日本大学理工学部

Step2

ブラックホールを見つけ出す -天体観測と情報処理-

物理学科

ブラックホールは、もっともよく耳にする天体の一つですが、ブラックホール自体は光を出さないために観測できず、その存在自体を含め、まだまだ謎が多い天体です。その存在を示した相対性理論からは、ブラックホールのすぐ近くでは空間がゆがみ、時間の進み方も遅くなって観測されると予想されています。

では実際には、ブラックホールはどのようにして見つけ出され、どのように観測されるのでしょうか?現在、共同研究を行っている、国際宇宙ステーションに搭載される全天X線監視装置(マキシ)での取り組みを例に、授業では、観測されるブラックホール天体の特徴や、ブラックホールを見つけ出すまで用いられている衛星間通信やデータベースなど情報処理技術についてもお話しします。

根來 均
根來 均
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マキシープロジェクトのロゴマキシープロジェクトのロゴ国際宇宙ステーション 提供:JAXA国際宇宙ステーション
提供:JAXAブラックホール候補天体 白鳥座X-1からのX線の強度変化ブラックホール候補天体
はくちょう座X-1からの
X線の強度変化

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