NHKドラマ10「Miss!?ジコチョー 天才・天ノ教授の調査ファイル」12月6日(金)放送:精密機械工学科 青木義男研究室が撮影協力及び出演しています。

12月6日(金)放送のNHK ドラマ10「Miss!?ジコチョー 天才・天ノ教授の調査ファイル」に、精密機械工学科の青木義男教授、大学院1年小池魁舟さんらが撮影協力をしています。放送前につき詳細は控えさせていただきますが、青木研究室の学生たちも出演しています。
是非ご覧ください。
お馴染みの風景がでてくるかもしれません。
このドラマは、失敗学を専門とする大学の工学部教授の女性が、「成長・進歩には必ず失敗がついてまわるもの」という信念で失敗を愛し、様々な事故を直接的ではなく間接的に捉えながら、事故の背景に潜む人間模様や社会の歪みに切り込み、事故の真実をみつけだすさまを描いています。

番組名
ドラマ10 Miss!?ジコチョー 天才・天ノ教授の調査ファイル
放送局
NHK
放送日時
12月6日(金)夜10時~
出演
松雪泰子 堀井新太 須藤理彩 高橋メアリージュン 余貴美子 ほか

Autodesk社 日本の若きメイカーズ プロジェクト集に、日本大学理工学部の学生たちのプロジェクトの数々が掲載されました。

Autodesk社が発行した「日本の若きメイカーズ プロジェクト集」に、日本大学理工学部から精密機械工学科 青木義男研究室のTeam Raptor「宇宙エレベーターの精密動作をかなえるジェネレーティブデザイン」、航空宇宙工学科 山﨑政彦助教グループのHEPTA-Satプロジェクト「クラウド環境を活かした人工衛星開発プログラム」、そして学生フォーミュラから「学生フォーミュラ日本大会2019―ものづくり・デザインコンペティション―」に機械工学科 星野倫彦教授が顧問を務める円陣会を取り上げていただいています。
Autodesk Fusion 360 は、ものづくりを支援するクラウドベースの 3D CAD/CAM/CAE ツールですが、CEOがメッセージの中で
「まだ誰も想像したことのないよりよい世界を創造してほしい」
としているとおり、このプロジェクト集の中には様々な大学の将来世界をひっぱっていくであろう学生たちの情熱がつまっています。
是非ご覧ください。
なお、CEOからのメッセージ動画の中には、精密機械工学科 大学院1年 小池魁舟君(青木研)がクライマーの説明をしている様子もうつっていますので、そちらも是非ご覧ください。

Autodesk社 日本の若きメイカーズ プロジェクト集に、日本大学理工学部の学生たちのプロジェクトの数々が掲載されました。

Autodesk社 日本の若きメイカーズ プロジェクト集に、日本大学理工学部の学生たちのプロジェクトの数々が掲載されました。

Autodesk社 日本の若きメイカーズ プロジェクト集に、日本大学理工学部の学生たちのプロジェクトの数々が掲載されました。

Autodesk社 日本の若きメイカーズ プロジェクト集に、日本大学理工学部の学生たちのプロジェクトの数々が掲載されました。

フジテレビ「でんじろうのTHE実験」11月8日(金)夜8時から放送です(日本大学理工学部は撮影協力をしています)

フジテレビの人気実験番組「でんじろうのTHE実験」ですが、放送時間帯が金曜の夜8時に移って今週から放送がはじまります。
今回もでんじろう先生のためになる実験や楽しいむちゃぶりに、ゲストの皆さんも大騒ぎ。
驚きと笑いの連続の1時間です。
日本大学理工学部の駿河台キャンパス旧校舎で撮影されているこの番組、是非皆さまご家族そろってご覧ください。

でんじろうのTHE 実験

放送局
フジテレビ
放送日時
11月8日(金)夜8時~
出演者
MC:米村でんじろう、オードリー(若林正恭、春日俊彰)
スタジオゲスト:岸優太(King & Prince)、髙橋海人(King & Prince)、チョコレートプラネット、若槻千夏(※五十音順)
実験VTRゲスト:斎藤工、永野(※五十音順)

テレビ朝日「時効警察はじめました」10月25日(金)放送:電気工学科が撮影協力しています。

現在放送中のテレビ朝日の金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」ですが、今週金曜日放送の第3話に電気工学科が撮影協力をしています。
このドラマは、2006年に「時効警察」として放送され、翌年に「帰ってきた時効警察」そして今回10年以上ぶりに「時効警察はじめました」で復活。その独特な世界観で根強いファンが多い人気ドラマです。
是非どのシーンが学内で撮影されているのかを楽しみながらご覧ください。

番組名
時効警察はじめました
放送局
テレビ朝日
放送日時
10月25日(金)夜11時15分から
その他
今週は今泉力哉監督で中山美穂さん登場です。

精密機械工学科 青木義男教授がマイナビ「学生の窓口」#もやもや解決ゼミに登場です。

精密機械工学科の青木義男教授が学生向け情報発信Webサイト マイナビ「学生の窓口」にて、「急いでいるときはエレベーターとエスカレーター、どっちが早い?」という疑問にこたえています。
確かに、考えてみれば実際そういう状況になった時、もう自分の選択した方に賭けるしかないかとジタバタすることがありますね。
青木教授のこたえとは?
是非皆さまご覧ください。

「高速動作磁壁メモリの実現へ道筋」電子工学科 塚本新教授の共同研究成果が「NatureElectronics」誌に掲載、日本大学と京都大学の共同プレスリリースが行われました。

「フェリ磁性体における磁壁移動に対するスピン移行トルク効果を解明 ―反強磁性体を利用した高速動作磁壁メモリの実現へ道筋―」
電子工学科 塚本新教授、吉川大貴助手、二川康宏君(元電子工学専攻修士課程学生)らの、京都大学化学研究所研究グループ他との国際共同研究の成果が、9月19日付で国際科学誌「NatureElectronics」のオンライン版に掲載され、日本大学と京都大学の共同プレスリリースが行われました。

<プレスリリースより一部転載>
反強磁性的な磁化結合をもつフェリ磁性体の磁壁に対して、電流と磁化の相互作用であるスピン移行トルクが与える効果を実験および理論の両面から解明しました。本研究では、フェリ磁性合金ガドリニウム・鉄・コバルト(GdFeCo) の磁壁移動に対して、磁壁移動速度に占める非断熱スピン移行トルクの効果が大きいことを実証しました。本成果は、反強磁性体を利用した高速動作の磁壁メモリの実現へ向けた道筋となることが期待されます。

<背景> 磁壁レーストラックメモリは、電流を流した際にはたらくスピン移行トルクによって磁壁の位置を制御する事を基本動作とする、次世代型磁気メモリとして期待されています。近年、高速動作可能な磁壁メモリを実現するうえで、反強磁性体が有力な材料候補として精力的に研究されています。しかしながら、反強磁性体は自発磁化を持たないことから外部磁場による磁化制御が困難なため、反強磁性体の磁壁に作用するスピン移行トルクを実験的に調べた報告はこれまでありませんでした。

<論文情報>
「Spin-transfer torques for domain wall motion inantiferromagnetically coupled ferrimagnets」
Nature Electronics, volume 2, pages389–393 (2019).

「高速動作磁壁メモリの実現へ道筋」電子工学科 塚本新教授の共同研究成果が「NatureElectronics」誌に掲載、日本大学と京都大学の共同プレスリリースが行われました。

BSフジ「もしもで考える…なるほど!なっとく塾」9月28日(土)放送:航空宇宙工学科 阿部新助准教授がスタジオ出演します。

9月28日(土)放送のBSフジ「もしもで考える…なるほど!なっとく塾」に、航空宇宙工学科 准教授で天文学者の阿部新助准教授がスタジオ出演します。
阿部先生は最近「はやぶさ2」のリュウグウ着陸で活躍しており、さらに、(株)ALEとの共同研究であります人工流れ星の実証実験も来春予定され注目されています。
さて、この番組は、知ってそうで知らない世の常識を<もしもの世界>で見てみれば、思わぬ発見から常識の仕組みが見えてくるのではないかという内容です。
今回、阿部准教授は、
  「もしも人工衛星がなかったら?」
の講師としてスタジオ出演します。
地球のまわりを淡々とまわりつづける人工衛星ですが、気象観測や通信、GPSの役割などは知られていますが、あまり知られていない驚きの機能もたくさんあります。もしも人工衛星がなかったら、どんな生活になってしまうのでしょうか。
航空宇宙工学科 宮崎研究室の超小型衛星SEEDSも登場予定です。
阿部准教授の人気の惑星系ネクタイシリーズ(1回目が「月」の模様 2回目が「火星」の模様 )にも注目して、是非ご家族そろってご覧ください。

■番組名
もしもで考える…なるほど!なっとく塾
■放送局
BSフジ
■放送日時
9月28日(土)14:00~14:55
■出演者
塾長代行:京本政樹
塾生:壱城あずさ/小野真弓/鈴木希依子/千葉宗幸/にしおかすみこ/ぶっちゃあ(五十音順)

物質応用化学科 高分子工学研究室の研究成果が、英国王立化学会Polymer Chemistry誌のinside front coverに選ばれました。

物質応用化学科 高分子工学研究室 卒業生の石津百啓さん、物質応用化学専攻2年渡辺翔大さんらの論文が、英国王立化学会Polymer Chemistry誌のinside front coverに選ばれました。これは同号に掲載された論文の内から優れたものを表紙または裏表紙にするものです。

高分子材料に、無機成分を添加することで、高分子材料に光学、導電性、ガスバリアなど新たな機能を付加することができます。しかしながら、根本的な課題として、高分子材料に無機成分を添加すると、高分子材料の機械強度が低下してしまうという問題がありました。
本研究では、この問題の原因がポリマーであるPMMAと無機成分であるチタニアと結合しているために起こることに注目しました。そこで、筆者らは、PMMAとチタニアの結合を阻害する化合物を探索し、イオン液体であるテトラブチルホスホニウムクロライド(TBPC)がその効果を持つことを発見しました。驚くべきことに、PMMAにチタニアを混ぜた材料に、TBPCを添加すると機械強度の低下を抑えられるだけでなく、高分子の基本物性である、透明性や形状記憶特性を向上させることが明らかになりました。この研究成果は、状況に応じて変化するスマートウィンドウなどに応用できる重要なものであり、この度、英国王立化学会Polymer Chemistry誌に掲載されることになりました。

論文タイトル
Improvement of the transparency, mechanical, and shape memory properties of polymethylmethacrylate/titania hybrid films using tetrabutylphosphonium chloride

物質応用化学科 高分子工学研究室の研究成果が、英国王立化学会Polymer Chemistry誌のinside front coverに選ばれました。

BS1「日本代表へのペダル「激闘!ロードレース」「決戦!全日本選手権」」9月8日(日)放送:航空宇宙工学科OB(2008年卒)で現在宇都宮ブリッツェンキャプテンの増田成幸選手が出演します。

9月8日放送のBS1「日本代表へのペダル「激闘!ロードレース」「決戦!全日本選手権」」に、航空宇宙工学科OBで航空研究会メーヴェ21パイロット、そしてメーヴェ21で人力飛行機による日本記録を達成(2005年8月直線距離49,172m)し、現在宇都宮ブリッツェン(栃木県宇都宮市を本拠地とする自転車ロードレースのプロチーム)のキャプテン増田成幸選手が出演します。
増田選手は、6月27日に静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた全日本選手権個人タイムトライアルロードレースにて見事優勝し、現在、東京2020オリンピックの自転車ロードレースで、最も活躍が期待される選手の候補の一人となっています。
この番組では、2020年東京オリンピック出場をめざす選手たちの姿、そして、自転車ロードレースの魅力とプロたちの人間ドラマを、長期取材をもとに追いかけるドキュメンタリー番組です。
疾走感溢れる闘いと高度な駆け引き、そして熱い人間ドラマで世界中に熱狂的なファンを持つ「自転車ロードレース」。
選手たちの知られざる素顔と葛藤、競技の魅力とともに、五輪のロード競技の見どころを紹介します。
増田選手の航空研究会時代の話も出てくるようです。
是非皆さまご覧ください。

■番組名
日本代表へのペダル「激闘!ロードレース」「決戦!全日本選手権」
■放送局
BS1
■放送日時
9月8日(日)午後7:00~午後8:50

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

小学生の頃、テレビでみた鳥人間コンテスト。
限界を超えてもなお仲間のために力を尽くすパイロットに憧れた。
僕は、日大のパイロットになりたいと思った。
絶対に日大でなければならなかった。

そして今、
僕は琵琶湖の夢の舞台に立っている。
日大のパイロットジャージに身を包んで。

パイロット森田順也君(精密機械工学科3年)はいつも多くを語らない。夢見ていた日大のパイロットに決まった1年の冬から、ただひたすらに、長時間飛ぶことができる身体を作ってきた。先生達にアドバイスをいただきながら、筋力アップと体重制限のため食事も制限してきた。
もともと自転車好きだったというのもあって、練習は苦ではなかったという。
週末には往復200㌔をロードバイクで走り、負荷のかかる山道を走行するなどして鍛えてきた。総走行距離にすると2000㌔は超えているという。見えないところで一生懸命努力するかなりのストイックな性格だ。でも森田君にとってみればそれは当たり前のことで、特別なことではない。毎年毎年テレビでみてきているように、鳥人間コンテストのパイロットは、限界を超えてこそ見える景色というものがあることをわかっているからだ。他のチームのパイロットも同じ想いで努力を続ける中で、さらにそこから一つ飛び出す筋力と根性がないと上位に食い込めないこともよくわかっている。だからストイックですねと言われると「そんなことはない。当たり前のことをしているだけなので。」と答えるだけなのだ。

森田君の想いは格別だ。
日本大学の人力飛行機には、Linnetから始まる長い歴史と伝統がある。
さらに、日本大学理工学部航空研究会は、鳥人間コンテストに39回という最多出場を誇り、スタート直後の滑空機部門も含めると現在まで10回の優勝を誇る。その中でのチーム記録は2003年の大会の平綿甲斐先輩(メーヴェ 20)が飛んだ34654.1m。
この時は、当時の最長地点にあたる琵琶湖大橋付近まで飛行に成功し、パイロットの体調にも問題がなかったが、安全を考慮し着水命令により着水せざるを得なかった。
無念であったろうと思う。
だから、夢が叶った今、先輩達の想いの分まで飛びたかった。

メンバーは、「森田ならやってくれる」と口をそろえる。
機体を製作するチームは、前年の機体をさらに改良できるところは改良し、粛々と作業を進めてきた。部室である船橋キャンパスの6号館地下(通称6地下)には毎日必ず7時になると全員が集合し、作業の内容を確認する。
代表の吉田嶺花さん(航空宇宙工学科3年)は、とにかく決まりを守るということを大事にしたという。
楽しくても厳しく。
少しのミスがすべてに連動するため、一切の妥協を許さなかった。少しでも気になれば1からすべてやり直し。
航空研究会の特徴はほぼすべてを手作りするところだ。なるべく機械を使わない。手の方が精度が高いこともある。レーザーカッターも使わず、手で削っていく。揃いのつなぎはいつも発砲スチロールの粉で真っ白だ。
6地下では、背中を丸めて夢中になって一人ひとりが作業に没頭している。
そんな彼らが座っている長いベンチはびっちりと計算式がかかれている。それは、先輩が後輩に作業をしながら教えてあげる航空研究会の伝統だ。

チームはパイロットのためにラジコンをプレゼントした。
これは、旋回のシミュレーションができない森田君に、せめてイメージだけでもつけてもらいたいというチームの愛情だ。ラジコンとは言え、これが随分役に立ったと後日笑顔で語ってくれた。

大会初日の琵琶湖は、台風6号の影響で激しい風雨に見舞われた。
機体審査待ちをしていた各チームは翼を守るのに必死だ。
テントをブルーシートで囲い、そのブルーシートが風で飛ばされないように雨の中、必死に押さえている。
テントでは、設計担当の宮崎君と森田君がスマホで天気と風の状況をよんでいる。天候の変化に慣れている彼らは、こんな展開でも落ち着いて情報収集をしている。結局、あまりの天候に1日目の大会は競技途中で中止となってしまった。
やがて、さきほどの風雨が嘘のように天候が回復し、琵琶湖には大きな虹がかかり、空がオレンジ色に染まった。

いよいよその日はやってくる。
オレンジ色に染まったプラットホームをみて、森田君は何を想っただろう。

大会が近づいたある日、

「今、チームのメンバーに伝えたいことは?」

の問に

「機体を整えておいてほしい」

と静かに答えた森田君。
それは、一見そっけないように感じる人もいるかもしれないが、彼の本心は、機体さえ整っていれば僕がどこまででも飛んでやるよという気持ちのあらわれだった。
自分の体にあわせてた機体を、寝る間も惜しんで作り上げてくれたメーヴェ36の仲間たち。
彼らに一番いい景色をみせてあげられるのは、あとはもう自分の脚力次第なのだ。
やれることは全てやってきたつもりだ。
絶対に誰よりも長く飛んでみせる。

大会当日は、多少風の乱れはあったものの、好天に恵まれた。
ただし、台風の影響で予定されていた飛行順は、機体審査が終わった順となり、だいぶ変更がでてきている。
順番が早まった航空研究会がプラットホーム上にいる。
メーヴェ36は、33mほどもあるその長く美しい翼を照りつける真夏の太陽のもとキラキラと輝かせている。遠くからみてもその機体の美しさがよくわかる。白とブルーの花の模様のプロペラがはっきりと確認できる。代表吉田さんの渾身のプロペラだ。
森田君は、いつも通り涼し気な表情に見えるが、あのずっと思い描いてきた夢の舞台に日大のパイロットジャージを着て立てている事をかみしめ、内心は誰よりも闘志を燃やしていることだろう。自分との闘いの旅路がこれからはじまるのだ。

「41㎞飛んで新記録を作りたい」

彼の眼に迷いはまったくない。

風はおさまっている。
ゲートオープンの声がかかる。
そして森田君の声が響く。

「ペラまわします!」
「右翼OK?」
「左翼OK?」
「テールOK?」
「行きます!!」
「3!」
「2!」
「1!」
「GO!!!!!!」

メーヴェ36はまっすぐに滑り出した。
歓声があがる。

「美しい!」

メーヴェはその機体の美しさで鳥人間コンテストファンの中で人気がある。
プラットホーム上ではすでにメンバーたちが泣いている。

「行け―っ!!森田―っ!!」

気温は30℃。
これから気温はどんどん上がってくるだろう。
スピードにのっている。

応援ブースでは、絶叫している。

「押っせー押せ押せ押せ押せ日大!」

「飛べ飛べ飛べ飛べ飛べメーヴェ!!」

「森田―!いいぞー!」

高度を保った美しいフライトだ。
やがて竹生島が見えてきた。
島が近づいてくると風の流れが変わるため要注意だ。

ここまで15㎞を飛行時間40分。
森田君は自分に言い聞かせる。

「超えろ!ここだ!」

暑さもあって相当きつそうだ。

18㎞通過。
その時、コックピットのフィルムが剥がれた。
一瞬会場中が静まり返る。

「涼しくなった」

少しほっとしたような声がでる。
思わぬ出来事にも冷静だ。影響ないようだ。

やがて旋回ポイントのホーンがなる。

19㎞通過。
仲間が買ってくれたラジコンで何度もイメージトレーニングをしてきた。
絶対にいける。集中だ。

旋回完了のホーンがなる。

「シャーッ!!」

ここで暫定トップに出る。

21㎞通過。
少しづつ高度が下がっていく。

「森田、高度を少しづつ上げて。」

「きつい!」

「うるせー!あげろ!!」

「きついんだって!!!」

33㎞地点。
湖面に何度も近づく。
相当きつそうだ。
足がつりそうと声が漏れる。

「チーム記録が見えてきたぞ!!」

「高度をあげろ!!」

機体が湖面をかする。

チーム記録まであと1㎞。
機体は湖面すれすれだ。

「がんばれ森田―!」

会場中が絶叫だ。

「チーム記録超えたぞ!」

「シャーッ!!」

フライト時間100分。
学生記録36キロが見えてきた。
学生新記録通過。

「学生として最も飛んだ機体です!!」

会場中が湧く。
大会記録まであと4㎞。

37km通過。

「がんばれーがんばれーがんばれー!!!」

会場が一つになる。

森田君はもう声も出ない。
限界をはるかに超え
やがてメーヴェ36は静かに着水した。
その距離38010.28m
学生記録の更新となった。

一度水面に着いてから粘りに粘った理由を聞かれた森田君は一言絞り出すように

「意地っす」

「途中からきつくてきつくて何度も諦めようと思ったけど、宮崎のヤバイって声がきこえて・・・」

「聞こえたんだ・・・」

「ありがとな」

そう言って抱き合う宮崎君と森田君に、なんでもわかりあえる固い絆を目にした気がした。
お互いの声が魂を奮い立たせ、これだけ支えあえた証だった。

会場からは、この航空研究会の学生たちのまさに「ひたむき」な青春群像に、そして限界を超えてもなお、チームの想いを胸に挑み続けた姿に、大きな拍手が沸き起こりました。

メーヴェ36

秋山(交通システム工学科3年)
笹久保・野口・疋田・真船・宮崎・吉田(航空宇宙工学科3年)
森田(精密機械工学科3年)

今年も応援してくださいました皆様、誠にありがとうございました。
一緒に高めあってきた他のチームの皆さまも、本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
日本大学理工学部航空研究会は、
来年の挑戦に向け、新しいチーム、メーヴェ37が活動をはじめました。
どうぞこれからも応援をよろしくお願いいたします。

#日本大学理工学部 #日大理工 #日本大学 #日大

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>

【参加報告】日本大学理工学部航空研究会メーヴェ36「鳥人間コンテスト2019」にて学生新記録達成!!<飛行距離38010.28m>