【開催報告】「オープンキャンパス駿河台」笑顔と活気に溢れたオープンキャンパスとなりました。

 オープンキャンパス駿河台にご来場いただきました高校生の皆様、そしてご家族の皆様、大変お暑い中、お越しいただきまして、誠にありがとうございました。

 当日は、理工学部14学科と短期大学部が理工系の楽しさを体感していただくべく、それぞれ見るだけではなく、工作や実験等「体験型」の学科独自のプログラムをたくさん用意させていただきましたが、皆さまいかがでしたでしょうか?

 卒業設計、マイクロロボット、人工衛星、化学の授業で使用する実験道具等など数多くの展示の他に、製図体験、スマートモビリティ体験、1万度のプラズマ体験、各種シミュレーター、学科ごとのミニ講義等など、皆さん時間が足りなかったのではないでしょうか。

 さて、日本大学理工学部では、人工衛星の開発、エネルギー・環境問題解決のための触媒材料開発、次世代ネットワークと応用計測の研究開発、海洋再生エネルギーの研究、スマートシティの研究、環境・防災まちづくりの研究、新素材の開発、AI手術助手ロボットの研究、燃料電池の研究、ディジタル信号処理技術による信号品質改善に関する研究等など、14学科の特徴をいかして幅広い分野で様々な研究が行われ、学生達は躍動的な大学生活を送っています。

 高校生の皆さんは、これからいろいろな挑戦をする機会が待っています。日本大学理工学部で、挑戦することで味わう苦しさと共にその結果仲間と得られる多くの喜びを体感し、知の翼をひろげて一生忘れられない大学生活をお送りいただければ幸いです。

 夏のオープンキャンパスは8月1日(土)2日(日)。今度は船橋キャンパスが舞台です。大型実験施設を全て公開してのスケールの大きなオープンキャンパスです。学生達が日々未踏の領域に挑戦を続ける現場を体感してください。

 申込は7月1日(水)朝8時から日本大学理工学部ホームページにて開始をいたします。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

物質応用化学科・超分子化学研究室(須川グループ)が「令和8年度日本大学特別研究」に採択されました。

物質応用化学科の須川教授が研究代表者を務める研究課題が「令和8年度日本大学特別研究」に採択されました。
日本大学特別研究は,本学における最大規模の研究支援制度の一つであり,本課題は2年間で総額約1億円の研究費が措置される大型プロジェクトです。

本研究では、化学・材料科学・医学・薬学・歯学・法学の専門家が連携し、光を利用して脳の難治性疾患を治療する次世代医療技術の創出を目指します。理工学部を中心に、医学部・薬学部・松戸歯学部・生産工学部・法学部の研究者が参画し、学部の枠を超えた研究体制を構築しています。

須川研究室では、ナノメートルサイズの微粒子(ナノ粒子)が持つ特殊な光学特性を利用し、がんや脳疾患などの難治性疾患に対する新しい治療技術の開発に取り組んでいます。本プロジェクトでは、これまで培ってきた材料開発技術と医療分野の知見を融合することで、基礎研究の進化から社会実装を見据えた研究を推進します。

本研究は、理工学部における基礎科学・材料科学研究が医療分野へ展開される好例であり、学部横断的な研究を推進する日本大学の強みを示す取り組みとして期待されています。

【関連ページ】
 物質応用化学科ホームページ
 https://www.chem.cst.nihon-u.ac.jp/news.html#20260609_01

物質応用化学専攻博士前期課程2年の雨宮珠樹さんが「ナノ学会第24回大会」においてYoung Best Presentation Award(若手優秀ポスター発表賞)を受賞しました。

2026年4月30日~5月2日に山口大学小串キャンパスにて開催されたナノ学会第24回大会において、物質応用化学専攻博士前期課程2年の雨宮珠樹さん(超分子化学研究室・須川グループ)がYoung Best Presentation Award(若手優秀ポスター発表賞)を受賞しました。
おめでとうございます。

発表題目:脳膠芽腫の光熱治療に向けたプラズモニックAlオープンシェルナノ粒子の有効性評価

【関連ページ】
・ナノ学会第24回
 https://www.organosilica.com/nano24-awards.html
・物質応用化学科ホームページ
 https://www.chem.cst.nihon-u.ac.jp/news.html#20260610_01

【プレスリリース】物質応用化学科・ナノ材料の社会実装を加速する「相平衡推算法」を確立

 各 位

ナノ材料の社会実装を加速する「相平衡推算法」を確立
-ナノ粒子を疑似分子として取り扱い、化学工学熱力学による設計指針を確立-

 日本大学理工学部物質応用化学科の松田弘幸教授、東北大学大学院工学研究科の大田昌樹准教授、東北大学学際科学フロンティア研究所の笘居高明教授らによる共同研究グループは、文部科学省のプロセスサイエンス構築事業(Materealize)「ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス」プロジェクトにおいて、次世代材料として期待される有機-無機ハイブリッドナノ粒子(HNPs)(注1)の分散・凝集挙動を、化学工学熱力学に基づく相平衡推算法によって定量的に予測する手法を確立しました。

 ナノ材料は、エレクトロニクス・触媒・エネルギー・光学・医療などの幅広い分野で機能性材料として注目されていますが、その実用化例は決して多くないのが現状です。その要因のほとんどは、ナノ材料を適切にハンドリングし、目的の形に構造化するプロセス技術が体系化されていないことにあります。そこで本プロジェクトは、2019年度の始動以来、ナノ材料の「材料・プロセス設計原理の構築」を目的とし、相平衡推算や物性推算に基づき各単位操作プロセスを体系化するとともに、プロセス-構造-物性・機能相関を通じて、ナノ材料の社会実装基盤を構築してきました。

 本研究では、このプロジェクト指針に基づき、ナノ粒子を「疑似的な分子」として定義し、化学工学熱力学の理論体系である「固液相平衡」を適用することで、これまで研究者の勘と経験に頼っていたナノ粒子の分散・凝集挙動をモデル化することに成功しました。
本研究成果は、2026年5月17日付けでElsevier社が刊行する化学工学熱力学分野の国際学術誌「Fluid Phase Equilibria」に掲載されました(関連Newsはこちら)。

 【本件のポイント】
 ・ナノ粒子を「疑似分子」として取り扱う新しい相平衡理論の確立
 ・わずかな濁りも見逃さない高感度なレーザ透過光測定システムの構築
 ・化学工学熱力学モデルによる高精度な分散挙動の相関と実証
 ・材料物性のみから分散限界を算出する「相平衡推算法」の確立
 
プレスリリースの全文はこちら 





【参加報告】<第2回 春のお茶の水アートピクニック>学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート


お茶の水茗渓通り会 × アートピクニック実行委員会 × まちづくり工学科山﨑研究室

 昨年に続き「春のお茶の水アートピクニック」が6 月6 日(土)に開催されました。アートピクニックとは、都会の道路のど真ん中に好きなだけラクガキしてみたり、色とりどりのハンドメイド作品に出会ったり、アートにまつわる様々な地域イベントです。

 今年も理工学部まちづくり工学科山﨑研究室の学生・大学院生が、学生ボランティアスタッフとして「お茶の水アートピクニック」の準備から当日運営サポートをしました。
 学生たちは、アートピクニックのロゴ入りバルーン配りや路上落書きアートの受付対応等を行いました。さらにポスターデザインも山﨑研究室の4年生を中心に作成しました。

 朝早くからの準備、日中の運営、開催後の後片付けまで大変でしたが、まちの賑わいを支える地域イベントに研究室として開催することができ、充実した一日でした。
 台風や強風の心配もあり、天候に左右される屋外イベントですが、当日は雨が降ることもなく全てのイベントが無事に実施されました。学生も臨機応変に対応し、運営側として地域イベントに出ることで学内では得られない経験を得ることができました。

人力飛行機「ストーク」(航空宇宙技術遺産認定)に関する講演会が開催されました。

 本学部卒業生の石井潤治さんらが在学時に製作した人力飛行機「ストーク」が「航空宇宙技術遺産」に認定されました(日本航空宇宙学会・2026年)。
 本学部船橋校舎では5月30日に記念講演会が開催され,その様子が読売新聞(5月31日・千葉版)に掲載されました。詳細は以下リンクから御確認ください。

https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20260530-GYTNT00154/ (外部のサイトに移動します)
 

理工学部情報統括委員会のメンバーが執筆した論文が「関東工学教育協会賞(論文・論説賞)」を受賞しました。

コロナ前とコロナ禍の学びの在り方の変化について,理工学部で教学データの分析を担当する情報統括委員会(通称IR委員会)のメンバー(当時)がまとめた「理工系学部の教学におけるCOVID-19の影響[1]――授業形態の変更とGPAの推移」(日本工学教育協会『工学教育』72 巻2号所収)が,関東工学教育協会の論文・論説賞を受賞し,授賞式が令和8年5月19日に行われました。

メンバーは,中村文紀准教授(一般教育教室英語系列),渡部政行教授(量子科学研究所),大貫進一郎教授(電気工学科),木村元昭教授(機械工学科),轟朝幸教授(交通システム工学科),髙橋亮輔准教授(一般教育教室体育系列),青木義男教授(精密機械工学科)の7名で,多様な専門分野の教員から構成されています(職位はいずれも執筆当時)。

理工学部は,日本大学で最も早くIR組織を立ち上げて教学分析に着手し,コロナ禍においては,多角的に情報を収集しながら速やかにオンライン授業の環境構築とレギュレーション策定に取り組みました。CST-DREAMを実現する理工学部の教育力と教育に関する研究にも,是非ご注目ください。

物理学科・浅井研究室に文部科学省研究開発戦略官らが訪問されました。

文部科学省研究開発局の研究開発戦略官(フュージョン・原子力国際協力担当)らが,本学部物理学科の浅井教授の研究室を訪問されました。
当日は,核融合やプラズマ物理に関する研究,日米共同研究の取組等の説明に加え,実験設備の見学や学生との意見交換も行われました。
戦略官が研究者個人の研究室を訪問されることは珍しいケースとのことで,浅井研究室で進められている研究や人材育成の取組をご紹介する貴重な機会となりました。

楊乃樹さん(物質応用化学専攻修了)、松田海希さん(物質応用化学科卒業)、山崎陸人さん(物質応用化学専攻修了)、松田弘幸教授らの研究成果が国際学術誌「Fluid Phase Equilibria」に掲載されました。

楊乃樹さん(2024年3月物質応用化学専攻修了)、松田海希さん(2025年3月物質応用化学科卒業)、山崎陸人さん(2026年3月物質応用化学専攻修了)、松田弘幸教授らの研究成果が、Elsevier社が刊行する化学工学熱力学分野の国際学術誌「Fluid Phase Equilibria」に掲載されました。
タイトルは「Evaluation of dispersibility and aggregation for decanoic acid-modified ceria nanoparticle + organic solvent systems: Measurement and modeling with activity coefficient models(デカン酸修飾セリアナノ粒子+有機溶媒系の分散性および凝集性の評価:測定および活動係数式を用いたモデリング)」です。
本研究は、文部科学省プロセスサイエンス構築事業(Materealize)「ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス」プロジェクトからの支援を受けて、東北大学と共同で実施したものです。
おめでとうございます。

【論文情報】
タイトル:Evaluation of dispersibility and aggregation for decanoic acid-modified ceria nanoparticle + organic solvent systems: Measurement and modeling with activity coefficient models
著者:Hiroyuki Matsuda, Naishu Yang, Miki Matsuda, Rikuto Yamazaki, Masaki Ota, Takaaki Tomai, Hiroshi Inomata
掲載誌:Fluid Phase Equilibria
掲載日:2026年5月17日
DOI: https://doi.org/10.1016/j.fluid.2026.114769
ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス・プロジェクト

本件のプレスリリースはこちら

写真はこの研究を引き継いでいるM1堀口豪さんとB4北澤智基さんです。

第10期Global Rocketry Challenge 任命式を開催しました。

日本大学理工学部船橋キャンパスにて,第10期 Global Rocketry Challenge(GRC) 任命式を開催しました。
GRCは,日本モデルロケット協会主催,ロッキード・マーティン協力,株式会社リバネス企画・運営のもと理工系に興味のある中学生・高校生を対象としたSTEAM教育プログラムです。半年間を通して,チームを組んでモデルロケットの機体を設計,製作し全国大会に挑戦します。今回は参加校(5校)の任命式と第4級ライセンス講習会を行いました。日本大学理工学部と日大ロケット研究会(未来博士工房)はGRCに実施に協力しています。

STEAMとは,重視すべき主な以下の学問領域5つを英語で表した語の頭文字をとったものです。
科学(Science),科学技術(Technology),工学(Engineering),芸術(Art),数学(Mathematics)

GRC
https://ed.lne.st/project/grc-2/
ロッキード・マーティン プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000034816.html