日本大学理工学部

Step2

地上に太陽を作ろう! 核融合発電へのチャレンジ

物理学科

人類が持続的な発展をしていくためには、地球環境問題、人口問題、エネルギー問題などを克服しなければならない。太陽や星(宇宙)を進化させるエネルギーの源である核融合エネルギーは、これらの問題を同時に解決する究極のエネルギー源として考えられています。国際協力の基に核融合炉の実験を行うための国際熱核融合実験炉(ITER)の建設が開始され、6年後の2017年に実験が始まり、核融合エネルギーの実現がさらに一歩近づきます。

この講義では、まず人類が直面しているエネルギー問題、人口問題、地球環境問題を説明し、21世紀に求められているエネルギー源に必要な条件を示します。次に、地上に核融合を実現するための条件示し、物質の第4状態としての「プラズマ状態」の説明をします。「プラズマ」状態を理解する身近な実験を体験してもらい、プラズマの性質の理解を深めます。磁場を用いるプラズマ閉じ込めの原理を簡単な実験装置を使って演示します。合わせて、国際熱核融合実験炉や日本大学理工学部で行なわれているプラズマ閉じ込めの研究等を紹介します。最後に核融合発電の原理を核分裂による原子力発電の原理と比較しながら説明します。これらの講義を通して、科学技術開発が果たす社会での役割、功罪等についてもふれ、理系進学の意義等についてもお話ししたいと思います。

高橋 努
高橋 努
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携帯電話に描画された三角関数のグラフ日本大学理工学部にある磁場反転型プラズマ実験装置NUCTE-III日大理工学部にある
地場反転型プラズマ実験装置
NUCTE-Ⅲ

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