日本大学理工学部 日本大学大学院理工学研究科
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研究者情報

ロボットに命をふきこむ

精密機械工学科

齊藤 健教授/博士(工学)

KEN SAITO

専門

アナログ回路、マイクロロボティクス、ニューロロボティクス、BMI

キーワード

マイクロロボット

最近、テレビや新聞などで外科手術を支援するロボットを目にする機会が多くなりました。究極の医療ロボットはどのようなロボットでしょうか?我々は世界最小の歩行型ロボットを開発しています。作製したマイクロロボットはミリメートルサイズですが、将来的にマイクロメートルサイズに小型化する事で、人体の内部で外科手術ができるロボットを目標にしています。

次世代型ロボット

人工知能は独自の進化を遂げ、将棋や碁などでは人間は敵わない時代になりました。しかし、膨大なデータの中から最適な解を求めることは得意ですが、新たな解を生み出すなどの、生物の脳が得意とする情報処理は苦手です。我々は、生物の脳を電子回路で模倣したニューロデバイスを搭載した、次世代型のロボットを世界に先駆けて開発しています。

ブレーン・マシン・インターフェース(BMI)

ロボットは年々進化していますが、刻々と変わる状況下で自律的に活動することは難しく、オペレータがリモコンやジョイスティックなどを使用してコントロールする場面が多々あります。BMIは、頭に思い描くだけでロボットを自在に操ることができる新しい技術です。手足を動かせない脊髄損傷の患者が、ロボットの体を借りて自由に動き回れる技術を目指しています。

メディア出演

Forefrontとやまの医療最前線2014(北日本放送:2014)、JAL機内CM(2015)、AERA広告記事(2016)、産経新聞社科学面「万象」(2019)