学やバリアフリー環境の構築といった幅広い分野の連携が期待されます。最近のまちづくりでは、単なる段差解消や多機能トイレのような狭義のバリアフリーから、さらにジェンダー格差、子育て環境、知的・発達・精神障害者といった人々への対応もすすんできました。

最近の福祉まちづくりについて、工学分野として実現したこと、そして今後なにができるのか、なにをすべきなのかをいっしょに考えたいと思います。

八藤後 猛
八藤後 猛
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