【参加報告:宇宙エレベータークライマーチャレンジ】精密機械工学科4年小池寿晏さん、豊田真吾さん、土井奈々子さんが、デザイン部門並びにコントロール部門の2部門で受賞しました。

【参加報告:宇宙エレベータークライマーチャレンジ】精密機械工学科4年小池寿晏さん、豊田真吾さん、土井奈々子さんが、デザイン部門並びにコントロール部門の2部門で受賞しました。

精密機械工学科 4年 入江研究室 小池寿晏さん、豊田真吾さん、土井奈々子さんが、令和4年9月16日~18日に、新潟工科大学で行われた宇宙エレベータークライマーチャレンジに参加し、見事デザイン部門並びにコントロール部門の2部門で受賞しました。
今回の競技内容は、
 ①参加チームが独自に開発する”宇宙エレベータークライマー(昇降機)”の性能・機能の評価
  (クレーンにより垂直60mまで展張されたベルト・ロープテザー上での昇降)
 ②宇宙エレベーターの基礎工事を担う”高機動ロボット”の性能・機能の評価
  (クライマーにより上空まで運搬された降下ロボットの射出・減速降下・着地・移動)
です。

小池さん、豊田さん、土井さんチームは、青木義男理工学部長(精密機械工学科 教授)のもとで、一昨年から未来博士工房のプロジェクトの1つとして「垂直索道自律昇降システム」の開発を行っており、本年はこの開発を入江研究室の研究の一環として行っていました。本競技会では、今年新たに製作したシステムの評価を行い、加えて、競技会から機体の審査をしていただき、デザイン部門並びにコントロール部門の2部門での受賞となりました。
おめでとうございます。

チームからの詳細報告は以下のとおりです。

1.研究課題
 垂直索道自律昇降システム
 
2.経過・成果
 我々の開発目標は「安定した台形の速度制御と高精度な位置制御」である。
 今大会では昨年の宇宙エレベータ競技会(SPEC2021)にて浮き彫りとなった課題を修正した。課題は、
 ①走行距離の測定機構の再設計
 ②新しいモータドライバを用いた制御開発
 機械的、制御的なものがそれぞれ1点あった。

①は機械的な課題である。
昨年の機体では、競技会での走行距離データの取得が叶わなかった。これは、ロープの張力や太さ等の状態の変化に対応する構造となっていなかったことが原因と考える。これにより、測定用のローラーが走行位置によってロープに接触せず、測定が不可能な結果となった。上記のことから、本年の機体ではロープの状態に合わせ、測定用ローラーの位置を調整し、確実なデータの取得を可能とする構造とした。
また、昨年度までの機体の問題点とて、ロープを中心とした、重心の位置によって走行中に大きく振れてしまい、機体に想定外の負荷がかかる構造となっていた。このことから、今機体では最も重量物となる駆動部と、バッテリー・回路等のユニットを切り離し、ロープと機体の距離を13㎜に近づけ常に最小距離を保つようにモデルを一新した。ロープとの距離を小さくするため、機体の全長は50㎜長くなったが、ユニットを分けたことにより洗練されたデザインとなり、昨年度より800g軽量化された。
今後の課題として、高速での走行に向けて駆動部分の剛性を見直す必要がある。

②は制御的な課題である。
昨年から「安定した台形の速度制御と高精度な位置制御」に向けて新しいモータドライバでの開発を行っていた。
今大会ではODriveというBLDCのモータコントローラを用いることで開発目標の達成を目指した。速度制御に関しては走行データからも非常に安定した記録が取れたためODriveを用いた成果が得られた。しかし位置制御に関しては現在の制御方法ではモータ軸の位置制御しか行っておらず、クライマーがロープに対してスリップした際に走行距離にずれが生じてしまうためスリップ量の正確な検出と位置補正が課題である。また、ODriveのスイッチング速度が遅く、高回転で運用するのに向いていなかったため新しいモータコントローラで開発を行う必要がある。

以上のように2つの課題に対して再開発を行い、機械構造並びに制御について評価を頂きそれぞれで賞をいただく結果につながりました。
11月に開催が予定される競技会では、今大会で残った上記の課題を修正し評価を行う予定です。

【参加報告:宇宙エレベータークライマーチャレンジ】精密機械工学科4年小池寿晏さん、豊田真吾さん、土井奈々子さんが、デザイン部門並びにコントロール部門の2部門で受賞しました。

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

2022 年 10 月 8 日(土)~ 9 日(日)
<お茶の水茗渓通り会 × アートピクニック実行委員会 × まちづくり工学科山﨑研究室(都市計画・地域施設マネジメント研究室)>

―まちづくり工学科山﨑研究室の「お茶の水アートピクニック」参加報告―

日本大学理工学部駿河台キャンパスをはじめ、大学キャンパスや歴史的な建物が点在する『歴史と文化の街』。 
そんなお茶の水を舞台にする、お茶の水アートピクニックが3年振りに従来のカタチで、10月8日(土)・10月9日(日)の2 日間に亘って開催されました。
都会の道路のど真ん中に好きなだけラクガキしてみたり、色とりどりのハンドメイド作品に出会ったり、アートにまつわる様々な地域イベント、それが「お茶の水アートピクニック」。
 
コロナ禍でまちの賑わいを支える地域イベントが開催できず、学生たちも地域と関わる経験が減りました。そんな中、3年振りに開催された「お茶の水アートピクニック」に、理工学部まちづくり工学科山﨑研究室の学生・大学院生が、学生ボランティアスタッフとして、準備から当日運営サポートをしました。
感染症対策をしたうえで、路上落書きアートや店長似顔絵コンテストの受付対応、スケッチ大会と出店者の設営補助、まち模型展示ブースの設営・運営を行いました。

朝早くからの準備、日中の運営、開催後の後片付けまで、いろいろと大変でしたが、学生からは「学内では得られない経験ができ、純粋に楽しかったです」「今までは地域イベントに参加することはあったが、初めて運営側に立ってみてわかった苦労や充実感がありました」等と、苦労もありながら、それを乗り越え、成長できる機会になったと思っています。   

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

お茶の水アートピクニック風景

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

路上落書きアート

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

スケッチ大会合評会

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

まち模型展示ブース

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

学生の当日運営サポート

【参加報告】学生が地元商店街と連携して地域イベントを運営サポート  まちづくり工学科山﨑研究室が、 お茶の水アートピクニックʼ22で活躍

路上落書きアートでの受付

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

令和4年9月24日(土)に日本大学本部にて,令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウムを開催しました.
本シンポジウムは,令和4年度日本大学特別研究「執刀医と手術助手のインターラクションに基づいた次世代型手術システムの開発基盤研究」の研究代表者である日本大学医学部消化器外科・山下裕玄先生によるこの特別研究の構想に関する講演をはじめとした4件の特別講演に加え,3件の招待講演ならびに15件の一般講演で構成し,36名の若手研究者(学生)を含む81名の来場者と共に進行しました.
招待講演では,諏訪東京理科大学の橋元伸晃先生より「医工連携から学んだ機器開発における障壁突破の取り組み」,東京大学の新井史人先生より「患者シミュレータ:バイオニックヒューマノイドの現状と将来」,産業技術総合研究所の葭仲潔先生より「健康医療の今後と将来の在り方~ユニバーサルメディカルアクセスの実現に向けて~」の題目で,医学分野と理工学分野の融合によって実現する医工連携研究の重要性や将来性に係るご講演を賜りました.多くの一般講演は日本大学内における学部間連携研究であり,それぞれの講演に対しては異分野の立場からの指摘・コメント等にあふれ,総合大学である日本大学だからこそ実現可能なシンポジウムになりました.
来賓として,武井正美副学長,木下浩作医学部長,青木義男理工学部長にもお越しいただき,令和4年度日本大学特別研究への期待と今後の展開に関する激励のお言葉をいただきました.
また,講演と共にパネルディスカッションも実施し,医学部より後藤田卓志先生,山下裕玄先生,理工学部より青木義男先生,内木場文男先生,文理学部より大澤正彦先生にパネリストとして登壇いただき,理工学部の齊藤健先生の司会により「2030年の医療を語る」という題材の元,未来医療の在り方や学部間連携研究の重要性などについて意見交換し,未来を担う学生などの若手研究者へメッセージをいただきました.
本シンポジウムの実施により学部間連携研究の重要性について再度確認することができ,今後においても協力体制を強化していきたいと思いますので,今後とも皆様方からの変わらぬご支援・ご鞭撻をいただけると幸いに思います.
最後に,令和4年度日本大学特別研究に関連して立ち上げました「日本大学未来医療ロボティクス研究会」にご興味をお持ちの方は,下記問い合わせ先までご連絡をいただけると幸いです.

<日本大学未来医療ロボティクス研究会>
  研究代表 日本大学医学部・教授 山下 裕玄
  住  所 東京都千代田区神田駿河台1-6
  電  話 03-3293-1711
  メ ー ル yamashita.hiroharu@nihon-u.ac.jp

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

シンポジウムの様子

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

令和4年度特別研究の概要説明

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

パネルディスカッションの様子

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

研究代表者の山下裕玄先生

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

一般講演における活発な議論の様子

【開催報告】令和4年度日本大学特別研究キックオフシンポジウム

一般講演における活発な議論の様子

第9回全国高等学校土木設計競技 高校生たちの熱いプレゼンテーションが繰り広げられました。

第9回全国高等学校土木設計競技 高校生たちの熱いプレゼンテーションが繰り広げられました。

第9回全国高等学校土木設計競技では、今年度“自然災害から人々の生活と命を守る” をテーマにご応募いただき、第一次審査にご応募いただいた12チームから8チームが第二次審査に選出され、9月18日に対面とzoomミーティングを使用したハイブリット形式の公開プレゼンテーションを行いました。
第二次審査にご参加いただきプレゼンテーションをしていただいた高校生の皆さんありがとうございました。
第二次審査の審査結果は表の通りです。
受賞された各高等学校の皆さん、おめでとうございます。

最優秀賞
・アンブレラ/愛媛県立東予高等学校
優秀賞
・STREAM/熊本県立小川工業高等学校
・SSA/栃木県立栃木農業高等学校
審査員特別賞
(シビルエンジニア賞)
・ベアーブック3/熊本県立熊本工業高等学校
審査員特別賞
(クリエイティブ賞)
・工業クラブB/熊本県立熊本工業高等学校
入賞
・工業クラブA/熊本県立熊本工業高等学校
・しばなん/新潟県立新発田南高等学校
・島工_土木科/静岡県立島田工業高等学校
主催
日本大学土木設計競技実行委員会
共催
日本大学理工学部土木工学科/日本大学工学部土木工学科/日本大学生産工学部土木工学科

【参加報告:円陣会】学生フォーミュラ日本大会2022

【参加報告:円陣会】学生フォーミュラ日本大会2022

 9月6日(火)~10日(土)の5日間にわたり、静岡県袋井市/掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)にて開催されていた「学生フォーミュラ日本大会2022」が終了し、本日、主催の自動車技術会から開催報告がプレスリリースされました。
 理工学部からは円陣会が出場しましたが、その安全かつ高速で走行するフォーミュラカーを大会に出すまでの過程の、無我夢中で挑み続けるチームの熱量に本当に驚かされました。
 毎月発行する活動報告には、プロジェクトリーダー 髙橋君(航空宇宙工学科3年)からの現状報告に加えて、問題のあったところとその解決方法が細かく記され、決して簡単には進まない様々な困難を、チーム一丸となって乗り越えていく様子がよくわかります。
 コロナ禍による活動の制限もある中で、様々な要因で変わっていくスケジュールに対してどう修正していくのか等も含め、実際に手を動かしてやってみなければわからないことばかりで、それを仲間達と考えて考えて対応していく。その過程で様々な技術が身についていき、学生たちの作業でかがみこむその背中がとても頼もしくみえました。
 今回は、総合19位。昨年より6位順位をあげる大活躍でした。エンデュランスを完走でき、努力を重ねてつくりあげてきた車体がコースを疾走する光景は、きっと一生忘れられないものになったことと思います。
 いつもお支えくださるたくさんの企業の皆様、ありがとうございました。
 大会運営の皆様、他チームの学生フォーミュラの仲間の皆さん、ありがとうございました。

学生のコメント1
■航空宇宙工学科3年 プロジェクトリーダー髙橋佳大
 020のプロジェクトリーダーを行いました髙橋佳大です。
 無事020プロジェクトを終え、更に目標である総合20位を超えた総合19位を達成しホッとしております。
 この1年必死に活動を行っていたため時間があっという間に過ぎてしまい、実は嘘でしたと言われても信じられるくらいまだ実感を得ていません。メンバーが少なくなったり1人で溶接を行ったり大変なことや辛いことはだいたいでしたが、今振り返ってみるとそれも一つの大事な思い出や経験になりました。
 今後は先輩として後輩の活動を見守る立場になりますが、しっかりとこの流れを断ち切らぬようサポートしていきたいと思います!
 これからの新生円陣会の快進撃にご期待ください!
学生のコメント2
■機械工学科3年 アップライト担当 シャシー班長 壹岐知寛
・参加してみて
 円陣会とほかのチームのやり方がどう違うのか、走行が始まったあとはほかの大学の走行
の様子をコースに出向いて観察してました。ここのチームはここのコーナが得意で不得意
なんだろうなと。それは現地でしか感じることができなかったので良かったと思います。
・大変に感じたこと
 走行後に部品のチェックをするんですが、そこで部品の不具合があったりすると翌日の走
行に影響が出るので頭を抱えることが多かったです。
・楽しいとかやりがいを感じる瞬間
 無事にマシンが走り出したときにやってよかったなって思います。
・今後にむけて
 今後は、021 の代のサポートと引き継ぎですね。良い流れを繋いで欲しいです。
学生のコメント3
■航空宇宙工学科3年 フレーム担当 車両開発責任者 松本郁実
 今年もマシンを走行させて行われる動的審査が開催されるか不安のなかプロジェクトが始まりました。コロナ化の影響で引継ぎも満足のいくように行われていなかったり、プロジェクトの開始が遅れたりするなどの不安もありました。その中でも一つ一つ姿を表していくマシンを見てモチベーションを高めて完成した形を大会に持っていくことができました。
 大会中も車検をなかなか突破できなかったり難しい判断を迫られたりする場面もありましたが、共にマシンを作ってきた仲間がいたから乗り越えられることができました。
 FAの先生からは「嬉しいときも悲しいときも一緒」という言葉を頂いていましたが、チームとして最後の感情を「嬉しい」で終えられたのはとてもよかったです。
 今年は19位という結果に終わりましたが、全体的に見れば「エンデュランスを完走しただけ」であるので、来年は「全種目完走」を目標にして車検に苦しまないチームにしていきたいと思っています。
 今年の大会は僕たちだけでなく、志半ばでチームを離れることになってしまった上二つの先輩方の思いも背負って参戦していたので、その方たちの目標としていた総合20位以内を達成したという報告をできて本当に嬉しいです。
MEMBERS
ボディ班
機械工学科3年 片山翔太朗 (班長) /三上夏輝(シャシー班と兼務)
航空宇宙工学科3年 松村雄太
機械工学科4年 鯉沼和希
機械工学科修士2年 安齋郁瑛
シャシー班
機械工学科3年 壹岐知寛 (班長)
航空宇宙工学科3年 松本郁実/髙橋佳大(プロジェクトリーダー)
機械工学科3年 添野航也/三上夏輝(ボディー班と兼務)
機械工学科2年 大川原育未/沼里一輝
機械工学科修士2年 石井悠太
エンジン班
精密機械工学科3年 中岡賢太郎 (班長)
機械工学科3年 荒井悠杜/石原寛正
精密機械工学科2年 森田晶博
航空宇宙工学科2年 福村乃菜
精密機械工学科4年 大山颯太/河原聖矢/阿部優希/森将介
1年生
電子工学科1年 増田雄大
機械工学科1年 高橋俊/染谷春希/小林真宙/大平嶺/小林竜也/堀田拓哉/蒋明駿/中村陸玖/北村康晴/川端健斗/小原鮎歩/古澤佑摩
精密機械工学科1年 高井月哉

【参加報告:円陣会】学生フォーミュラ日本大会2022

【参加報告:円陣会】学生フォーミュラ日本大会2022

【参加報告:円陣会】学生フォーミュラ日本大会2022

【参加報告:円陣会】学生フォーミュラ日本大会2022

【参加報告】鳥人間コンテスト2022 航空研究会この夏の記録

【参加報告】鳥人間コンテスト2022 航空研究会この夏の記録

3年ぶりのプラットホームは朝陽に照らされ黄金色に輝いている。

僕らはあきらめなかった。
1年生の夏からチームの代表をつとめる松田瑛樹君(航空宇宙工学科4年)は言う。
新型コロナウイルスがもたらした大学生活の変化は想像以上に状況を厳しくし、やめていく部員もいた。
気持ちに負けそうになったこともあったし、逃げたくもなった。
あきらめるのは簡単だけど、そうしなかった理由の一つに仲間の存在は大きい。
大学構内にも入れず、会えない時間もずっと支え合ってきた。
卒業した先輩たちも、心配してずっと変わらず支え続けてくれていた。
顧問の菊池先生も、いつも近くで状況を心配しながら応援し続けてくれている。

ここで終わらせられない理由もある。
機体を製作したのに飛べずに卒業していったメーヴェ37の先輩たちのためにも、何が何でも飛ばなければならない。
今年は、メーヴェ38チームがメーヴェ37(機体)で飛ぶ。
後輩たちにも琵琶湖の空を飛んでいるところをみせてあげたい。

今は、はっきりと思う。
挑戦はしてみることが大事だし、それをやり続けるということがもっと大事だと。
「ユメ」を言葉にし続ける。あきらめないこと。やりつづけること。
皆の口から、つらい経験で得た想いは同じだ。

琵琶湖の天気は変化が激しい。
前日夕方から強風が吹き荒れた琵琶湖は波打ち、
夏の太陽に照らされ時間とともにその輝きを増してくる。

順番が近づく。
昨夜の強風が思い返されるほどに風が吹き始める。
波立つ琵琶湖。
プラットホームの上は想像以上の風で翼をおさえるのもやっとだ。
風で翼をもってかれそうになる。

ゲートオープンの声がかかる。
パイロット内藤君の声が響く。

 「ペラまわします!」
 「右翼OK?」
 「左翼OK?」
 「テールOK?」
 「行きます!!」
 「3!」
 「2!」
 「1!」
 「GO!!!!!!」

メーヴェはまっすぐに滑り出した。
歓声があがる。
約33mある美しい翼が太陽をうけてきらめく。

風がますます強くなってくる。
機体が琵琶湖の上でピタッと止まる。
必死にペダルを漕いでいるのにまったく前に進まない。
踏ん張って踏ん張って漕ぎ続けるけれども、バランスが難しい。
右に行き左に行きそれでも必死に前に進もうという力強いメーヴェの姿がある。

会場全体が息をのむ。
「陸に近くなると危ない」
とアナウンスが流れ上空からのカメラに切り替えられ心配そうに見守る。
この瞬間にも内藤君はたたかっている。
聞こえないが、ボートの上の松田君も必死に叫んで勇気づけているだろう。

陸の方向に流されていくメーヴェ。
会場がざわめく。
先輩たち仲間たちがつくってくれたメーヴェはそう簡単には風に負けはしない。

翼が風で傾く。
それでもなんとか高度を保っている。
右へ。左へ。
やがて、懸命に風と戦った機体は湖面に静かに沈んでいった。

記録は、1834.92m

悔し涙で抱き合う2人に仲間達が駆け寄る。
記録としてはのびなかったが、あの風の中でよく前に飛ばしていった内藤君にあたたかい拍手がおくられた。
メーヴェ38はしっかりと伝統をつないでくれた。

「あすも飛ぶ」
その挑戦に限界はないという木村秀政先生の教えは、こうやって引き継がれていく。
その情熱はまったく変わらない。

そういえば、メーヴェが飛んでいる時に一羽のカモメのような鳥が一瞬横切った。
大竹先生だったのだろうか。
「よくやった。」と天国で安心していることだろう。

今年も応援してくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
鳥人間コンテスト大会運営の皆さま、一緒に高めあってきた他のチームの皆さまも、本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。
日本大学理工学部航空研究会は来年の挑戦に向け、新しいチーム、メーヴェ39・40が活動をはじめました。
どうぞこれからも応援をよろしくお願いいたします。

<4年生から一言>
 我々はM38として活動を開始した頃から新型コロナウイルスとの戦いでした。どうしたら琵琶湖の空を飛ぶことができるか。そんな話を顧問の先生としていたときに先生が急逝され、部内は不安で一色に染まり、誰しもがもう二度と琵琶湖の空へ帰ることはできないと覚悟しました。そんな中、学科の先生・OB、OGの先輩方など多くの皆さまのご助力のおかげで琵琶湖の空へ帰ることができました。
 生前大竹先生と話していた、琵琶湖で新記録を出して優勝したいという夢を叶えることはできませんでした。しかし、この思いを琵琶湖で後輩たちへ引き継ぐことができ、後輩たちは来年に向け今から活動を開始しています。
 これからも人が空を飛ぶという夢を叶え、日本大学理工学部だからこそできる大記録を目指し日々活動して参りますので応援の程よろしくお願いいたします!!

■M37
柴田・谷岡・橘・常廣・武士(航空宇宙工学科)
宇賀神・原田・望月(機械工学科)
佐々木(電子工学科)
加藤(物理学科)

■M38
後藤・内藤・西園・松田・柳下(航空宇宙工学科4年)
梶山(電子工学科4年)
林(まちづくり工学科4年)

【参加報告】鳥人間コンテスト2022 航空研究会この夏の記録

【参加報告】鳥人間コンテスト2022 航空研究会この夏の記録

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

8月4日~6日まで、建築学科では初めての試みである夏期集中講義「コンストラクションワークショップ」を行い、3年生37名が参加しました。その模様は、8月9日の「日刊建設工業新聞」に紹介されました。
これは、鉄筋の図面を作成し、実際に組み立てるという実践的な学びで、初日に、RC施工(鉄筋・型枠工事)、安全管理・危険予知活動等を講義で学び、配筋図の作成を実習し、次の2日間で、実際に鉄筋の組み立て、型枠の取り付け等の実習を行い、最終的に出来上がったものに対して先生方から審査、講評をしていただくというものです。
対応された先生方は、建築学科中田善久教授、宮田敦典助教、一ノ瀬賢一特任教授、新妻尚祐非常勤講師(東京都鉄筋業協同組合理事長)をはじめとし、実習では、理工学部卒業生の内田敬様(清水建設)、中田光様(大林組)、柿澤弘司 様(前田建設工業)、をはじめ、生産工学部卒業生の佐藤稔様(フジタ)、高橋太様(大成建設)と、現場で活躍する卒業生の皆様が、母校の後輩たちのために、熱心に指導をしてくださいました。

この「コンストラクションワークショップ」に参加した学生たちからは、
「現場の作業をわずかでも体験することができてよかった。RC造の接合部分の構造はとても細かく、一部分を作るだけでも技術者の大変さを実感した。」
「鉄筋をずれることなく組むことは、想像よりも気を張る大変な仕事だと思った。鉄筋製図を書く際や現場監督や現場管理で職人さん達の作業を確認する時に、今回の経験したことがきっと役に立つ。現場のリアルな技術を体験できたのは大変貴重。」
「日本大学には大変優秀なOBOGがいることを改めて実感。自分の環境が恵まれていることを再認識し、先輩方に負けないくらい活躍できる建築家になりたいと強く思った。」
「計算では柱単体梁単位でしか配筋のことは考えていなかった。しかし実際手を動かしてみると、柱と梁の結合部のことや、配筋が過密すぎると工事現場で組むのが大変ということを身をもって体験することができた。授業で感じた大変さをいかして工事現場の方々のことまで考えられる設計者を目指したい。」
「コンピューター上で建物をみていたのが、実際に組み立てることで建築に関する解像度が上がった気がする。」
等と様々な感想があり、貴重な経験から学んだことはとても多かったようでした。
そして、活躍する卒業生から直接指導をうけたこの3日間が、学生達の描く未来をより色鮮やかに輝かせることとなったようでした。

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

【実施報告】建築学科 「コンストラクションワークショップ」

【開催報告:オープンキャンパス(船橋キャンパス開催)】ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

【開催報告:オープンキャンパス(船橋キャンパス開催)】ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

8月5日(金)6(土)に、船橋キャンパスにて開催されましたオープンキャンパスですが、大変多くの皆さまにお越しいただきました。お暑い中ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

当日のプログラムはいかがでしたでしょうか。
土木・建築系、機械系、電気・電子系、サイエンス系のあらゆる分野を網羅した14もの学科、そして一般教育と短期大学部、様々な研究に挑んでいる現場を見ていただいたことと思います。

まずは、学生がシザーズ工法で製作した門「虹のシザーズ」が皆さまをお出迎えし、研究用のドローンが2機上空にあがった交通総合試験路では、学生の製作したフォーミュラカーが走行し、スマートモビリティ体験を行っており、大変賑やかな様子でした。フィールドでは木橋が製作され、大型実験施設では、流れの実験、波の実験などが行われ、マイナス30℃の氷海実験施設、大型の構造物試験センター、クリーンルームやプラズマ実験施設、CST ミュージアム等など、想像を超える設備に驚きの声があがっていました。
実際に製図の体験してみたり、溶かした金属でモノづくりをしたり、実験をしたり、工作をしたり、大型の電子顕微鏡でナノの世界をのぞいてみたり、ミニ講義は2日間で40タイトルが行われ、もう、理系の楽しさを存分に体感していただけたことと思います。
コロナ禍ということもあり、入場制限をさせていただいたところもありましたが、3年ぶりの夏のオープンキャンパスは、笑顔にあふれ、来場者の皆さまと一緒に、学生たちも教職員も、想像を超える未来を創造していく理工学部の活気あふれる雰囲気を楽しんだ2日間となりました。

学生たちは、いつか世界を変えていくであろう研究に日々挑んでいます。役に立ち、便利になり、人を笑顔にする。そして想像もしていなかったようなことを現実のものとしていく。
そのために、
机上の学びだけではなく、目の前にある大型研究施設を使いながら、実験に励み、数多くの失敗をしながら、頭を使い、手を動かし、仲間と力をあわせて目的を達成する手段を探る。
そういう日々は、人生の中の「大学生活」というものを、忘れることのできない特別な日々として、色鮮やかに輝き続けることと思います。

このオープンキャンパスで高校生の皆さまの選択肢がより広がり、ますます未来が輝きはじめるきっかけとなりましたら本当にうれしいことと思います。

日本大学理工学部には、夢をリアルにする環境が整っています。

「CST×DREAM 好奇心は想像を超えてゆく。」

日本大学理工学部の秋のオープンキャンパス「船橋キャンパスウォッチング」は10月30日(日)。桜理祭(学部祭)と同時開催です。
申し込み開始は9月30日(金)を予定しております。

日本大学理工学部は、
学生、教職員一同、皆さまとまたお会いできますことを心から楽しみにしております。

【開催報告:オープンキャンパス(船橋キャンパス開催)】ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

千葉県警察からの協力依頼により、2022年度第1回目のサイバーウォッチャー研修会および委嘱式を船橋校舎で行いました。

千葉県警察からの協力依頼により、2022年度第1回目のサイバーウォッチャー研修会および委嘱式を船橋校舎で行いました。

日本大学理工学部は、千葉県警察とサイバーセキュリティパートナーシップ協定を締結しております。その一環で、2022年度もサイバーウォッチャー募集への協力依頼があり、応用情報工学科の五味悠一郎准教授が理工学部と理工学研究科の学生に呼びかけ、複数学科専攻からの応募がありました。

学生達は6月29日(水)に船橋校舎にて、サイバーウォッチャーとしての心構えや発見した際の報告の手順について千葉県警察主催の研修を受け、サイバーウォッチャーの委嘱状を受領しました。昨年と一昨年は対面での実施が見送られたため、久しぶりの対面実施ということもあり、熱心に受講していました。予定が合わなかった学生を対象として、同一内容にて7月にもう一度実施予定です。

このように、理工学部と理工学研究科では実務を通して学びと社会貢献を両立させる取り組みを行っており、他にも、中小企業のセキュリティ診断など学科専攻横断による学生プロジェクトなど、産官学連携を実践しています。

※サイバーウォッチャーとは
インターネットを利用中に発見した違法情報や有害情報などを、千葉県警察やIHC(インターネット・ホットライン・センター)へ報告するボランティア活動です。千葉県警察より公式に委嘱される、履歴書にも記載可能な経歴となります。

千葉県警察からの協力依頼により、2022年度第1回目のサイバーウォッチャー研修会および委嘱式を船橋校舎で行いました。

千葉県警察からの協力依頼により、2022年度第1回目のサイバーウォッチャー研修会および委嘱式を船橋校舎で行いました。

千葉県警察からの協力依頼により、2022年度第1回目のサイバーウォッチャー研修会および委嘱式を船橋校舎で行いました。

【開催報告】「オープンキャンパスー駿河台入試フォーラムー」笑顔と活気に溢れたオープンキャンパスとなりました。

【開催報告】「オープンキャンパスー駿河台入試フォーラムー」笑顔と活気に溢れたオープンキャンパスとなりました。

オープンキャンパス-駿河台入試フォーラム-にお越しいただきました高校生の皆様、そしてご家族の皆様、大変お暑い中、お越しいただきまして、誠にありがとうございました。
人数の制限をさせていただきながらも、久ぶりに多くの高校生の皆様をお迎えして対面型での開催となり、笑顔溢れる楽しく活気にあふれたオープンキャンパスとなりました。
当日は、理工学部14学科と短期大学部が理工系の楽しさを体感していただくべく、それぞれ見るだけではなく、工作や実験等「体験型」の学科独自のプログラムをたくさん用意させていただきましたが、皆さまいかがでしたでしょうか?
卒業設計、マイクロロボット、宇宙エレベーターのクライマー、人工衛星、化学の授業で使用する実験道具等など数多くの展示の他に、製図体験、スマートモビリティ体験、1万度のプラズマ体験、スピーカーの実験、各種シミュレーター、木組みの橋の制作、学科ごとのミニ講義等など、皆さん時間が足りなかったのではないでしょうか。
さて、日本大学理工学部では、人工衛星の開発、エネルギー・環境問題解決のための触媒材料開発、次世代ネットワークと応用計測の研究開発、海洋再生エネルギーの研究、スマートシティの研究、環境・防災まちづくりの研究、新素材の開発、AI手術助手ロボットの研究、火星飛行機のためのMABE-2の航法・誘導・制御系の研究、燃料電池の研究、ディジタル信号処理技術による信号品質改善に関する研究等など、14学科の特徴をいかして幅広い分野で様々な研究が行われ、学生達は躍動的な大学生活を送っています。

-好奇心は、想像を超えてゆくー

高校生の皆さんは、これからいろいろな挑戦をする機会が待っています。日本大学理工学部で、挑戦することの苦しさと共にその結果得られる多くの喜びを体感し、大きな夢を描いていただければ幸いです。
夏のオープンキャンパスは8月5日(金)6日(土)。今度は船橋キャンパスが舞台です。大型実験施設を全て公開してのスケールの大きなオープンキャンパスで、学生達が日々未踏の領域に挑戦を続ける現場を体感してください。申込は7月1日(金)から日本大学理工学部ホームページにて開始をいたします。
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。